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ルートID: r26 初級 日帰り 富士・御坂 2017年2月

高川山
たかがわやま

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
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ビギナーでも十分楽しめる山で秀麗富嶽十二景のひとつ「高川山」はその十一番山頂。富士の展望と歩き応えのあるルートは週末のハイキングに最適です。
※2017年02月01日更新
ルート長8.4km
登り標高差518m
下り標高差615m
行程概要: 高川山登山道入口(557m) → 高川山コース分岐(565m) → 高川山(975.7m) → 天神峠 → 峯山(584m) → オキ山(512m) → むすび山(463m) → むすび山登山口 → 大月駅(360m)

【中央線沿線・前道志】高川山の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 秀麗富嶽に恥じない富士山の展望
  • 歩き応えのあるロングルート
  • 都心からのアクセスに優れる
モデルプラン
1日目
歩行時間:5時間15
初狩駅〜自徳寺〜登山口〜男坂〜高川山〜馬頭観音〜天神峠〜むすび山〜大月駅
コース概要 JR中央本線の初狩駅から歩き出す。
最初は街中を抜けるが、登山口への道標が完備されているので目で追いながら歩いていく。林道を緩く登れば簡易トイレが設置された登山口に到着する。
ここからは急登となるが、わずかな距離で男坂と女坂の分岐に到着だ。
紹介している男坂は急な登りが続くので、足に自信がなければ女坂を登ってもよい。
男坂は岩混じりの登りとなり、息が上がる急登だが女坂と合流して尾根に上がれば緩やかな気持ちの良い道へと変わる。
ここをわずかにのぼれば高川山の山頂に到着だ。
山頂からむすび山方面へは急な下りから始まる。所々にロープが設置されており、また霜が融ける時間帯はぬかるみとなり滑ることがあるので注意が必要だ。
田野倉方面への分岐を分け、気持ちの良い尾根道を進めば天神峠に到着する。
峠からはひと登りで峯山だが、むすび山までは細かなアップダウンを交えながらさらに尾根道が続く。
むすび山まで来れば大月の市街地までは間もなくだ。
国道20号線の車に注意して桂川を渡り、そのまま直進すれば大月駅に到着する。
計画書提出先 山梨県警察本部または大月警察署地域課
※初狩駅に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし
交通 JR中央本線初狩駅より。
駐車場 登山口に駐車スペースあり。
アドバイス 登山道はよく整備されている。
細かい枝尾根が多いので迷いこまないように注意が必要だ。
雪が積もることもあるので軽アイゼンを持参したい。
サブコース 逆コースは前半の長い登りに時間を費やしてしまうのでおすすめできない。
エスケープルート 天神峠から国道20号線へ下ることができるが年々荒れが増しているので注意が必要だ。
入浴 《大月市総合福祉センター》
駅から離れているので徒歩の場合は少々不便だ。
なお駅から徒歩圏内に入浴施設は無い。
https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/86
おすすめ周辺情報 《うづき》
中華料理の食堂といった感じ。餃子はもちろんのこと中華そばも絶品だ。
https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/96
《古民家麺処かつら》
こちらはおつけだんごと餅が入った「大月餃子」が美味しい。
https://otsuki-kanko.info/category/content-page/view/116
ビッキー ビッキーは孤高の犬だ。
決して近づかず、それでいて物哀しく優しい顔つきで一定の距離を保って山頂に佇む犬が「ビッキー」だった。
2001年頃から山頂に姿を現していたようだが、首輪をしていることから飼い犬だったようだ。
なぜこの犬がここに住むようになったかは謎だが、この犬は本当に人から愛されていた。
一部からは保護をしたい旨の話があり、市が捕獲を試みたこともあったが失敗。
以後、亡くなる2010年秋まで幾多の登山者を見守りながらここに住み続けた。
今、この犬の亡骸は登山口にほど近い自徳寺に眠っている。
大月市と寺の住職の好意で、高川山を望む大きな銀杏の木の下に。
そして山頂には、この犬を忍ぶアルバムと日記が保存されている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/高川山
http://otsuki-kanko.info/news/4757.html
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JR中央本線の初狩駅からスタート。
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駅から国道20号線に向かってしばらく歩けばローソンがある。
買い物が必要な人はここで。
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登山口までは道標が完備されているので迷うことはないだろう。
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林道を緩やかに登っていく。
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そのまま進めば高川山登山口に到着する。
簡易トイレなどがあり、車の駐車スペースもある。
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のっけから急登が続く。
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ひと登りで男坂と女坂の分岐だ。
男坂のほうが急勾配だが距離は短い。
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なかなかの急登が続く。
一部岩混じりの所もあるので転倒には注意。
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女坂との合流点からは富士山を一望。
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尾根上に出ると気持ちの良い小径が山頂まで続く。
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高川山に到着。
秀麗富嶽らしく真正面に富士を望む素晴らしい山頂だ。
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高川山からの富士山は本当に素晴らしい。
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山頂にあるビッキーの祠。
中には日記とアルバムが収められている。
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亡くなる年に撮影されたビッキー。
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祠の中に収められているアルバム。
ビッキーの写真が多く保管されている。
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ビッキーについて。
本当に多くの人に愛された犬だったことがわかる。
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高川山を後にしてむすび山へ向かう。
山頂からはいきなりの急下降。
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眼下にはリニアの実験線が見える。
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田野倉・禾生駅方面の分岐を通過する。
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分岐を過ぎると細かなアップダウンを交えた気持ちの良い尾根道が続く。
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天神峠の手前にある馬頭観音の祠。
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天神峠からは花咲を経由して国道20号線へ下ることができるが年々道は荒れを増しているので注意が必要だ。
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峠からひと登りすれば峯山に到着する。
ここがP7となっていてP0まで細かなアップダウンを繰り返しながら尾根道が続く。
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右手には田野倉の街並み。
里山らしい雰囲気満点。
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むすび山に到着。
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緩く下り民家の庭先に出ると間もなく下山口となる。
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国道20号線に出て桂川を渡る。
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大月駅に到着。
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初狩の自徳寺。
高川山を正面に望む大イチョウの根本にビッキーは眠っている。
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今でもお花やお供えが途切れることはない。
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【入浴】
周辺に温泉施設は無いが大月市総合福祉センターで入浴が可能。
駅からやや離れているのが難点。
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【おすすめ周辺情報】
中華食堂「うづき」の餃子は絶品。
締めはラーメンでも炒飯でも。
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【おすすめ周辺情報】
「うづき」の酢豚。
見てるだけでも美味しそうだ。
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【おすすめ周辺情報】
「うづき」の中華そば。
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【おすすめ周辺情報】
駅前にある「古民家麺処かつら」はおつけだんごが美味しい。
そしてここの餃子も絶品だ。
※上記の情報は記事更新日(2017年02月01日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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