雨飾山 〜小谷温泉ルートお花満開の笹平〜
新潟県
長野県
kennken
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 975m
- 下り
- 993m
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標高グラフを拡大コースタイム
08:45 荒菅沢
10:10 笹 平
11:00 山 頂 12:10
12:40 笹 平
14:30 荒菅沢
16:10 登山口
登り時間 04:00
下り時間 04:10
(休憩・写真撮影含む)
休憩時間 01:10
総行動時間 09:20
| 天候 | 【長野県長野の当日天気】 天 気:晴れ 最高気温:29.6℃ 最低気温:20.3℃ 露点温度:18.5℃ 湿 度:55% 風 向:北 風 速:5m/s 現地気圧:958.2hPa 海面気圧:1004.2hPa 降 水 量:0.0mm 積 雪 深:--- 日 の 出:4:45 日の入り:19:02 【現地での天気】 終日ガス☁/☂山頂でも展望ZERO・・・ ガズ・曇っていてとても涼しい山行でした。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
北陸自動車道糸魚川ICから国道148号線を南下 小谷温泉口信号を左折し雨飾高原キャンプ場の登山口駐車場へ 駐車場は30台駐車可。 登山口には休憩舎・トイレ・洗い場もあり便利な登山口。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 登山口駐車場休憩舎内にあります。 【トイレ】 登山口より先にはありません。 【登山道状況】 小谷温泉ルートは雨飾山山頂まで4.400mで400m毎に標識あり11分割されている。 01/11 板敷の水平道で湿地あり。 02/11 ここからジクザクに登る。 03/11 ブナ並木の急坂。地面に根がでてきます。 04/11 休憩地あり 05/11 見上げるとブナの緑が眩しい 06/11 荒菅沢まで150mほど下る。 荒菅沢 沢上に雪渓あり。7/23時点で雪渓を渡っていきますが 穴がおいており、その穴も広がりつつありある意味怖かったです。 しかし、雪渓上は天然クーラーでとても涼しかったです。 ここより傾斜がきつくなって行きます。 07/11 林の中を上って行きます。 08/11 森林限界笹道となりガレ場が出てきます。落石注意でした。 時折が出ると日差しが強く一気に気温上昇。 09/11 ガレ場は終わりに 笹 平 お花畑に一気に花々が目に飛び込んできます。 梶 山 笹道を梶山の分岐まで少し下り 10/11 10を少し過ぎるとコルに池がありました。 11/11 最後の急登 南 峰 石祠 日本海が見えるそうですが・・・本日見えず。 北 峰 山頂1963m 360度の展望 北アルプス、火打山、高妻山が一望できるそうですが本日見えず。 【立ち寄り湯】 小谷温泉奥の湯 雨飾山荘 http://www.valley.ne.jp/~a-kazari/ 入浴・休憩時間:10:00〜15:00 (本日は16:30からでも入浴させて頂きましたが) 入浴 料金:大人 500円 小人 300円 入浴+休憩料金:大人 1,000円 小人 500円 |
写真
拍手休憩舎ありトイレあり洗い場ありの
至れり尽くせりの登山口です。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の咲き誇る
ササ道を登りきると
茂倉尾根行き天狗原山登山道が右に分かれて
主稜線を左に登っていきます
荒菅沢を左下に見ながら
山頂へ最後の短い急登へ
感想
雨飾山 標高1963mで上信越高原国立公園に指定され
長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市との県境
頚城山塊の一峰で深田久弥殿の日本百名山にも選ばれている
ブナ林、岩場、草原、山頂の眺望とワクワクとする山行が魅力な山だそうです。
登山道は3箇所。
�／軍禪�は雨飾温泉側から薬師尾根を登るルート
��長野県は小谷温泉側の雨飾高原キャンプ場から荒菅沢奥壁となる
「布団菱」を眺めながら登るルート
�Ｄ耕邯�は小谷温泉側のもうひとつ大網側ルート
今回は比較的登りやすく眺望の明るい雨飾高原キャンプ場からのルートで登る事に
7月23日(土)6:30に雨飾高原キャンプ場の登山口駐車場に到着。
6:30なので、すでに満車で少し下った第二駐車場を覚悟していたのですが
3連休の明けの土曜日だからか、キャンプ場横駐車場は半分程度の駐車状況でした。
登山口の休憩舎にトイレに洗い場に下山後すぐに雨飾荘で汗も流せるし
登山口に近い無料駐車場にと非常に使い勝手良くアプローチしやすい環境です。
今回は、山行き経験の浅い方や初登山って方もおられるので
ゆっくりゆったり安全登山で。
しかし、スッキリしない天気。
登山口からガスっぽい天候は快方しませんでしたが
取り口から木道で
湿地や小川を越えて美しいブナ並木を楽しみながら登っていきます。
登山道は非常に整備されて踏み込まれた登山道で
小谷温泉登山口から雨飾山までの4.400mを11分割した標識があり
とてもイイ目安になります。
荒菅沢に到着すると沢は雪渓の下
この時期で標高1500m程度でこれ程の雪渓が残っているとは
さすが世界有数の豪雪地帯の頚城山塊の一峰ですね。
しかし、所々穴が開いている雪渓を歩くのは緊張です。
雪渓上は天然クーラーでわぁ〜。メッチャ涼しいぃ〜。
沢を横切る程度の雪渓なのでアイゼン不要です。
楽しみであった荒菅沢奥壁となる
「布団菱」はガスの中で望むことは出来ませんでした。
奥壁は「フトンビシ」と呼ばれる岩場でスラブ(一枚岩の石峰)だそうです。
荒菅沢を越えて標識8/11まで来ると見晴らしがイイと思われる尾根にでます。
そこからガレ場の尾根を行きます。
浮石に注意ですね。下山時には浮石で転倒している登山者がいて肝を冷やしました
ここから花々が目に付くようになって
笹平では百花繚乱の花々が咲き誇っていました。
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)がメインで色々な花々が風に揺れていました。
笹平標識部では茂倉尾根行き金山・天狗原山登山道が右に分かれて主稜線を左に
ガスで展望は良くありませんでしたが
山頂への笹道を行くと花々に目を奪われランランしながら楽しく歩けます。
一旦下ると梶山分岐で糸魚川雨飾温泉ルートと合流。
そしてコルからは左下に荒菅沢を見下ろして小さな池を過ぎると
最後の短い急登を登りきると双耳峰の尾根にでます。
南峰には4体の石仏と1この石祠
北峰が雨飾山最高標高の山頂
ガスで・・・360度の眺望は望めずでした。
山頂では次々と登って来られる登山者の皆様で狭い北峰は一気にいっぱいに。
楽しみの昼食を楽しんで下山へ
70分程滞在し南峰が雲海に浮かぶ風に見えたときが一瞬だけ望めただけで
ガスで見事な眺望はお預けでした。
下山後は
雨飾荘から下ったところの料金寸志という雨飾高原露天風呂が気になりましたが
雨飾荘の日帰り風呂で汗を流しました。
日帰りは15:00までだったのですが雨飾荘についたのは16:50
でも『今、入浴している方居ないからいいですよ』って日帰り湯させて頂きました
洗い場は6箇所とこじんまりした温泉ですが
とてもイイ湯でした。
期待の展望は恥しがって顔を見せてはくれませんでしたが
笹平からの百花繚乱の花々には大興奮の
イイ山行きでした。
ありがとう雨飾山さん。
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