安倍奥の二王山 (六郎木〜奥仙俣への下山路に迷い引き返す)


- GPS
- 06:30
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,217m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ただ今日は工事中で使えず隣の広場に駐車。 帰りは上落合14:20(バス)14:50六番16:11(バス)16:50六郎木 の予定であったが途中引き返したので利用せずに終わる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「湯の森〜二王山」 最初が急坂で滑りやすいが、その後は二王山まで歩きやすく問題なし。 「二王山〜」 二王峠まではわかりやすい尾根道。 その先は迷って断念したので不明ですが、かなり困難な道の様です。 |
写真
感想
安倍川を挟んで十枚山の反対側に二王山という山がある。
安倍奥の山々の展望がよく登山道も湯の森から奥仙俣へ縦走できるようだ。
秘境のような奥仙俣には一度行ってみたかったし安倍奥の山の雪の様子も見てみたいと思い、この道を歩いてみました。
車で安倍川沿いを北上しますが、静岡市内では通勤時間と重なり道路は混雑気味。それに六郎木の駐車場も工事してたりで、歩き始めが9:00とちょっと遅めになってしまいます。のんびり山行のつもりがバスの時間を気にしながらの山行になってしまいます。
湯の森では民家の裏から登山道が始まりますが、いきなり急坂で参ります。でもやがて歩きやすい道になっていきます。
中間点の820mの伐採地に着くと大展望が開けます。
十枚山、大光山、八紘嶺、大谷嶺、そして安倍川の深い谷が見渡せます。
白い大谷嶺を期待していたけども雪は消えているようで残念。逆に雪が無ければ来週あたり八紘嶺に行けるかなと期待も膨らみます。
二王山山頂は木々に囲まれた静かな雰囲気。
ここも大谷嶺と八紘嶺が見えます。
さてガイドブックに記載の「二王山〜奥仙俣〜上落合」の所要時間は3時間10分。バスは上落合を14:20発。余裕がないので急いで出発します。
少し進むと「この先は上級者コース、危険」の標識がありますが、歩きやすい尾根道が続いています。しかし二王峠からヤセ尾根を下りたあたりで道が消えます。
道なりに直進すると道が消えるし、モノレール沿いに左に下りると急坂でヤブに突入し道とは思えませんし、その中央はやはりヤブで道らしくないし・・・。そんな繰り返しで時間を浪費します。落ち着いて地形図を見ると100mほど下れば明瞭な尾根があるようなので道にこだわらず地形を見て下ろうとも思いましたが既に14:20のバスに間に合わすには絶望的な時間になっています。
14:20の後、夕方にバスがもう一便ありますが、それでは最終の梅が島温泉行きのバスに接続できず車を回収できません。
かなり未練がありますが今回はここで引き返すことにします。
もうバスの時間を気にすることもなく、帰りは展望の良いところでのんびりしながら二王山に登り直し、湯の森へ下ります。
湯の森では交番のお巡りさんに声をかけられて雑談しました。
山へ行ったことを聞かれたので二王峠の先で道が無くなり引き返したことを話すと「そこは遭難事故が発生しているので注意してほしい。他の登山者にも道が消えてることを教えてあげて。」とのことでした。
予定より早く下山したので梅が島新田温泉黄金の湯に入ります。ここは17:00終了なので下山後に立ち寄ることが難しく、今回初めて入ることができました。
帰宅後に迷った場所についてガイドブックやネット情報を探していると「急斜面のジグザグ道は消えているのでモノラック沿いにヤブをかき分けて進む・・」等の記述がありました。もうちょっと調べておくべきだったかと反省です。
コメント
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こんにちは。
数年前の年末に梅ヶ島に行く時に湯の森を通りかかるとパトカーや消防の人がたくさん出ていて・・・梅ヶ島の旅館のご主人に訊いたら遭難者の捜索でした。
その時は発見出来なかったと記憶していますが後になってから発見されたのかどうかはわかりません。
安倍川右岸の山も歩いてみたいのですがその時の事が頭の中に残っているせいかなかなか足が向きません。
人気の東山稜に比べて登山道の整備状況ははどうでしたか?
kenpapaさん はじめまして。
安倍奥や浜石岳の記録 何度か参考にさせていただいてます。
遭難は右岸の山だけでなく何処でもあるのだけど、一度その場に遭遇すると気になって入山を躊躇してしまいますよね。
右岸の山々の状況ですが、私もこの二王山が初めてなので今回歩いた道のことしかわかりませんが、湯の森〜二王山に限れば道も標識も整備されていて何も問題ないと感じました。
二王山から先は二王峠まで立派な道が続いていて標識もありますが、その先で急に踏み跡が消えます。だいぶ長い期間放置されている雰囲気です。想像ですが途中まで立派な道があるので油断して進んでしまい道迷いにつながっているのではないかと思います。登山者も少ない(誰にも会わなかった)のでしっかりとした情報の無い道には入らないほうがよいかもしれません。
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