記録ID: 6762045
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無雪期ピークハント／縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山
台高山脈縦走（明神平〜大台ヶ原）3Days
2024年05月03日(金) 〜
2024年05月05日(日)
ta_ba8016
体力度
10
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 29:33
- 距離
- 42.6km
- 登り
- 4,160m
- 下り
- 3,002m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:29
18:48
宿泊地
2日目
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 10:36
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
近鉄榛原駅で下車 奈良交通バス4番乗り場 8：18発→菟田野8：38着 600円 菟田野から東吉野村コミュニティバス（要予約）で大又まで8：40発→9：30着 200円 http://www.vill.higashiyoshino.nara.jp/life/wp-content/uploads/sites/2/2022/03/hy_communitybus_guidance_r4.4.1.pdf 復路: 大台ヶ原バス停16時発（この一便しかありません）自宅最寄りの橿原神宮前東口で下車しました。3100円（ICカード利用可能） https://www.narakotsu.co.jp/temporary/2024spring_oodaigahara/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大又から明神平は登山者も多くルートも明瞭。（バス停、林道の途中にトイレあります） 明神岳から破線ルートとなるが池木屋山までは比較的わかりやすいと思う。笹ヶ峰あたりは広い尾根なのでこまめに進路確認した方が良い。 赤��山から池木屋山 低木が茂っているが踏み跡もあり迷うことはないと思う。 池木屋山から弥次平峰 ヒメシャラのブッシュ地帯。特に池木屋山からの下りは多くて面倒。尾根真の少しだけ右寄り（北寄り）の方が通りやすかったと思う。 多いところ少ないところを繰り返す。 大黒尾根の水場から15分ほど登ったあたりから弥次平峰あたりは電波が届きました。 連絡とったり幕営するならこの辺り良さそう。ただテント張れそうな場所は少ない。 弥次平峰から先 アップダウンが続く。次第にテープも少なくなっていくがわかりにくいところにはテープが付いている場合が多かった。ただ次のテープが見当たらなくて進路を確認する場面が多々ありました。 スマホの磁気センサーはよく狂うので紙の地形図と併用して相互を補いました。 父ヶ谷の高から下る尾根の方向が少しずれて少し登り返してしまいました。 振子辻から引水サコ ルートがカーブするから気を付けていたが疲れていたのかテープを見落として2回くらい支尾根に吸い込まれてしまいました。わかりにくいところにはテープが付いてあるので見落とさないこと！ 引水サコから御座�堯 � 水を補給した後なので荷物は重い。急登区間を少しずつ登る。御座��手前にロープがあるのでそれに従って登っていくと眺望が開けて三津河落山が見えます。 岩に沿って少し登り、行けなくなったところの左下にテープが見えるのでそちらに下る。 御座�瑤�ら大台辻 この頃になるとわかりにくい雰囲気にすっかり慣れていています（笑） 添谷山を過ぎるとボワンとした広がった尾根が交差している場合があるのでピークに登ったら進路確認した方が良いです。大きな倒木でルートが隠れている箇所あります。 大台辻から先 緩やかに登っていく。テープがついてあるのでそれに従って進む。崩壊地が何箇所かあり、谷側へ切れ落ちている箇所もあります。疲れてきているところなので集中を切らさないように。安心橋渡ってから回避困難な倒木地帯があります。一旦下に降りてザックを下さないと通過できず、その後も木の根をつかんで這い上がらないといけません。体力消耗します。（あとから知りましたが上からクリアできるらしい） この倒木を過ぎると笹原が現れて大台ヶ原に到着です♪ 【水場情報】●利用した水場 ●明神平：明神平手前10分くらいのところにパイプからでています。豊富。天理大学かもしか山荘の裏手にも水場があります。5分くらい先 ●千石山南斜面 沢の水。豊富 ○池木屋山東1258m （南の急な谷すぐ）未確認 ●大黒尾根中間地点南 沢の水。豊富 ●霧ノ平 （東斜面すぐ） ちょろちょろ ○地池越手前の谷 沢の水（水たまり？）事前情報で宛にはしていなかった。 ○地池越 東側斜面を下るらしい。登山ルートからは見えていなかったので遠いのかも 未確認 ●ブナノ平（雨量観測所の裏側すぐ） 沢の水 豊富 ○振子辻南のガレ 未確認 わかりませんでした。 ○振子辻東斜面 未確認 あとから知りましたが薄くて採取に時間を要するとの情報 ●引水サコ 沢の水 豊富 ●欽明水 （登山道すぐ）豊富 ※霧ノ平から次の水場であるブナノ平まで6時間以上かかるので十分な量を確保する必要があります。水切れは命取りになります。 |
写真
途中、もう一人の乗客を迎えに行ってから大又に到着。予定時間より早く着いた。笹野神社に安全登山を祈願
駐車地。係の人がカラコンとロープを設置中だった。翌日の投稿をみると料金徴収になったみたいです。（1000円）
ここでテント張って昼寝して帰ってもいいかな。って思ったりもした（笑）
広い尾根なので進路をよく確認しながら進む。テープは古いものが多かった。
低木が茂っています。踏み跡がついているので問題なく通過できる。
池木屋山に到着。だれもおらん（笑）
そっか、この時間だとテント泊しか無理やもんな。
そっか、この時間だとテント泊しか無理やもんな。
山頂降りてすぐにヒメシャラのブッシュ地帯となる。尾根芯を意識しながら進む。ほんの少し右側のほうがブッシュ薄く通りやすかったように思います。
2
5/3 16:21
山頂降りてすぐにヒメシャラのブッシュ地帯となる。尾根芯を意識しながら進む。ほんの少し右側のほうがブッシュ薄く通りやすかったように思います。
つかれたので横になってみたらちょうど腰あたりに木の根があたって寝にくかった(;´Д｀)
出発前夜にふと思いつき、予想気温が高めだったのでシュラフ無しで非常用のエスケイプヴィヴィとダウンで寒さをしのげるのでは？と思いチェンジ。軽量化と省スペース化ができた。最悪はお湯を沸かして湯たんぽ作戦だった。
7
5/3 20:35
出発前夜にふと思いつき、予想気温が高めだったのでシュラフ無しで非常用のエスケイプヴィヴィとダウンで寒さをしのげるのでは？と思いチェンジ。軽量化と省スペース化ができた。最悪はお湯を沸かして湯たんぽ作戦だった。
引き続きブッシュがあります。このあたりテープが多くてわかりやすかったと思う。
細尾根、注意して進む。このあと女性二人組とであった。まさかこんな山奥で誰かとあうなんてすごい！大台町から登って周回ルートの工程だとか。
7
5/4 6:07
細尾根、注意して進む。
このあと女性二人組とであった。まさかこんな山奥で誰かとあうなんてすごい！大台町から登って周回ルートの工程だとか。
このあと女性二人組とであった。まさかこんな山奥で誰かとあうなんてすごい！大台町から登って周回ルートの工程だとか。
地図に載っていない霧ノ平に到着。ここの水場の情報は事前に収集できていた。ちょろちょろだけど採取可能でした。ここで十分に補給しないと次の地池越は泥水だと数日前に通過した方から教えていただいていた。ブナノ平までは6時間以上かかる。
7
5/4 7:08
地図に載っていない霧ノ平に到着。ここの水場の情報は事前に収集できていた。ちょろちょろだけど採取可能でした。ここで十分に補給しないと次の地池越は泥水だと数日前に通過した方から教えていただいていた。ブナノ平までは6時間以上かかる。
水場の写真撮り忘れた(ノД`)・゜・。
降りる時注意してくださいね。滑り落ちて泥んこになってしまいまいした。
降りる時注意してくださいね。滑り落ちて泥んこになってしまいまいした。
レコでよく見る急下り。ロープちぎれているし(;´Д｀)
木の根をつかんで足場確認しながら慎重に。
木の根をつかんで足場確認しながら慎重に。
尾根っぽくないほうへ降りていく。この辺りだったかな？若いカップルとすれ違った。尾鷲から登ってきて3日目だとか。この道ヤバイですね！って元気そうだった。若いっていいな。
8
5/4 10:02
尾根っぽくないほうへ降りていく。
この辺りだったかな？若いカップルとすれ違った。尾鷲から登ってきて3日目だとか。この道ヤバイですね！って元気そうだった。若いっていいな。
この辺りだったかな？若いカップルとすれ違った。尾鷲から登ってきて3日目だとか。この道ヤバイですね！って元気そうだった。若いっていいな。
事前の情報で宛にはしていなかった。水面は見えていたが流れるほども無いようです。足りぐるしい時はここで給水しなければなりません。
5
5/4 10:34
事前の情報で宛にはしていなかった。水面は見えていたが流れるほども無いようです。足りぐるしい時はここで給水しなければなりません。
湯谷ノ頭。霧ノ平で十分水補給したつもりだったが足りるのか不安になってきた。
水500mlを残してブナノ平に到着。やったぜ！
テントが一張り。
テントが一張り。
山頂に到着。ここからややカーブするが下る方向が少しずれていて失敗。少し登り返して復帰しました。
もう少し行きたいところだが、テントを張れる場所がなくなると困るしもうクタクタだったのでここで幕営。
3日目の出発。
ここでテント張ってよかったかも。しばらく平坦な場所有りませんでした。
ここでテント張ってよかったかも。しばらく平坦な場所有りませんでした。
今日も良い天気です^_^
二日目は絶不調だったけど今日は行ける感じがする！
二日目は絶不調だったけど今日は行ける感じがする！
落ち葉で踏み跡がわからなくなっていたがこのテープを発見できた。
おお！レコでよく見かけるヤツやん。ちょっと気がゆるんでしまう。
振子辻に到着。ルートが折れ曲がる地点なので注意していたがこのあとテープを見落として支尾根に2回くらい吸い込まれてしまいヤバかった( ;∀;)
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5/5 7:24
振子辻に到着。ルートが折れ曲がる地点なので注意していたがこのあとテープを見落として支尾根に2回くらい吸い込まれてしまいヤバかった( ;∀;)
少し先にこれがあって見落としていた。えっ、こんなところで曲がる？っていうような感じだった。
あとから知りましたが尾根をそのまま下っていくと振子辻の水場だったようです。ただ水は薄く採取に時間を要するとの情報。
4
5/5 7:47
少し先にこれがあって見落としていた。
えっ、こんなところで曲がる？っていうような感じだった。
あとから知りましたが尾根をそのまま下っていくと振子辻の水場だったようです。ただ水は薄く採取に時間を要するとの情報。
えっ、こんなところで曲がる？っていうような感じだった。
あとから知りましたが尾根をそのまま下っていくと振子辻の水場だったようです。ただ水は薄く採取に時間を要するとの情報。
水を補給したばかりで荷物は重量アップ。
御座�瑤悗療个蠅�始まる。
御座�瑤悗療个蠅�始まる。
レコでよく見かけるロープ。古いので信用しないで木の枝や木の根をつかんで登る。
このあとは広い尾根が交差している箇所があるので進路確認しながら進みました。
巨木の倒木。ルートが隠れてしまっています。倒木のやや右方向へ尾根は続いています。
欽明水に到着。めちゃくちゃ美味しかった！
もう少し早くここまで来れると思っていたが時間がかかった。
もう少し早くここまで来れると思っていたが時間がかかった。
これが安心橋なんかな。ここまでくればもう安心！って思っていたら全然違った(ノД`)・゜・。
最後の最後でこの倒木。ザックが邪魔で通れない、一旦下へおりてザックをおろし、再び木の根をつかんで這い上がらないと通過できなかった。ここが一番の難所だったかも(;・∀・)（あとから知りましたが上からクリアできるらしい。）
10
5/5 13:36
最後の最後でこの倒木。ザックが邪魔で通れない、一旦下へおりてザックをおろし、再び木の根をつかんで這い上がらないと通過できなかった。ここが一番の難所だったかも(;・∀・)
（あとから知りましたが上からクリアできるらしい。）
（あとから知りましたが上からクリアできるらしい。）
到着したらビールは絶対に飲もうと思っていた（笑）
3日ぶりの文明にふれて生きていることに感謝と喜びを感じる。
3日ぶりの文明にふれて生きていることに感謝と喜びを感じる。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
テント
テントマット
シェラフ
|
|---|
感想
台高山脈縦走、このシビれるフレーズ。以前から気になっていた縦走でしたが具体的に考え始めたのは数か月前。
高見山から池木屋山までは日帰りや一泊でつないでいましたが、池木屋山から先の大台ヶ原までは1泊以上でないとつなげない最深部。過去数年間のヤマレコ、ヤマップの投稿を地形図に書き込み情報を落とし込む作業をしているうちにイメージがわいてきて「行ける！」となりました。
実際の現地の状況はある程度把握できていましたが、一歩間違えたら大変なことになりそうでドキドキの緊張。こんなところでケガでもしたら終わりデス( ;∀;)
一番気をつかったのは水の確保。直近の情報で霧ノ平の水がでているのがわかったので助かりました。のちにこの水が命の水となりました。霧ノ平から次の水場まで6時間以上かかるので荷物は重くなるけど必須です。
数日前にトレランで無泊縦走をされた@akaicondorさんから地池越の水は泥水だったとの情報をいただいていたので非常にありがたかった。
なんとか1日目、2日目を終えて最終日。
筏場道まできたのでもう一安心と思いきや、崩壊がひどくて通過困難な倒木などで時間を要しました。設定したコースタイムをクリアしていて余裕があったので助かったけど、時間を読み間違えていたらバスの時間もやばかったかもです。
ハラハラドキドキの縦走、川上辻のドライブウェイにでたときは「助かったぁ」って思いました（笑）売店で食べた天ぷらうどん、冷たいビールが最高でした！
生きていることに感謝です！
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2024年05月02日 [S]
充実した山行でしたね。最近は行ってない台高思い出していました。タイトル写真の山は楽しいがいい感じでしたし😁
また、各種レポ楽しみにしてます。
ちなみに私の14年前の台高縦走レポはこんなでした😅
http://tintinsanpo.blog28.fc2.com/blog-entry-212.html?sp
はじめまして、こんにちは
やはり連休後半に台高を歩いていました。
参考にしようと台高縦走のヤマレコ記録をみていたらta_ba8016さんのお気に入り登録を複数見つけたので、もしかしたらお会いするかも？と思っておりました。
ひとりきりで歩ききったんですね、お疲れさまでした。
私は山の会での山行でしたので、リーダー先導でしたが歩くだけでヘトヘト。
でもta_ba8016さんは直ぐに霧氷の山行でまたびっくりです。
振り返ってみれば、爽やかな景色、ワイルドな縦走路、たくさんの倒木、満足する軌跡、いい経験ですね。
大変お疲れさまでした。
すぐ後を歩いておられたのですね！自分が通った足跡とか痕跡たくさん残しておいたつもりなのですが気付いていただけましたでしょうか？（笑）
６日が予定あって３日間のスケジュールだったので確実に行ける大又からの山行となりました。
しかし厳しい縦走路ですよね！ピークから次の尾根に方向転換するのにテープが見えなかったりわかりにくいところもあって、うっかり通り過ぎてしまったり（汗）大変でした😅
３日目は楽勝だと思っていたら最後の筏場道の崩壊も気を使うし、最後まで気の抜けない山行。
お会いできていたら楽しかったでしょうね。
またどこかで！☺️
消えかけたプレート追記、見た覚えはあるんだけど写真撮りそこね残念です！
またどこかで😄
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