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ルートID: r1179 ☃ 雪山 日帰り 志賀・草津・四阿山・浅間 2019年12月

烏帽子岳・湯ノ丸山
えぼしだけ / ゆのまるやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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10月
11月
12月
冬山初心者から中級者まで楽しめる、歩き応え満点の湯ノ丸山と烏帽子岳。
長野県の東信地方は気温が低いので雪質がよく、気持ちの良い冬山を楽しめます。
※2019年12月01日更新
ルート長8.2km
登り標高差374m
下り標高差374m
行程概要: ツツジ平駅(1841m) → 鐘分岐(1859m) → 湯ノ丸山(2101m) → 小梨平分岐(1857m) → 小烏帽子岳(2042m) → 烏帽子岳(2066m) → 小烏帽子岳(2042m) → 小梨平分岐(1857m) → 中分岐(1824m) → 臼窪湿原分岐(1783m) → 烏帽子岳登山口(1731m)

【浅間山】烏帽子岳・湯ノ丸山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 山頂からの素晴らしい展望
  • 冬山の足慣らしに最適
  • 冬山・雪山の入門的ルート
モデルプラン
1日目
歩行時間:6時間
湯ノ丸スキー場〜中分岐〜鞍部〜烏帽子岳〜鞍部〜湯ノ丸山〜コンコン平〜湯ノ丸スキー場
登山計画書作成 《ヤマレコらくルート》
http://yamare.co/8IxHo4
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/Ed8PlO
コース概要 湯ノ丸スキー場から歩き始める。
正面のゲレンデを登るが、リフトの営業が始まっていればそちらを利用しよう。
ゲレンデの最上部からわずかに進むと東屋を通過、やや緩く下れば鐘が建つ臼窪湿原との分岐点にたどり着く。
ここから湯ノ丸山への登りが始まるが、頂上が近づくにつれ急な登りとなる。
山頂からは北アルプスや八ヶ岳・富士山などの素晴らしい展望が楽しめる。これを存分に堪能したら烏帽子岳に向かおう。
小梨平と呼ばれる鞍部まで下ると烏帽子岳の登りとなる。
斜面をトラバース気味に登ると尾根上へ登り詰める。
ここからは小岩峰の小烏帽子を越えて烏帽子岳へと登っていく。
山頂からは湯ノ丸山同様、素晴らしい大パノラマを楽しむことができるだろう。
下山は小梨平から巻き道をたどり、臼窪湿原へと降り立つ。
あとは林道に出れば、スキー場まではわずかな距離だ。
計画書提出先 長野県警察本部または上田警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり。
宿泊 なし。
交通 JR北陸新幹線佐久平駅より千曲バス(湯ノ丸行き:1,370円)にて湯ノ丸バス停へ。
※運行本数が少ないので下記を参照のこと。
http://chikuma-bus.com/
駐車場 湯ノ丸スキー場に無料駐車場がある。
※除雪作業の邪魔にならないよう駐車すること。
アドバイス 強い冬型の気圧配置時には深い雪に阻まれることになるので注意が必要だ。
技術的には容易だが冬山であることを忘れずに準備を整えて入山しよう。
念のためワカンやスノーシューの携帯をおすすめする。
行程がやや長いので時間の管理を忘れずにしたい。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《湯楽里館》
北アルプスや八ヶ岳を望む高台にある日帰り温泉施設。営業時間が長く使用料も安価だ。
http://tomi-kosya.com/yurari/
おすすめ周辺情報 《そば茶屋 さくら》
細目で腰のある蕎麦が特徴。更科蕎麦と十割蕎麦の盛りはおすすめの一品。小鉢や天ぷら・デザートなどどれも美味しい。
https://goo.gl/maps/tRuhMuVUC6EyFdLt8
《ニューフライパン》
昔ながらの洋食店。安くてボリューム満点の料理はどれを食べても満足度が高い。
https://goo.gl/maps/AJZY5XqceuDLtWP28
《幸村麺工房》
丁寧に作られた濃厚なスープが特徴的なラーメン店。週末は多くの人で賑わう人気店だ。
https://goo.gl/maps/R1tz2BJAAaP3Zqdz7
《やま別館》
地域密着型のレストラン。しょうが焼き定食や鶏のから揚げなどは地元の人々から愛される人気の一品。
https://goo.gl/maps/9gqr3eEbCmKgtC357
《ちるちる》
ジェラート専門店。様々なフレーバーがあるがどれも美味しく頂ける。店外にはヤギが飼われており景色もよい癒しの空間だ。
https://goo.gl/maps/pWNU8as9VvefU9Aj9
1
地蔵峠にある湯ノ丸スキー場から歩き始める。
自家用車の場合はスキー場の駐車場に停めることが可能だ。
2
リフトの運行前であればゲレンデの脇を登っていこう。
営業を開始していればスキーヤーとの接触を避けるためリフトを使用した方がよい。
3
スキー場の最上部で装備を整えて湯ノ丸山へ向かう。
足元はスノーシューまたはワカンを使用すると安定して歩くことができる。
4
正面の湯ノ丸山を望みながら緩やかな斜面を登っていく。
5
わずかに進むと東屋(休憩所)を通過する。
6
東屋から緩く下ると臼窪湿原への分岐を通過する。
ここには鐘が設置されているので目印となるだろう。
7
鐘の分岐を通過すると湯ノ丸山への登りだ。
山頂が近づくに従って急な登りとなる。
8
正面の視界が一気に開けると山頂の一角となる。
北アルプスの山々が連なる素晴らしい大パノラマが広がる。
9
わずかに進めば湯ノ丸山の山頂に到着する。
ここは風が強く雪は飛ばされ地面が露出していることが多い。
10
山頂から望む穂高連峰。
左端の小さなピークは明神岳。そこから前穂高岳・吊尾根・奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳と続く。
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こちらは表銀座方面と槍ヶ岳。
手前に常念岳・横通岳・東大天井岳・大天井岳と連なる。後方には南岳から槍ヶ岳の稜線を目視できる。
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後立山連峰。
左端は長大な八方尾根を従える唐松岳。不帰2峰・白馬鑓ヶ岳・杓子岳・旭岳・白馬岳・小蓮華岳・白馬乗鞍岳を望む。
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北東方向の山々は頚城山塊だ。
頚城駒ヶ岳から雨飾山・焼山・火打山・黒姫山・妙高山と並ぶ。
手前には一夜山や戸隠山・飯縄山などの山々も確認できる。
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北には志賀高原の横手山や岩菅山・苗場山を望む。
他にも富士山や谷川連峰・条件が良ければ奥日光の山々まで見渡せる。
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湯ノ丸山から正面に見える烏帽子岳へ向かう。
ここから先はトレース(踏跡)がない場合がある。自信がなければ引き返すことも一考しよう。
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湯ノ丸山から下り切った鞍部は小梨平分岐だ。
ここから出発地点の地蔵峠へ戻ることもできる。
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烏帽子岳から南に伸びる尾根をトラバース気味に登っていく。
18
鞍部から45分ほどで稜線上にたどり着く。
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烏帽子岳へと続く雪稜を登っていく。
途中の小岩峰(小烏帽子)を通過すれば間もなく烏帽子岳だ。
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湯ノ丸山から2時間ほどで素晴らしい展望をほこる烏帽子岳の山頂に到着する。
21
佐久平を挟んで真南の方向にそびえる富士山。
左に見える岩峰は小川山から瑞牆山に続く稜線だ。
22
立山連峰から剱岳を望む。
手前の山は赤沢岳と鳴沢岳・爺ヶ岳だ。
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一際目立つ白馬三山。
左から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・旭岳・白馬岳。手前には小日向山も確認できる。
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正面に富士山・八ヶ岳連峰を望みながら下山に取り掛かる。小梨平分岐の分岐までは往路と同じ道をたどる。
25
小梨平の分岐を右に進む。
これは湯ノ丸山を巻いて地蔵峠へと戻る巻道だ。
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鐘の分岐からの道を合わせると臼窪湿原だ。
ここは吹雪いていると帰路を失いやすい。十分に注意したい所だ。
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臼窪湿原を抜けると林道と合流する。あとはこれを下れば地蔵峠へと至る。
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地蔵峠へ到着する。
この周回コースは時間の管理が重要だ。予定よりも遅れている場合は無理をして烏帽子岳へは向かわないこと。
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【入浴】
「湯楽里館」は北アルプスや八ヶ岳を望む高台にある日帰り温泉施設。
営業時間が長く使用料も安価だ。
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【おすすめ周辺情報】
「そば茶屋 さくら」は細目で腰のある蕎麦が特徴。
更科蕎麦と十割蕎麦の盛りはおすすめの一品。小鉢や天ぷら・デザートなどどれも美味しい。
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【おすすめ周辺情報】
「ニューフライパン」は昔ながらの洋食店。
安くてボリューム満点の料理はどれを食べても満足度が高い。
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【おすすめ周辺情報】
「幸村麺工房」は丁寧に作られた濃厚なスープが特徴的なラーメン店。
週末は多くの人で賑わう人気店だ。
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【おすすめ周辺情報】
「やま別館」は地域密着型のレストラン。
しょうが焼き定食や鶏のから揚げなどは地元の人々から愛される人気の一品。
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【おすすめ周辺情報】
「ちるちる」はジェラート専門店。
様々なフレーバーがあってどれも美味しく頂ける。店外にはヤギが飼われており景色もよい癒しの空間だ。
※上記の情報は記事更新日(2019年12月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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