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九千部岳(くせんぶだけ)

都道府県 長崎県
最終更新:レコ君
基本情報
標高 1062.4m
場所 北緯32度46分31秒, 東経130度15分38秒
カシミール3D
山腹はヤマボウシ群生地。6月の見頃にはにぎわうが、シーズンを外せば静かな山歩き。島原半島ジオパーク、雲仙天草国立公園。
山頂 三等三角点

山の解説 - [出典:Wikipedia]

雲仙岳(うんぜんだけ)は、長崎県の島原半島中央部にある20以上の山々からなる火山群の総称である。火山学上は「雲仙火山」といい、広義では東の眉山から西の猿葉山までの山々を含む。複雑な山容から、三岳五峰、八葉、二十四峰、三十六峰など数字を用いた様々な呼称があった
雲仙岳は九州中央部を東西に横断する別府‐島原地溝帯の西部にあり、島原半島中北部の4分の3を占める火山群である。具体的にはを主峰とし、猿葉山(364メートル)、野岳(1,142メートル)、九千部岳(1,062メートル)、絹笠山(879メートル)、眉山などで構成され。2021年現在、山頂付近は国立公園の特別保護地区に指定されておりたき火などが禁止されている。天気のいい日には見通しのいい場所から、西彼杵半島東岸および長崎半島東岸、佐賀県南部、福岡県筑後地方、熊本県西部などを眺めることができる。標高が高いことから通信の要衝でもある。雲仙野岳には、長崎県防災行政無線や警察庁などの中継所が設置されている。普賢岳の山頂付近には、太平洋戦争中に陸軍のレーダー基地が建設され、100名ほどが駐留していた。
中央部には雲仙地溝が横断しており、その一部である橘湾はほぼ円形のカルデラの千々石カルデラで、地下数十キロメートルにはマグマだまりが存在する。1990年(平成2年)11月17日に198年ぶりに噴火活動を開始し、1991年(平成3年)5月から1996年(平成8年)5月に9432回の火砕流が観測された。特に1991年6月に発生した大規模火砕流では43人、1993年(平成5年)6月の火砕流でも1人が死亡し、慰霊活動が行われている。被災家屋は251棟、経済被害は約2300億円に達した。
一連の噴火活動を通じて普賢岳山頂部に溶岩ドームが成長し、主峰を超える高さとなり、1996年(平成8年)に平成新山と名付けられた。
古くは中腹に温泉が湧く山として温泉山(おんせんざん)と呼ばれていたが、そこから温泉山(うんぜんざん)に変化したとされる。
雲仙温泉としては、江戸時代初期の1653年(承応2年)に加藤善右衛門が開湯した延暦湯が始まりといわれている。水蒸気が噴出して硫化水素の臭いがたちこめる光景が「地獄」と形容される。キリシタン弾圧の舞台にもなった。

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