燕岳 積雪期初めての北アルプス

- GPS
- 80:00
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,203m
- 下り
- 2,185m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 3:10
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:10
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 7:00
ただ、天候に恵まれ、積雪も少ない状態だったのでこれが自己最速だと思う。
帰りは雪で遊びながら降りたので結構遅め
| 天候 | 22日: 強風を伴う強い雨 http://www.tenki.jp/past/2016/12/22/chart/ 23日: 未明:林道:小雨 明け方:林道:小雨 朝:林道:小雨 昼前:林道:みぞれ 昼過ぎ:中房温泉:雪 http://www.tenki.jp/past/2016/12/23/chart/ 24日: 明け方:登山道:雪 朝:登山道:晴れ 昼前:登山道:晴れ 昼過ぎ:山頂への登山道:晴れ強風 http://www.tenki.jp/past/2016/12/24/chart/ 25日: 明け方:燕山荘:晴れ 朝:燕山荘:晴れ 昼前:登山道:晴れ 昼過ぎ:登山道:晴れ http://www.tenki.jp/past/2016/12/25/chart/ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス
また、宿も同時に予約してもらうと割引有り ※電話のみのサービス |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・宮城ゲート〜中房温泉(23日) 積雪なし 発電所の一部と、有明荘から上部は大部分に渡って凍結 ・中房温泉〜第一ベンチ(24日) 雪があるが、歩いた箇所は土が見えている箇所多し ・第一ベンチ〜合戦小屋(24日) 積雪あり 登りならばアイゼンなしでも問題なし ・合戦小屋〜燕山荘(24日) 数カ所雪庇有り アイゼンは付けた方がよい また、体力があるならばストックではなく、ピッケルのほうがよい ・燕山荘〜山頂(24日) 降雪は無かったが風強し(10~20m/s) バラクラバ、ゴーグルを用意しておくとよい ・燕山荘〜中房温泉(25日) 全体的に積雪あり 合戦小屋以降であればストックの方が歩きやすい ・中房温泉〜宮城ゲート(25日) 凍結箇所多し スリップすること5回程 |
| その他周辺情報 | 宮城ゲートの周りには店舗や自販機が無いので下山後注意 蕎麦屋があるが、歩いて10分程掛かるため、残り時間に注意 |
| 予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
装備
| 個人装備 |
帽子&ネックウォーマー
ゴーグル
アイゼン
ピッケル
アウター手袋
インナー手袋
アウターズボン
バラクラバ
ハーネス
カラビナx2
スリング
ヘルメット
ツェルト
救急用具
遭難用具
ダウン
ウィンドシェル
ミドルウェア
替え靴下
着替え上下2セット
替え手袋(外蓋)
財布
小銭入れ
バス乗車券
宿泊券
折り畳み傘
ヘッドランプ
ウエストポーチ
ペットボトルとめ
充電器
コンセント
イヤホン
テントシューズ
汗拭きシート
バーナー
ガス(大型)
コッヘル
お箸
昼飯1日分
行動食3日分
ピーナッツ
柿の種
板チョコレートx2
ウィダーインゼリーx2
ベビーチーズ
レーズン
珈琲の元x2
アクエリアスの袋x2
ココアの元x2
コーンスープ
|
|---|---|
| 備考 | ■良かった点 ミレーのドライナミック、これやっぱ凄い ダウンとオーバーパンツのおかげで朝焼け観察が寒くなかった バラクラバとゴーグルのおかげで山頂へのアタックが楽だった ■どっちともな点 ハイドレーションは15分に1回ぐらい飲まないと凍る が、そのぐらいなら全然利用できる。 むしろザックおろして水筒出すのに比べ、 時間短縮&冷えへの対策になるので良い ■悪かった点 ハードシェルを脱いだ時に着る上着がもう一枚欲しい |
感想
三連休を利用して山へ。
(都会のクリスマスムードから脱兎です。
■天気とか
今回は何より天気が心配でした。
・23日は低気圧が直撃
・24日は綺麗な西高東低
・↑の高層天気図では-6度線が北アルプスに掛かりそう
・下層で雨で上層が雪の場合、低体温症のリスクが高い
・ハードシェル等は比較的雨に弱い(レインコートに比べ)
ですが折角なので、
悪かった場合の対処を考えとりあえず行ってみることに。
1日目:
中房温泉まではやはり林道なので風も強くなく、
雨もすぐ止んだので楽に歩けました。
2日目:
朝食の時に中房温泉さんが燕山荘に問い合わせたところ、
「-19度、吹雪」とのこと。
ですが事前に契約したヤマテンさんの情報では
午後から回復傾向なので突っ込むことに。
最初は雪が舞っていたのですが、徐々に太陽が顔を見せ快晴に。
■道中とか
登山道は比較的雪が少なく、
2年前のGWより雪が少なかったのではないかと思います。
また、天気がかなりよく、
雪山の登山としては難易度が低かったのではないかと思います。
ただ、燕山荘から燕岳までの道はやはり風が強く、
滑落危険箇所はありませんが、寒さには注意が必要だと思いました。
■中房温泉について
温泉は4種類ぐらいあったと思います。
大風呂、岩風呂、御座風呂、あともう一個。
自分は初日に御座風呂に入りました。
ここはアルカリ性のお風呂でヌメヌメしているやつです。
効能は筋肉痛や打ち身などだったと思います。
脱衣所に暖房器具が一切なくて寒かったですが、
入れるお風呂の一番奥にあった為か貸し切りでした。
最終日に岩風呂に入りました。
こちらは新しい建物(本館?)にあり、
脱衣所も綺麗で、更に露天風呂でした。
景色は雪の積もった有明山を見つつ入れるとこで、
頑張って登ってきた登山者のみに与えられる絶景です。
ただ、オフシーズンのためかシャワーは使えませんでした。
■燕山荘について
燕山荘は23日から年末年始営業が始まりました。
丁度自分が登る1日前、中房温泉に宿泊した日ですね。
燕山荘はサービスが夏とほぼ変わりなく、
従業員の方も大変優しかったです。
シーズンと違う点は恐らく、
・展望カフェがない
・展望カフェ側の外のベンチがない(雪に埋もれてる)
・水が使えない(黒百合とかも使えないので冬はそういうもんだと思う)
・コンセントの有料貸出が無い
だけだと思います、全然問題にならないですね。
夕食では全員にワイン、手作りケーキを振る舞って頂き、
食事の後は燕山荘グループのオーナーである赤沼さんのお話を聞けました。
年々雪が減っていること、
ストックの使用によって山が破壊されていっていること、
山と人と動物が共存するということなど、
登山者としてではなく地球に住まういち人間として、
何かを考え行動しなければいけないというお話でした。
(中学校で演説している内容らしいです)
■まとめ
雪山の登山技術を向上させたい自分にとっては、
かなり楽ちんな山でした。
が、キツイ=楽しい美しいではなく、
今まで登った冬山の中で一番綺麗な山だと思いました。
雪山を初めたいという初心者の方がいたら連れて行ってあげたいです。
(初心者だけの登山、単独行はオススメしないです)
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