HOME > ルートWiki
京大農学部前−吉田山−南禅寺前交差点−バプテスト病院−茶山−瓜生山−狸谷不動−一乗寺下り松バス停
日程 | 日帰り 2.5 時間 往復/周回ルート |
---|---|
エリア | 京都・北摂 |
ジャンル | ハイキング |
技術レベル | 1/5 ※技術レベルの目安 |
体力レベル | 1/5 ※体力レベルの目安 |
見どころ | 眺望あり |
距離/時間
[注意] |
水平移動距離: 22.89km
最高点の標高: 303m 最低点の標高: 25m 累積標高(登り): 798m 累積標高(下り): 768m |
アクセス |
公共交通機関(電車・バス) |
ルート説明:
京都駅前バスターミナルは非常に多くの路線が発着して勝手が分からず、外国観光客でごった返していたこともあってウロウロ。 予定していた便に乗り遅れて15分遅くなりました。
京都大学農学部前で下車。 今出川通に面した小さな店でおばんざいバイキングのお昼を食べたあと、吉田山に向かいました。
「紅燃ゆる...」の旧制第三高校の校歌で知られる吉田山は、市街地にある極小の超低山ですが 121m の標高点と105.7m の三角点を持っている一人前の独立峰です。
吉田神社への参詣道を兼ねている遊歩道を登って行って一番高いところで左折し、折り返すように進むと最高点に着きました。
暖地林に囲まれた小広場にある東屋に入ってみると、東側のが開けていて、正面に大文字山の「大」の字が見えました。
山の東側へ下って今出川通北白川通交差点から「哲学の道」の看板がある堀川沿いの道を進んで交番の手前で橋を渡って北へ。
所々に立っている京都一周トレイルのポストと、道路工事で出ている交通案内人に助けられて進み、バプティスト病院敷地横の石垣の下に流れ出している小沢の登山口に着きました。
瓜生山は花崗岩の塊の山とかで、この小沢もスラブ状の岩盤の上に刻まれた溝を水が流れている変わった沢でした。
僅か進んだところに地龍大明神を祀った神社あったので参拝しましたが、出口脇のポストに北白川愛郷会が作成した瓜生山の案内メモが置いてあったので1枚貰ってみたら、この山のルートと歴史が詳しく書いてありました。
神社の先の分岐を左に入って小尾根に上がり、緩急を繰り返しながら濃密な緑の中を登ってゆくと「茶山」と記した標識と歴史解説板が立っている小ピークにあがりました。
この小ピークは東山三十六峰の第七峰に数えられているそうです。
鞍部から右手の山腹を斜上し、尾根の背に突出している巨岩の裏側に回りこんだ所が白幽子巖居之跡、白隠禅師所縁の場所でした。
やや水っぽい岩道を登ってゆくと頂稜の一角に登りつき、狸谷不動堂へのルートの分岐を見送って進むと縦長に細長い平地の奥手にこぢんまりした社殿が立っていました。
広場の脇に立っている看板によると、この頂上は室町時代から北白川城本丸が置かれていた山城の跡で、下の方は平安時代以降、白川石と呼ばれる良質な花崗岩と枯山水に欠かせない白川砂の産地だったことを記した看板が立っていました。
木の間から見上げる比叡山の頂上部が隠れるほど雲が低く、パラパラ雨粒が落ちてきたりしたので傘を用意して下山にかかかりました。
先ほど通過した分岐まで戻って右下に下ってゆくとはじめは穏やかな尾根の背の道だったのが、沢溝の上部を横切る所に崩壊があり、ネットの安全柵に沿って回りこんで入った先から20m 程の長い鎖場を上り、さらにその先の尾根の裏側へ回りこんでようやく穏やかな道になりました。
先ほど横切った沢溝の底に戻った所に勝軍地蔵跡と刻んだ石標が立ち、右折して僅か下ると下の方に狸谷不動の懸け造りのお堂が見えてきました。
この境内には大峰山蔵王権現の祈祷所のほか、トイレの神様うすまき明王堂、超美人の弁天像を含む七福神、狸(他抜き)像の群れと阪神タイガース優勝記念碑などがありました。
坂を下ってゆくと宮本武蔵所縁の一乗寺下り松原木を祀った八大神社があり、山裾の交差点の角には武蔵・吉岡一門決闘場と大楠公御陣場の石碑が立っていました。
蒸し暑い中、花崗岩でできた急な山を登降して大量の汗をかきましたが思っていたより順調に歩けたので満足しながら歩いて一乗下り松バス停へ。
45分ほどの長いバスドライブをして京都駅に戻ったのはごくローコストの観光ドライブで観光客で賑わっている京都の街の様子がよく分かりました。
京都大学農学部前で下車。 今出川通に面した小さな店でおばんざいバイキングのお昼を食べたあと、吉田山に向かいました。
「紅燃ゆる...」の旧制第三高校の校歌で知られる吉田山は、市街地にある極小の超低山ですが 121m の標高点と105.7m の三角点を持っている一人前の独立峰です。
吉田神社への参詣道を兼ねている遊歩道を登って行って一番高いところで左折し、折り返すように進むと最高点に着きました。
暖地林に囲まれた小広場にある東屋に入ってみると、東側のが開けていて、正面に大文字山の「大」の字が見えました。
山の東側へ下って今出川通北白川通交差点から「哲学の道」の看板がある堀川沿いの道を進んで交番の手前で橋を渡って北へ。
所々に立っている京都一周トレイルのポストと、道路工事で出ている交通案内人に助けられて進み、バプティスト病院敷地横の石垣の下に流れ出している小沢の登山口に着きました。
瓜生山は花崗岩の塊の山とかで、この小沢もスラブ状の岩盤の上に刻まれた溝を水が流れている変わった沢でした。
僅か進んだところに地龍大明神を祀った神社あったので参拝しましたが、出口脇のポストに北白川愛郷会が作成した瓜生山の案内メモが置いてあったので1枚貰ってみたら、この山のルートと歴史が詳しく書いてありました。
神社の先の分岐を左に入って小尾根に上がり、緩急を繰り返しながら濃密な緑の中を登ってゆくと「茶山」と記した標識と歴史解説板が立っている小ピークにあがりました。
この小ピークは東山三十六峰の第七峰に数えられているそうです。
鞍部から右手の山腹を斜上し、尾根の背に突出している巨岩の裏側に回りこんだ所が白幽子巖居之跡、白隠禅師所縁の場所でした。
やや水っぽい岩道を登ってゆくと頂稜の一角に登りつき、狸谷不動堂へのルートの分岐を見送って進むと縦長に細長い平地の奥手にこぢんまりした社殿が立っていました。
広場の脇に立っている看板によると、この頂上は室町時代から北白川城本丸が置かれていた山城の跡で、下の方は平安時代以降、白川石と呼ばれる良質な花崗岩と枯山水に欠かせない白川砂の産地だったことを記した看板が立っていました。
木の間から見上げる比叡山の頂上部が隠れるほど雲が低く、パラパラ雨粒が落ちてきたりしたので傘を用意して下山にかかかりました。
先ほど通過した分岐まで戻って右下に下ってゆくとはじめは穏やかな尾根の背の道だったのが、沢溝の上部を横切る所に崩壊があり、ネットの安全柵に沿って回りこんで入った先から20m 程の長い鎖場を上り、さらにその先の尾根の裏側へ回りこんでようやく穏やかな道になりました。
先ほど横切った沢溝の底に戻った所に勝軍地蔵跡と刻んだ石標が立ち、右折して僅か下ると下の方に狸谷不動の懸け造りのお堂が見えてきました。
この境内には大峰山蔵王権現の祈祷所のほか、トイレの神様うすまき明王堂、超美人の弁天像を含む七福神、狸(他抜き)像の群れと阪神タイガース優勝記念碑などがありました。
坂を下ってゆくと宮本武蔵所縁の一乗寺下り松原木を祀った八大神社があり、山裾の交差点の角には武蔵・吉岡一門決闘場と大楠公御陣場の石碑が立っていました。
蒸し暑い中、花崗岩でできた急な山を登降して大量の汗をかきましたが思っていたより順調に歩けたので満足しながら歩いて一乗下り松バス停へ。
45分ほどの長いバスドライブをして京都駅に戻ったのはごくローコストの観光ドライブで観光客で賑わっている京都の街の様子がよく分かりました。
ルート詳細
2.
京大農学部前バス停
5.
バプテスト病院
9.
一乗寺下り松バス停
お気に入りした人
人