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ルートID: r367 中級 日帰り 東北 2019年6月

会津朝日岳
あいづあさひだけ

濃い緑山行に最も適した時期 薄い緑山行に適した時期
1月
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9月
10月
11月
12月
豊かな自然に恵まれた奥只見の秘峰。
山深いブナの原生林をたどり、ヒメサユリが咲く急峻な尾根を登り詰めれば、そこには素晴らしい大展望が待っています。
毎年6月上-中旬に山開きが行われるので、それに合わせての山行もおすすめです。
※公開日:2019年05月30日
ルート長10.6km
登り標高差1077m
下り標高差1077m
行程概要: 会津朝日岳登山口(590m) → 三吉ミチギの水場 → 人見ノ松 → 叶の高手(1430m) → 熊ノ平 → 会津朝日岳避難小屋(1360m) → バイウチの高手(1501m) → 小幽沢ノカッチ → 会津朝日岳(1624m) → 小幽沢ノカッチ → バイウチの高手(1501m) → 会津朝日岳避難小屋(1360m) → 熊ノ平 → 叶の高手(1430m) → 人見ノ松 → 三吉ミチギの水場 → 会津朝日岳登山口(590m)
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【荒沢岳】会津朝日岳の詳細解説

\ おすすめポイント /
  • 残雪と新緑のコントラストが美しい
  • 変化に富んだルート
  • 雪解けと同時に開花する花々
  • 日本二百名山
モデルプラン
1日目
歩行時間:8時間10
赤倉沢登山口〜三吉ミチギ〜人見ノ松〜叶ノ高手〜避難小屋〜会津朝日岳〜往路下山〜赤倉沢登山口
山と高原地図 《ヤマプラ》
http://yamare.co/qCP2pO
コース概要 赤倉沢登山口から歩き始める。
赤倉沢に沿って緩やかに登ると数回の渡渉を経て三吉ミチギの水場に到着する。残雪期以外はここが最終水場になるので覚えておこう。
道は人見ノ松に向かって登り始めるが、つづら折れの急登が続く。
人見ノ松から叶ノ高手までは岩混じりの尾根をたどる。登山道脇にはヒメサユリが美しく咲きほこる。
叶ノ高手から鞍部に向かって緩やかに下るが、例年であればこの周辺で残雪を見る。
熊ノ平から避難小屋脇を通ると、いよいよ会津朝日岳に向かって急な雪壁を登ることになる。
雪が少ない年でもザレ場と岩場混じりの草付きが続くので、滑落には十分注意したいところだ。
頂稜に登り詰め、やや痩せた岩稜を進むと会津朝日岳の山頂に到着する。
下山を往路と同じ道をたどるが、上部の急斜面では慎重な行動をお願いしたい。
計画書提出先 福島県警察本部または南会津警察署地域課
※登山口に登山計画書提出ポストあり
宿泊 なし。
※交通の便が悪い所なので前泊することをおすすめする。
交通 JR只見線只見駅よりタクシーにて登山口へ。
※只見駅-登山口間はタクシーで約25分(4,000-5,000円)程度。
駐車場 赤倉沢登山口に無料駐車場あり。
※山開きの日は指定臨時駐車場からバスが運行される。
アドバイス 早朝から行動する場合は周辺に前泊するとよい。
1日の行程が長いので早出を心掛けよう。
天候が急変しやすい山なので十分な注意が必要だ。
残雪の状況によりアイゼン・ピッケルを持参すること。
山頂直下の岩場は急でザレている。滑落には十分注意したい。
サブコース 特になし。
エスケープルート 特になし。
入浴 《季の郷 湯ら里》
登山口から車で30分ほどの所にある宿泊施設。日帰り入浴も可能で山開きの際には割引券が配布される。
https://www.yurari.co.jp/
おすすめ周辺情報 《美好食堂》
只見駅のそばにある大衆食堂。自家製手打ち麺を使用したラーメンは昔懐かしい味わいで遠方から来るファンも多い。
https://goo.gl/maps/FGw94jHtrNE1R6Zk8
《ビストロ叶屋》
本格的な洋食を楽しめる。地元の食材にこだわり会津地鶏やコレナイ豚を使ったパスタはおすすめの一品。
http://www.bistrokanouya.server-shared.com/#
《マトンケバブ》
只見町のB級グルメ。田子倉ダム建設時に精肉店が七輪で焼いた味付けマトンを労働者に提供。それを皆が好んで食べたことが由来だ。
http://muttonkebab.com/
《こみと屋》
素朴な手作りパンの店。イートインスペースがあり焼きたてのパンを食べることができる。フレンチトーストは至極の一品。
https://www.facebook.com/commit.ya/
1
赤倉沢登山口から会津朝日岳に向けて歩き始める。
行程が長いので早い時間から歩き始めたい。
2
すぐに赤倉沢を渡る。
登山道は沢沿いを緩やかに登っていく。
3
何回か沢の渡渉を繰り返しながら標高を上げていく。
三吉ミチギの水場まではそう急な登りもなく歩きやすい道が続く。
4
やや勾配が急になると沢身を歩くようになり三吉ミチギの水場に到着する。
残雪期以外はここが最終水場となる。
5
三吉ミチギを通過すると人見ノ松まではつづら折れの急な登りが続く。
雨上がりなどは滑りやすいので足元に注意しよう。
6
この辺りから様々な花が咲き始める。
イワウチワの花言葉は「春の使者」。雪が解け始めると一斉に開花する。
7
イワカガミも多く見られる。
これはオオイワカガミと一般的に言われているが遺伝構造解析で全て同種(イワカガミ1種)ということが判明している。
8
所々に咲くギンラン。
多く見られるものでもなく県によっては準絶滅危惧に指定されている。
9
三吉ミチギから1時間ほどで人見ノ松に到着する。
特徴的な松の木があり視界が開ける。
10
叶ノ高手への稜線は日当たりのよい明るく開放的な岩尾根が続く。
11
ヒメサユリの名称で知られるオトメユリは日本の固有種。
国内では準絶滅危惧指定。国際自然保護連合でも(EN(絶滅危惧)に指定されている。
12
足元にはアカモノがひっそりと咲く。
秋には甘く真っ赤な偽果を付ける。名前の由来は「赤桃」の訛りだ。
13
人見ノ松から1時間弱で尾根上の小ピークとなる叶ノ高手に到着する。
14
大クロベの木を跨いで通過すると鞍部に向けて緩く下り始める。
15
ツツジの仲間のウラジロヨウラク。
ヨウラク(瓔珞)は仏様が身に付けている釣鐘状の宝飾品のことだ。
16
この辺りにはアズマシャクナゲも多く生育している。
開花直後は色が濃く日を追うごとに薄くなっていく。
17
正面に姿を現す会津朝日岳の頂稜部。
左には鋸歯と呼ばれる険しい岩稜が続いている。
18
鞍部への下り残雪を見ることがある。
不安に思う場合はアイゼンを使用して確実に下ろう。
19
鞍部からわずかに進むと熊ノ平を通過する。
傍には会津朝日岳避難小屋が建つが緊急以外の宿泊は不可だ。
20
雪が融けたところから開花を始めるシラネアオイ。
日本の固有種(1属1種)で福島県では準絶滅危惧に指定されている。
花弁(花びら)はなく回りの薄紫の部分は萼だ。
21
可憐なカタクリも花を咲かせる。
この花の祖先は約3,000万年前に出現しており類人猿の誕生と一致する。
草類としては異例の寿命(50年)をほこる。
22
残雪が見られない年はブナの原生林に登山道が続く。
新緑が美しく気持ちの良いところだ。
23
いよいよ頂稜部の岩場に取付く。
雪が多い年と少ない年では状況がまったく変わるので下記を参照のこと。
24
雪の多い年は頂稜直下まで急雪壁を登る。
ここはアイゼンを装着することが望ましい。
25
雪がない年はザレと岩場が連続する草付きを登る。
非常に滑りやすいので足元に気を付けて登りたい。
26
頂稜に抜けるとわずかに痩せた岩稜帯を進む。
すれ違いには細心の注意を払おう。
27
日当たりのよい頂上周辺にはオトメユリ(ヒメサユリ)が多く咲く。
28
サラサドウダンはツツジの仲間。
日本の固有種で花言葉は「明るい未来」だ。
29
赤倉沢登山口から4時間ほどで会津朝日岳に到着する。
山頂は狭いが素晴らしい大パノラマが広がる。
30
真北の方向には守門岳と浅草岳がそびえる。
眼下に見えているのは田子倉湖だ。
31
南西方向には未丈ヶ岳から越後駒ヶ岳・中ノ岳・荒沢岳を望む。
32
越後三山の左側には平ヶ岳と至仏山が大きな姿を見せる。
手前は丸山岳へと続く稜線。
33
平地からは肉眼で捉えることが難しい猿倉山・毛猛山・前毛猛山を一望。
34
山頂を後にして下山する。
往路と同じ道をたどるが上部の岩場・雪渓は足元に注意して慎重に下ろう。
35
【開山祭】
毎年6月の初-中旬には開山祭が開催される。
黒谷川沿いの臨時駐車場からシャトルバスの運行も行われる。
36
【開山祭】
記念品の山バッジ。
毎年生き物のデザインが変更されている限定品だ。
37
【開山祭】
下山後には冷たい麦茶や甘酒も振舞われる。
日程が合えばぜひ参加してみよう。
38
【入浴】
「季の郷 湯ら里」は登山口から車で30分ほどの所にある宿泊施設。
日帰り入浴も可能で山開きの際には割引券が配布される。
39
【おすすめ周辺情報】
「美好食堂」は只見駅のそばにある大衆食堂。
自家製手打ち麺を使用したラーメンは昔懐かしい味わいで遠方から来るファンも多い。
40
【おすすめ周辺情報】
同じく「美好食堂」のソースカツ丼。
甘くスパイシーなソースが美味く自家製ラーメンと並ぶ人気メニューだ。
41
【おすすめ周辺情報】
「ビストロ叶屋」では本格的な洋食を楽しめる。
地元の食材にこだわり会津地鶏やコレナイ豚を使ったパスタはおすすめの一品。
42
【おすすめ周辺情報】
「マトンケバブ」は只見町のB級グルメ。
田子倉ダム建設時に精肉店が七輪で焼いた味付けマトンを労働者に提供。それを皆が好んで食べたことが由来だ。
43
【おすすめ周辺情報】
「こみと屋」は素朴な手作りパンの店。
イートインスペースがあり焼きたてのパンを食べることができる。フレンチトーストは至極の一品。
※上記の情報は記事公開日(2019年05月30日)時点の情報です。最新の情報については、出発前に現地の各関係機関にお問い合わせいただく事をおすすめします。

※本記事内にて各山域に生息する動植物の紹介を行う場合がありますが、自然保護区域への立ち入りや希少生物の採取・捕獲・譲渡・販売等は、法令により禁じられています。多くの方が自然を楽しみながら登山ができるよう、動植物の保護にもご協力ください。
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