記録ID: 6779168
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フリークライミング
ヨーロッパ
Leiðarendi Cave ソロ
2024年05月10日(金) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:20
- 距離
- 214m
- 登り
- 13m
- 下り
- 1m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:21
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:21
12:07
141分
スタート地点
14:27
ゴール地点
地上部分しかGPSログは取れていない。
天候 | 外:横殴りの雨 風速15m/s 10℃ 洞内:3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アイスランド西部火山帯の溶岩洞窟の一つ。ガイド不要(ソロ可、自己責任で)。奥行き900mで往復1.8km。 前屈歩行~匍匐前進が殆どのフラットな洞窟でロープは不要(ケイビングがヤマレコのどのジャンルになるのか分からず、フリークライミングに登録しました)。GPSが使えず分岐、チェンバーで迷うのがリスクとして付きものだが、この洞窟は要所に案内鎖が設置されているために迷わず往復可能。 洞内は所々でフロアが凍結しており氷筍が見られた。ヘッデン2個+予備、ヘルメット、グローブは最低限必須。 |
写真
撮影機器:
感想
誰もいない。入洞すると外の嵐が嘘のような静けさに包まれる。狭い入り口を前屈して下っていく。凍りついた床と氷筍がダイヤモンドのように光る。背後の光が遠のいて行き、岩の堆積を越えた所で漆黒の闇となった。
広くなった洞内を直立して進む。鎖の柵と案内プレートがあった。奥行は1km近くある。溶岩洞は楕円形をしていて岩石は尖っており、マグマがそのまま固まったのだろう。
やがて高さ4mほどある大きな空洞チェンバーがあった。座ってヘッデンを消すと、上も下も無く人間には知覚できない世界。その先は天井が迫って来て這って進むようになる。無理をすれば身体を挟まれ動けなくなる危険があったので、10分くらい匍匐前進してそこまでとした。恐らく入洞して700m前後と思われる。漆黒アドベンチャーを一人心行くまで堪能した。
歩くペース6.0はヤマレコ歴代記録かも。
ジュール・ベルヌの小説「地底旅行」でアイスランドのスネッフェルス山の火口を下っていく描写が好きで、子供の頃から憧れていた。30年の時を経てから実行に移す機会が訪れ、アイスランドで数少ないガイド不要のケイブからここを選んだ。
プロガイドと装備・暖かい飲み物付きで死火山の火口にエレベーター使って降りるツアーもある。1時間6万円。それは自分のしたい地底旅行ではなかったので、リスクテイクして憧れを一つ実現できた。
帰り、Wizzの格安航空券がまさかの成層圏オーロラフライトに化けてびっくりした。今周期最強の太陽フレアって後でニュースで知った。
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