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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:ツアー/講習

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緊急度 3ツアー/講習
バックカントリーのはじめかた
質問2015年03月17日 22:40 (2020年05月12日 23:29更新)
みなさんはどうやってバックカントリーを始めましたか?
自分もバックカントリーデビューしたいのですが、ツアーに入るとお金がかかるし、
連れて行ってくれる知り合いもいません。
お金をかけずにバックカントリーにいく方法はないのでしょうか。
回答2020年05月12日 23:29
小学校で体育の授業がスキーで学校の裏山がスキー場になっていました。
スキーの支度に約30分片付けに1時間近く掛かるので午前中か午後の授業が全てがスキーでした。
週3日程だったと思います。
しかし、天候と先生の気分で何時スキーになるか分からないのでほぼ毎日、玄関から学校までスキーを履いて通っていました。
授業が終わった後は裏山のスキー場に行くか山へ入りウサギの罠を仕掛けたりしていまた。
知らず知らずのうちに小学生でバックカントリーをしていたのです。
全日本選手権や国体に出た同級生が居ます。私は以前、指導員をしていましたが指導員がバックカントリーをして事故を起こしたらスキースクールに迷惑を掛ける事になると思いスクールを離れました。

https://www.yamareco.com/modules/plzXoo/index.php?action=detail&qid=5677

バックカントリーの基礎は冬山登山とスキー若しくはボードです。
両方が両立しなければなりません。
回答2015年03月25日 01:29 (2015年04月18日 13:36更新)
ビーコンのご質問に答えた者です。
まずは初心者向けのガイド山行をお薦めします。
料金は一般のツアーに較べて安く設定されているはずです。
道具もレンタルしてくれると思います。
経験して初めて自分に向いているか否かわかります。
机上でいくらガイド本を読んでも駄目です。
それから冬山のご経験はどの程度あるでしょうか?
昔はスキーの腕前が相当高くない限りバックカントリーに入ることはできませんでしたが、今は道具の進化で簡単に入れてしまいます。
しかしBCは基本的にバリエーションの範疇に入るので、山での充分な経験が必要です。
少し吹雪いただけで自分の居場所も判らなくなるようでは神楽で救助されたドレッドヘアーのおじさんみたいになってしまいます。
最悪命を落とすことになります。
ここで質問されていること自体危うさを感じています。
もし冬山やバリエーションの経験がそれほどないということであれば、当面ガイド山行か経験者に同行するしかないと思います。
それからBCはエキスパートでも死ぬ確率が高いことは認識しておいた方が良いと思います。
私は同宿して一緒に晩餐もとったセブンサミッターの方が10日後に穂高で落石に当たって亡くなられ愕然としたことがあります。
春の雪渓では音もなく落石が襲ってきます。
雪崩だけがリスクではありません。

と、ネガティブなことばかり書いてしまいましたがスキーやスプリットボードにシールを装着すれば今まで簡単には入り込めなかったフィールドの奥深くに到達することができます。
普通のツボ足登山よりも確実に自由が手に入ります。
ガイドツアーでもたぶん素晴らしい経験ができると思います。
もしガイドツアーに何度か参加して自分の道具を揃えたくなるところまで行ったら、何時でもお声掛けくださいね。
比較的安全なコースもあるので色々アドバイスできるかもしれないし、ご一緒できる機会もあるかもしれませんからね!

追記:
レコ見てびっくりしました。
まだ中学生なのですね。
年間滑走日数60日ってことはご両親の薦めで何かキャンプに入っているとか?
スキーが上手に越したことはないのですが、冬山やバリエーションは年齢的に経験無いですよね。
ゲレンデでいくら新雪が滑れても、バックカントリーは基本山登りなのでやはり登山の経験を積んでからでないと、かえって過信して命を落とすことになります。
率直に言って大人になってから本格的にやったほうがいいんじゃないかな。
ご両親がOK出すならガイドツアーもいいかもしれないけど。
お礼 
ありがとうございます。
やはり最初はツアーにはいったほうがいいのですね。
スキーはアルペンをやっているので滑り込んでます。
両親はやってもいいと言ってくれているので、初心者向けのツアーに入ってみたいと思います。
回答2015年03月18日 17:29 (2015年03月18日 22:34更新)
2000年4月に初めてゲレンデではないところをスノーボードで滑りました。
当時、バックカントリーなる言葉は知らなかったように思います。

立山のアルペンルート開通初日か次の日ぐらいに、室堂付近の斜面を登って滑って…など
しました。
周りにスキーの人が何人か居たような覚えがあります。
その時、自分は一人で行ってました。
ツアーなんてものの存在すら知りませんでした。

その後、数度、ゲレンデではないところを滑ったりして遊んでた時、
雪崩を目撃して怖くなり、その後しばらくして雪崩講習というのに参加してみました。

その1〜2年後に山岳会に入らせてもらいました。

振り返ると始めた当時の自分は無謀だったかなとも思います。

「お金をかけずに…」という お考えは過去の自分と照らし合わせてみて
よく分かるのですが、
その お考えを一旦 横に置いてみてもらえませんか?

雪山にはパっと目で見ただけでは分かり難い危険が潜んでいることがあります。
雪山のリスクや過去の事故例などについて書かれた本が色々あるので
それらを読むのもいいんじゃないでしょうか。
本を買うお金を節約したければ図書館で借りるのもいいんじゃないでしょうか。

そういう危険性などを知った上で、まだ「バックカントリーデビューしたい」というのであれば、次は どうすれば危険を回避したり、危険度合いを下げたりすることが出来るんやろうか というところに向いていくんじゃないでしょうか。

そこで、色んな道具や方法によって 危険を少なくするという やりかたに向いていくんじゃないでしょうか。
道具をゲットするのに、お金が必要だったり、方法を教えてもらうための講習に お金が必要だったりすることもあるでしょう。

ここまできて、ご自分で納得して お金を払って何かを得たいというのであれば
もちろん そうしたほうがいいでしょう。
危ないのも分かったけど、なんとか ちょっとでも費用を抑えたい というのであれば
それは それで やり方が見つかるんじゃなでしょうか。

本当は、
ご自分で とりあえず 何にも知らん状態で おやりになってみて
大怪我しない程度の失敗をして
ご自分で必要性を実感、納得してから
道具なり講習なりなんなりにお金を使えばいいと
ワタシは考えているのですが、
このやりかただと、運が悪ければ、最悪、死んでしまうかもしれません。

ワタシはなんでも、納得して やる というのが大事だと思ってます。
「なんとか安くできないかなー」という考えは よく分かります。
費用を払うのが妥当だと思えないのであれば、払わないほうがいいです。
なんで こんなもんに こんなにお金払わなあかんねんって思うなら払わないほうがいいです。

まずは どんな危険があるのかなぁとか、今まで どんな事故があったのかなぁとかを
ネットで「誰か教えてー」とかではなくて、何かの書籍などで知識を得たほうが
いいんじゃないでしょうか。

急がば回れ ともいいますし。
お礼 
ありがとうございます。
雪崩のこともまだまだ勉強不足ですし、
命に代えられるものはないのでお金はあまりケチらないようにしたいと思います。
『急がば回れ』、教訓にさせていただきます。
回答2015年03月18日 00:31 (2015年03月18日 22:28更新)
なにかあったら御両親がご泣くよ!
すんごい意欲は感じるけど、まだ未成年で君の責任はご両親が
すべて背負わなくちゃいけないんだから経験のあるリーダーの下で
基本から学ぶべきだと思う。なにかあってからだと遅いよ。
お礼 
最初はプロであるガイドのツアーに入りたいと思います。
ありがとうございます。
回答2015年03月17日 23:22 (2015年03月18日 22:25更新)
初めまして。

私はなんちゃっての超軟弱山スキーを楽しむ者です。
滑るだけならもうン十年もやってますが、何年も何年もたってもちっとも上達しません。
山というのは全く以て一筋縄ではいきません。

最近はバックカントリー(BC)という言葉が独り歩きしているような気がしてなりません。

例えゲレンデのすぐ裏山であっても、そのフィールドは冬山に変わりありません。
冬山を知らないと非常に危険です。

冬山はビーコン、ゾンデ、シャベルを持って、本やネットや講習会でちょっと学習をしたからと言って安全が約束されるほど甘くありません。
リスクは雪崩だけではありません。

滑りの快適さやカッコよさにつられて安易に踏み込むと、条件の良い時は楽しい体験もできるでしょうが、悪条件に遭遇すると、自分自身が痛い目に遭うし簡単にあの世行きだし周囲には大きな迷惑をかけてしまいます。
冬山の脅威は半端じゃないです。

お金だってかかります。
道具やらなんやらイヤんなっちゃうくらいすごくかかります。
もうこれはホント障壁(^^;)

管理も整備もされていないウィルダネスの冬山で真っ当に滑るには、意識と覚悟と学習とお金と経験と体力と技術が絶対に必要かと思います。
ベースとなるのは冬山登山技術で、その上に滑る技術というのが理想と思います。
 
真の意味で充実感や達成感/自己満足を味わうには近道も王道もありません。

ですが、ちょこっとかじる程度なら有料のガイドツアーがやっぱりお手軽だと思います。
ネットなどの寄せ集め的ツアーに参加するというのは、万が一の際のリスクがデカ過ぎるかと思います。
セルフレスキューができることは最低限のマナーですから。

やっぱりお金はかかりますね!(^^;)

キビシイこと言っちゃったなぁ(^^;)
ごめんちゃい。
お礼 
はじめまして。
回答ありがとうございます。
本を読みあさって勉強はしてますが、やっぱりそれだけでは足りませんね。
今度ガイドツアーに参加してみます。
ちなみに将来は世界中の山を滑りたいです(^-^)