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Yamareco

記録ID: 2676872
全員に公開
トレイルラン
谷川・武尊

谷川岳→平標山→三国峠(日帰り・群馬県境稜線トレイル)

2020年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
crz4649 その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
11:26
距離
25.3km
登り
3,010m
下り
2,613m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:27
休憩
1:59
合計
11:26
5:32
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天候回復を待つため、谷川岳肩の小屋での1時間の停滞を余儀なくされたが、日没前に三国峠下の駐車場に下山することが出来た。
天候 曇・ガス・晴・新潟県側からの強風で極寒
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧月夜野町の某コンビニに3時30分頃集合。まずはゴール地点である三国トンネル群馬県側出口付近の駐車場に向かい、筆者の車を停めた。その後H氏の車に乗り換え、スタート地点である白毛門登山口の駐車場に向かい、H氏の車を停めた。ゴール後は、筆者の車で白毛門登山口の駐車場に戻り、その場で解散した。
コース状況/
危険箇所等
谷川岳から平標山までの稜線は、常時新潟県側からの極寒の強風にさらされ、ヤセ尾根では突風による転落の危険性があった。また、極寒の強風は、低体温症に陥るリスクをはらんでいた。携帯電話の電波が届きにくかった。
その他周辺情報 登山後は、猿ヶ京温泉の日帰り温泉施設である「まんてん星の湯」で、汗をながした。日帰り入浴3時間以内で800円。
未明に白毛門登山口駐車場からヘッドライトをつけ登山開始。まずは日本3大急登である西黒尾根の登り。雲間からの太陽の光が美しい。
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未明に白毛門登山口駐車場からヘッドライトをつけ登山開始。まずは日本3大急登である西黒尾根の登り。雲間からの太陽の光が美しい。
西黒尾根の鎖箇所。蛇紋岩は滑りやすい。かなりの高度感がある。
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西黒尾根の鎖箇所。蛇紋岩は滑りやすい。かなりの高度感がある。
ラクダのコブから谷川岳を望む。山頂付近の天候が怪しい。
2020年10月25日 07:04撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 7:04
ラクダのコブから谷川岳を望む。山頂付近の天候が怪しい。
やはり積雪していた。登るごとに気温もぐんぐん低下する。
2020年10月25日 07:29撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 7:29
やはり積雪していた。登るごとに気温もぐんぐん低下する。
谷川岳トマの耳登頂。新潟県側からの、まともに立っていられない程の猛烈で冷たい強風の為、写真を撮って、すぐに肩の小屋に避難した。2か月半前にココに来た時は、暑さでヤラれていたのに。
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谷川岳トマの耳登頂。新潟県側からの、まともに立っていられない程の猛烈で冷たい強風の為、写真を撮って、すぐに肩の小屋に避難した。2か月半前にココに来た時は、暑さでヤラれていたのに。
肩の小屋。極寒の強風をしのぐ為、一時避難。小屋でココアを飲みながら、天候の回復を待つ。天神尾根経由で下山することも考えたが・・・
2020年10月25日 08:03撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 8:03
肩の小屋。極寒の強風をしのぐ為、一時避難。小屋でココアを飲みながら、天候の回復を待つ。天神尾根経由で下山することも考えたが・・・
1時間後にはこのような素晴らしい景観となった為、予定から1時間遅れではあるものの、進むこととした。なお、再び天候悪化に見舞われた際は、万太郎山から土樽駅に下山することを想定した。高校2年生以来の万太郎山への登山道だ。
2020年10月25日 09:05撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:05
1時間後にはこのような素晴らしい景観となった為、予定から1時間遅れではあるものの、進むこととした。なお、再び天候悪化に見舞われた際は、万太郎山から土樽駅に下山することを想定した。高校2年生以来の万太郎山への登山道だ。
オジカ沢ノ頭への、すばらしい稜線。写真では最高の登山日和っぽい感じに写っているが、実際は新潟県側からビュンビュンと冷たい強風が吹き荒れている。
2020年10月25日 09:19撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:19
オジカ沢ノ頭への、すばらしい稜線。写真では最高の登山日和っぽい感じに写っているが、実際は新潟県側からビュンビュンと冷たい強風が吹き荒れている。
来た道を振り返ると、右からオキの耳、トマの耳、肩の小屋。
2020年10月25日 09:21撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:21
来た道を振り返ると、右からオキの耳、トマの耳、肩の小屋。
さらに、一ノ倉岳と茂倉岳。2か月半前は、暑さを耐えて、あの稜線を縦走したんだな。
2020年10月25日 09:21撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:21
さらに、一ノ倉岳と茂倉岳。2か月半前は、暑さを耐えて、あの稜線を縦走したんだな。
オジカ沢ノ頭迄の最後の登り。霧氷の中を進む。
2020年10月25日 09:26撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:26
オジカ沢ノ頭迄の最後の登り。霧氷の中を進む。
オジカ沢ノ頭登頂。山頂は本当に風が強くて、寒くて長い時間居られない。
2020年10月25日 09:44撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:44
オジカ沢ノ頭登頂。山頂は本当に風が強くて、寒くて長い時間居られない。
オジカ避難小屋。肩の小屋で情報交換した女性が昨晩過ごしたと言っていた小屋。床が丸くなっている為、寝にくいらしい。
2020年10月25日 09:47撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:47
オジカ避難小屋。肩の小屋で情報交換した女性が昨晩過ごしたと言っていた小屋。床が丸くなっている為、寝にくいらしい。
小障子ノ頭を目指す。
2020年10月25日 09:55撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 9:55
小障子ノ頭を目指す。
小障子ノ頭。
2020年10月25日 10:06撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 10:06
小障子ノ頭。
大障子ノ頭を目指す。
2020年10月25日 10:14撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 10:14
大障子ノ頭を目指す。
大障子避難小屋。高校2年生の時に、現在オスロ在住のS氏、神戸在住のW氏と、土合→谷川岳→ココ→万太郎山→土樽と1泊2日の登山をした。ココで一晩過ごしたことが懐かしい。
2020年10月25日 10:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 10:18
大障子避難小屋。高校2年生の時に、現在オスロ在住のS氏、神戸在住のW氏と、土合→谷川岳→ココ→万太郎山→土樽と1泊2日の登山をした。ココで一晩過ごしたことが懐かしい。
大障子ノ頭。
2020年10月25日 10:31撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 10:31
大障子ノ頭。
万太郎山。かれこれ27年ぶり。27年前は、ここから土樽駅に下山した。
2020年10月25日 11:03撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 11:03
万太郎山。かれこれ27年ぶり。27年前は、ここから土樽駅に下山した。
エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山を目指す。一旦400m弱下って、500m弱の登り返し。加えて天候が徐々に悪化。今日一番の苦しい区間だった。
2020年10月25日 11:18撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 11:18
エビス大黒ノ頭、仙ノ倉山を目指す。一旦400m弱下って、500m弱の登り返し。加えて天候が徐々に悪化。今日一番の苦しい区間だった。
エビス大黒ノ頭。ここへの登り返しはきつく、大腿四頭筋からの悲鳴が聞こえるようだった。
2020年10月25日 12:21撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 12:21
エビス大黒ノ頭。ここへの登り返しはきつく、大腿四頭筋からの悲鳴が聞こえるようだった。
仙ノ倉山を目指す。もはや冬山の様相である。
2020年10月25日 13:00撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 13:00
仙ノ倉山を目指す。もはや冬山の様相である。
谷川連峰最高峰である仙ノ倉山に登頂。山頂付近は、ごく弱いながらもミゾレ交じりの天候だった。本来であれば、大展望・・・のはずだが、寒いので早々に平標山に向かった。
2020年10月25日 13:03撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 13:03
谷川連峰最高峰である仙ノ倉山に登頂。山頂付近は、ごく弱いながらもミゾレ交じりの天候だった。本来であれば、大展望・・・のはずだが、寒いので早々に平標山に向かった。
仙ノ倉山〜平標山の道中は、標高差があまりない上に、木道・木段で整備されているので、とても歩きやすい・・・風が無ければ・・・
2020年10月25日 13:14撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
10/25 13:14
仙ノ倉山〜平標山の道中は、標高差があまりない上に、木道・木段で整備されているので、とても歩きやすい・・・風が無ければ・・・
平標山に登頂。展望無し。相変わらず北風は強い。もうヘトヘトです。
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平標山に登頂。展望無し。相変わらず北風は強い。もうヘトヘトです。
平標山から平標山ノ家を見下ろす。木段が整備されており、この山の人気度がうかがえる。バックカントリーするにも、よさげな斜度である。
2020年10月25日 13:43撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
10/25 13:43
平標山から平標山ノ家を見下ろす。木段が整備されており、この山の人気度がうかがえる。バックカントリーするにも、よさげな斜度である。
平標山ノ家到着。万太郎〜仙ノ倉は、登山者は皆無だったが、この小屋には10人以上の登山者でにぎわっていた。
2020年10月25日 13:56撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 13:56
平標山ノ家到着。万太郎〜仙ノ倉は、登山者は皆無だったが、この小屋には10人以上の登山者でにぎわっていた。
遅い昼食。カップラーメンとコーヒーで体力回復。
2020年10月25日 14:12撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 14:12
遅い昼食。カップラーメンとコーヒーで体力回復。
大源太山。群馬100名山の一つ。ガスっていなければ、展望がいいはずなのだが。
2020年10月25日 15:05撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 15:05
大源太山。群馬100名山の一つ。ガスっていなければ、展望がいいはずなのだが。
三国山。ここも群馬100名山の一つである。南側の展望は良かった。
2020年10月25日 16:01撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 16:01
三国山。ここも群馬100名山の一つである。南側の展望は良かった。
三国山からの下山。苗場プリンスの全貌を確認することが出来た。この奥深い超豪雪地帯の中でこの巨大建造物は異様な雰囲気が漂う。
2020年10月25日 16:04撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 16:04
三国山からの下山。苗場プリンスの全貌を確認することが出来た。この奥深い超豪雪地帯の中でこの巨大建造物は異様な雰囲気が漂う。
三国峠、御坂三社神社まで下山。上野、信濃、越後を国境とした神社らしい。
2020年10月25日 16:21撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 16:21
三国峠、御坂三社神社まで下山。上野、信濃、越後を国境とした神社らしい。
国道17号、三国トンネルの群馬県側に下山。この左側に、2022年開通予定の新三国トンネルがあった。
2020年10月25日 16:43撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 16:43
国道17号、三国トンネルの群馬県側に下山。この左側に、2022年開通予定の新三国トンネルがあった。
駐車場に到着。この後、猿ヶ京温泉「まんてん星の湯」で汗を流し、スタート地点の白毛門登山口駐車場に向かった。明るい内に下山出来てよかった。
2020年10月25日 16:48撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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10/25 16:48
駐車場に到着。この後、猿ヶ京温泉「まんてん星の湯」で汗を流し、スタート地点の白毛門登山口駐車場に向かった。明るい内に下山出来てよかった。
撮影機器:

装備

個人装備
コッフェル 湯沸かし一式 Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ 熊避けスプレー
備考 ワンサイズ大きいザックにより、防寒関係の装備を余分に持って行った方が良かった。

感想

この日、関東地方は穏やかな天候だったと聞いているが、谷川岳は新潟県側からの冷たい猛烈な風の為、厳しい環境だった。谷川岳肩の小屋では、天神尾根経由での下山もやむなしと考えていたが、風が若干弱まり、ガスが消えると、そこには群馬と新潟を隔てる絶景の稜線。その景色に誘われ、なんとか計画通りに三国峠までの分水嶺を踏破した。
万太郎山までは他の登山者もいたものの、厳しい環境の為か、この日万太郎山から仙ノ倉山間は、他に踏破した登山者はいなかった模様。
登山口から紅葉の色合いが変化していく様が見事。緑→黄緑→黄色→山頂に行くに従い白く・・・。
高校時代の思い出に浸りつつ、厳しい環境ながらも、美しい景観を堪能した登山となった。

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