西穂→ジャンダルム→奥穂/テント泊
長野県
岐阜県
its_yuko
- GPS
- 50:23
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,529m
- 下り
- 2,158m
アクセスを調べる
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- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:05
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
｜新宿→松本｜ 1バスタ新宿南口06:05→09:23松本 2バスタ新宿南口0755→1113松本 3バスタ新宿南口07:05→10:23松本 ハイウエイバスドットコム＿3400円（キャンセル料不要） ｜○○→松本｜ 05:40→10:16 4時間36分3,690円 乗換：1回高尾で乗り換え ｜松本→新穂高温泉｜ 松本1040→1245新穂温泉 夏季限定 7/16〜8/28 2880円 ❶往路total 6280円〜6570円 ｜新宿→平湯温泉｜5860円｜バスタ新宿南口07:05→1145平湯温泉（京王バス） https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/ ｜平湯温泉→新穂高｜890円｜平湯温泉（路線バス）12:38 → 1316新穂高ロープーウエイ https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/shinjuku/#timetable http://www.japanesealps.net/north/access/shin_hodaka.html ❶往路total 6750円 ●ロープーウエイ1600円/片道 ●松本〜新穂高線は、アルピコ交通、濃飛乗合自動車（濃飛バス）の共同運行路線。 松本〜高山線、松本〜新穂高線は予約制ではない。座席定員制、満席の場合は乗車できない場合があり。 高速バス松本予約センター 0263-35-7400 8：00〜20：00 濃飛バス予約センター 0577-32-1688 9：00〜18：00 □復路□ ❶上高地BT14：30→16：34松本BT ❷上高地BT15：15→17：13松本BT |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは西穂山荘に向かう途中の小さな小屋で提出できる。 |
| その他周辺情報 | 小梨平でお風呂に入った。貸し切りだった♪ごはんも小梨平で。生ビール500円で定食1000円程。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
ここは間天のコル？ 小さなビバークスペースあり。（遭難救助時の臨時基地というのはここ？）たしかここでふたりの後続者に追いつかれる。おじさま「ここは天狗のコルですよね？」
ワタシ「えー？でも逆層スラブが未だなのでその前の間天のコルですよ」
若者「俺全然わかってないや」といった会話をした。若者は早足で先を歩いて行った。
おじさま「ここは天狗のコルですよね？」
ワタシ「えー？でも逆層スラブが未だなのでその前の間天のコルですよ」
若者「俺全然わかってないや」といった会話をした。若者は早足で先を歩いて行った。
コルから上がって来た青年とすれ違い。待つ。ジャンはあとどのくらい？「そうですね、後30分、いや1時間かな・・」先が見えて来た。頑張ろう！このあたりで後続のおじさまは「ルート間違えてバテたー」とおっしゃったため「旅は道連れ」となる(^^;)
このあたりで後続のおじさまは「ルート間違えてバテたー」とおっしゃったため「旅は道連れ」となる(^^;)
鎖を登って更に奥穂側にトラバースしてからザックデポで取り付く。直上も�卦蘢�度と聞いていて、空身なので登れるかな〜とルーファイ。行けそう。「旅は道連れのおじさま」に直上しますか？とお聞きしたら、自分には厳しいかも・・ということで巻き巻きで上がる。
1
さてあんまりゆっくりはしていられません。
・・って、下り過ぎてまた鎖の下に出た・・失敗。
ジャンを奥穂側にトラバースしてからのコルへの下りが急で長く足場も悪かった。。懸垂支点があった。たぶんガイドはロープで懸垂してると思われます。30mあれば下部まで届くでしょう。20mでも行けるかも？慎重に下れば問題無いレベルですが。身長によっては足が届きづらい箇所あり。ロバ耳は直上ではなく信州側を巻く。そしてコルにて休憩。奥穂はもうすぐ
ロバ耳は直上ではなく信州側を巻く。そしてコルにて休憩。奥穂はもうすぐ
この後はどこを通っても良さげな感じでなんとなく登ってると奥穂に着く。
感想
3連勤が終わり店を出たのが2030分。このポロポロの身体で果たして10時間の縦走ができるのだろうか...
1日目（西穂山荘まで）
緊張のせいか0400前に目が覚めたのでゆっくり支度する。まずは0540発→高尾→松本。なかなか寝られなかったがそのうち熟睡。これなら疲れが取れそうだ。松本の観光案内に飛び込みアルピコバスの乗り場を聞きチケット購入。松本駅にはニューデイズ、バスターミナルの隣はマツキヨがある。食べ物小物はここで買える。
新穂高温泉行きのバス。お客さんが少ないためザックを隣に置け（ラッキー）、進行方向右側に座ったが日も当たらす快適。ここでも熟睡。新穂高ロープーウエイでは西穂山荘に行くであろう登山者と至近距離になるわけだが、そこで奥穂まで行くというおじさまと会い、とりあえずはひとりではないと知り安堵する。ザックの重量は12.5kgだった。水も調理用、おでんも担いでいるのでこんなもんか。でもこれじゃ岩稜縦走は無理なので明日までに減らさねば。
西穂山荘までは約一時間の道のり。明日のトレーニングとしては短すぎるが仕方ない。樹林帯で陽は差さないが風がなくムシムシ。最後の急登を登りトラバースすると西穂山荘。テンバは6、7張りと言ったところで何処でも張り放題だ。これが平日山行の特権なんだな。お隣にお邪魔しますと声をかけたらソロの女性でこりゃますますありがたい。山荘のテーブルでビールを飲み、同席の小屋泊まりのおじさまに声をかけ、せっかくなのでくだんの女性にも声をかけしばし談笑。おふたり明日は西穂ピストンだそう。さて、明日は2時起きなので私は早めに失礼し、おでんを温めただけの手抜き夕食を頂く。ここで餅を持ってくるべきだったと後悔。大根とこんにゃく？おでんのタネってこんなんだっけ。明日のエネルギーが少なすぎた。パタのライトダウンと3番シュラフで寒くも暑くもない気温で数時間熟睡。その後は緊張で何度か目を覚まし、0150にたまらず起きて支度を始めた。
2日目（西穂山荘→西穂→奥穂）
小屋前0325出発。真っ暗な中をひとりヘッデンで歩き出す。冬の方が歩きやすい道のように思う。早足にならぬよう意識してゆっくりと歩みを進める。歩き出しはパタのR2ベストとフーディニで汗をかかないスピードで歩く。果たして私のヘッデンの灯はこれから西穂方面に行くひとの道しるべになっているのだろうか。。何度振り返っても他の灯が動くことはなかった。
冬と違い、独標への傾斜も緩く感じ、え？ここ独標？という感じで到着。ただし西穂への下りはピッケルを使える分冬の方がラクに感じた。
急登を下りてからは、いくつかの小さなピークを越えて行く。ナンバーが振ってあるので心強い。飛騨側の広いトラバースはやはりマークがわかりづらいと感じる箇所はあった。ここを過ぎればすぐに西穂だ。ほぼ西側を巻くので陽は当たらず寒いくらい。
西穂到着。頂上狭いので少し先の広場で休憩。ザックおろし自分の居場所をまた連絡する。西穂への登りは言われていたほど悪くはなかったが、鎖もなくやや斜度があるので注意。というか、ここは下りの方がイヤかもしれない。
さて、ここからは未知の世界だ。
おおお！西穂からの狭いコルへの下りが急！先の稜線の細さがアドレナリンの供給量を増大させる。ま、でも慎重に行けば問題はないだろう。
コルに降りるとまた登り。赤岩岳は？ん？ここか？それともあっちか？というわけで全くわからず。間ノ岳もサッパリわからず。。たぶん間ノ岳であろうピークからLINEで居場所を連絡。その後長野側から鎖を降りるのだけどこれが急！長い！足場悪い！かなり腕力消費。
間天のコルで後続のふたりに追いつかれる。整地してある平らな場所（ビバークポイント）もあり休憩には良い場所。談笑後にワカモノ→ワタシ→オジサマの順にスタート。さすがワカモノは早い。ストーカーしよ！と頑張ったが、瞬間振り切られた。
ここから天狗岩までは標高差が大きいはず。噂に聞く逆層スラブは安定して登れる。それまでのガレガレよりずっと楽しい。うっかりルートを尾根に取ってしまい鎖から外れるが、ルート外してもそう問題はなかった。鎖の終了点で、すれ違いの 別のワカモノに出会い、ジャンまであと少しと聞きパワーをもらう。
天狗岳からは、そうアップダウンもないだろうとタカをくくっていたら大間違いで、結構な標高差の「ピーク→コル」を繰り返す。ピークに出るたび、また巻道を降りるのか！と絶望的な気分になる。稜線通しならラクなのに！と思いながら振り返ると稜線の断崖絶壁が見えたりする。休憩で後続のオジサマを待つ。「バテたー」との声をお聞きしてからは同行を決めた。アップダウンを繰り返し、ようやくジャンの足元にやってきた。
コレがジャンか!!
H田さんに聞いていた通り鎖を登って信州側にトラバースした箇所にスペースがあったのでそこに荷物をデポ。直登は3級程度と聞いていた。確かにそんな感じだし空身なので行ける！と判断。しかし後続者のおじさまは自信無さそう・・(^◇^;)。残念だが巻くことにした。左にトラバースした後右斜め上方向に上がって行くトレースがある。しっかり観察すればなんという事はない（下りの道が見えづらいので注意）。ジャンからは奥穂の人が見える。前出のワカモノは奥穂から私らの姿を捉えていたようだ。天使は紺碧の空にシルエットを描き、ここまでの苦労を労ってくれた。しばし休息。
荷物をピックアップし奥穂へ向けトラバース。このあとの飛騨側コルへ降りる道がめちゃ悪い！高度差10m以上の垂直のクライムダウン！ガイドが使うのであろう懸垂支点があったが、ロープを持参しなかったので使えない。ここは慎重に降りるしかなかった。
後続を待ちロバ耳へ。うっかり稜線方向へ向かってしまい道がなくなる。そうかここは信州側をトラバースだ。そしてウマノセ。ここの難易度が高いのが全くわからんかった。足も手もしっかりしてるしグラグラもせず安定して越せる。乗ったら却って怖いだろう。
ここを抜けたら奥穂へは、どこを通っても良さそうだ。巻きたくなければ稜線を行ける。もうすぐそこにゴールが見えるのでお気楽だ。奥穂には3人ほど人が居て写真を撮っていたので独り占めは出来ず。ここでしばらくのんびりして小屋に下りよう。小屋まではガクガクの足を引きずりながら、今日の道を振り返り振り返り歩いた。
小屋にテントを張り、ツマミとビールでまったりしてると、ワカモノがザックを背負ってきた。あれ？どこいってたの？と聞くと、西穂奥穂終了後にそのまま前穂ピストン（ひえーー！）そして明日はキレット越えで槍まで。若さってスバラシイ。奥穂のテン場はほぼ若い男子のみでオバちゃんは希少種のようだ。
テントで翌日の行程を考える、北穂まで足を伸ばすにはまたヘッデン登山する必要がある・時間次第では風呂もカット・ルートは同じような岩稜の巻き道。。うーーん。巻き巻きはもうおなかいっぱいだ。おとなしく直帰とする。この日はさすがに西穂山荘テン場より冷えた。夜中にベストを腿に掛けた。持って行って良かった。
3日目（奥穂→小梨平→上高地）
ザイテン経由で涸沢、カールを振り返りお花を愛でながらゆっくり歩いた。9月に登るはずの前穂北尾根が見える。5.6のコルは未だ残雪がたっぷり残っている。早く溶けてなくなってくれぇ。徳沢でソフトクリーム休憩後、小梨平でお風呂（ひとりだった。良いなあ平日は！）と食事を摂って上高地へ。
こっそり拍手
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tsunekichi55 さん
ＹＵＫＯさんのワクワク ドキドキ・・の気持ちよくわかりますｗｗ。私、この年になっても 同じ感覚です！！いつも後ろ向きになりそうな気持を奮い立たせつつも、おっかなびっくり前に進みますｗｗｗ。終わってみれば なんだたいしたことなかったな〜 なんちゃってねｗｗｗｗ。
でも単独は、学ぶことも多いですから 貴重な経験ですね。いつも周りにいる人（うその旦那様とか・・）をいかに頼りにしていたかとかねｗｗｗ。それにしても穂高岳山荘に早く着きましたね。きっと其のゆとりの時間は、ゆったりとした幸せなそして誇らしげな時だったんでしょうｗｗｗあの感覚はいいですね う〜むイイデスヨ 本当に幸せな気分ですよね！！こちらまで笑顔がうつってきそうです。 おめでとうございます。
それにしてもＹＵＫＯさんは細身ですねｗｗｗ。前回お会いした時と少し印象が違ってたので 少しびっくり でもクライミングには最適な体型です。私など ７０ｋｇをなかなか脱することできず クライミングレベルは上がらぬままです。 あっ 歳ですよねｗｗｗ。もうすぐ前期高齢者の仲間入りですｗｗｗ。
まだ今夏は 北尾根があるんでしょ！！がんばってください。４峰が危険なんで（落石）気をつけてください！！
また 三つ峠でもトレーニングやる時に、ご一緒できればいいんですがｗｗｗよろしくお願いいたします。
追伸 二子山にいた外人さん（トニーさん）が時々私のヤマレコにメッセージ（コメントではなく）をくれますｗｗｗ。覚えてますか？？
コメントありがとうございます！まだ続きがあるのですが書けてません^^;。この酷暑の中エアコンが壊れてパソコンに向かう気力が出ません。。。
ソロは自由で良いですね。平日はほぼソロの方なので話も弾みました。ジャンと奥穂山頂では後続のおじさまと一緒でしたのでしゃべりまくり笑笑。時間は暗いうちに出たから早くついただけです(^^)
北尾根は9月。相方は小屋泊まりで岳沢に抜けたいと言ってますが、私はテントで行きたいのです。涸沢ベースで前穂から奥穂経由で降りても10時間見ておけば大丈夫と思うのですがどうでしょう？（小屋はお金がかかるし冒険的でないからあまり好きではありません)
記録が途中なんで ＹＵＫＯさん疲れて寝てしまったんだ！！と勝手に想像して笑ってましたｗｗｗそれにしても今年の夏は本当に暑い 先日の八ヶ岳でも暑さで予定通り登れませんでした。
私もテント派なんで（４０年でお金を払って小屋どまりは一度だけ暴風雨の白馬）気持ちはよくわかります。わざわざ山にまで来て、人に気を遣う小屋には泊まりたくないし より自然に近い所に身をおきたいですよね！！（多少大変でもね）気楽におならができるのも魅力ｗｗｗ。ヨボヨボになって人に世話掛けるようになるまでは テント派でいようと思いますｗｗｗ（そんなになってもまだ登る気か〜〜ｗｗｗ）
計画は涸沢テント固定で北尾根周回ですね？それなら荷物も軽いですし、十分な時間だと思います。前日五六のコルまでの取り付きを下見しておけば、より確実でなおかつ暗い内に出発できますね。とにかく浮石、落石に気を付けて！！時間があれば徳沢あたりまで下れば、幸せなまったりとした朝を迎えられます。徳沢ならのんびり朝食をとり ビールなぞひっかけてから のたりくたりと上高地まで！！想像してたら 行きたくなってきましたｗｗｗ
では 気を付けて行ってきてください。
アドバイスありがとうございます。徳沢まで下る時間があるかどうか。。(^^;)
でもいいですね、朝からビール！ありがとうございます。また報告させて頂きます！
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