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Yamareco

記録ID: 1555264
全員に公開
沢登り
大峰山脈

前鬼川(三重滝まで)

2018年08月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:00
距離
8.2km
登り
1,025m
下り
1,006m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:50
合計
7:00
距離 8.2km 登り 1,025m 下り 1,024m
5:51
50
駐車地出発
6:41
7:26
293
12:19
12:24
26
12:51
駐車地帰着
合計時間: 7時間0分
合計距離: 8.25km
累積標高(上り): 626m
累積標高(下り): 644m
天候 晴れ
駐車地気温22℃(6時時点)
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良県下北山村前鬼、前鬼林道の車止めゲート手前に駐車。
10台分程度は駐車可能。
時期によっては満車の場合あり。

またここに至る道は狭く離合困難箇所あり、
落石、土砂崩れ、法面崩落も頻繁に起こっているようだ。
コース状況/
危険箇所等
黒谷、前鬼川本谷〜垢離取場(こりとりば)までは沢登りの技術、知識必要。
装備適宜。

垢離取場から三重滝(みかさねのたき)までは案内板、ナビテープはあるが倒木、登山道の崩落などにより非常に分かり辛くなっている。道迷いのおそれあり。

千手の滝から馬頭の滝への行程、
「屏風の横駈(よこがけ)」「天の二十八宿(しゅく)」は転滑落のおそれが非常に高く危険。
馬頭の滝の滝見だけが目的ならば手前の巻道を上り下りする方が安全と思われる。
駐車地を出発。
まずは黒谷へ降りて行く。
踏み跡バッチリ。
2018年08月14日 05:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:56
駐車地を出発。
まずは黒谷へ降りて行く。
踏み跡バッチリ。
黒谷出合。
下流へ向かう。
2018年08月14日 05:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 5:59
黒谷出合。
下流へ向かう。
前鬼川本谷出合。
2018年08月14日 06:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 6:08
前鬼川本谷出合。
透明度もさることながら、
やはりこの青色は素晴らしい。
2018年08月14日 06:12撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
8/14 6:12
透明度もさることながら、
やはりこの青色は素晴らしい。
うっとりするような美しさ。
何度も足が止まる。
2018年08月14日 06:23撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 6:23
うっとりするような美しさ。
何度も足が止まる。
谷は右に曲がり、
その奥に滝が現れる。
滝身を見るには右岸の奥に立たなければならない。
2018年08月14日 06:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 6:43
谷は右に曲がり、
その奥に滝が現れる。
滝身を見るには右岸の奥に立たなければならない。
2段10m滝。
轟音と共に落下している。
釜は深い。
2018年08月14日 06:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 6:44
2段10m滝。
轟音と共に落下している。
釜は深い。
水は冷たく流れは速い。
ウェットスーツを着てくれば良かった。
2018年08月14日 06:50撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
8/14 6:50
水は冷たく流れは速い。
ウェットスーツを着てくれば良かった。
淵を水中から撮す。
青い!
2018年08月14日 07:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
8/14 7:04
淵を水中から撮す。
青い!
滝左岸を上がる途中。
なんて綺麗なんだろう。
2018年08月14日 07:07撮影 by  iPhone 7, Apple
3
8/14 7:07
滝左岸を上がる途中。
なんて綺麗なんだろう。
左岸岩場にトラロープのフィックス。
信用出来ないのでフリーで上がる。
技術的には難しくないが、
岩が滑るので恐ろしい。
2018年08月14日 07:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:15
左岸岩場にトラロープのフィックス。
信用出来ないのでフリーで上がる。
技術的には難しくないが、
岩が滑るので恐ろしい。
ウワサの渡渉箇所。
水の流れも強く、ヌメヌメなので断念。
左岸を少し上がり巻いて降りる。
2018年08月14日 07:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/14 7:17
ウワサの渡渉箇所。
水の流れも強く、ヌメヌメなので断念。
左岸を少し上がり巻いて降りる。
滝上からナメが始まる。
2018年08月14日 07:26撮影 by  iPhone 7, Apple
2
8/14 7:26
滝上からナメが始まる。
どこでも歩けるかと思いきや、
滅茶苦茶滑るのでヒヤヒヤしながら平坦な所を歩く。
2018年08月14日 07:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/14 7:35
どこでも歩けるかと思いきや、
滅茶苦茶滑るのでヒヤヒヤしながら平坦な所を歩く。
三重滝の下段、
「不動滝」。
約60m。
右岸の岩が覆い被さるようにせり出している。
2018年08月14日 08:05撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
4
8/14 8:05
三重滝の下段、
「不動滝」。
約60m。
右岸の岩が覆い被さるようにせり出している。
本谷へ戻る。
フィックスの古いロープあり。
ここは安全のためにロープを出した。
2018年08月14日 08:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/14 8:20
本谷へ戻る。
フィックスの古いロープあり。
ここは安全のためにロープを出した。
「水色」ってあるんだと思う。
2018年08月14日 08:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
8/14 8:35
「水色」ってあるんだと思う。
この滝を越えられず左岸を巻いた。
2018年08月14日 08:39撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
8/14 8:39
この滝を越えられず左岸を巻いた。
青いゴルジュ。
湧き水が注ぎ込み特異な景観を創り出している。
2018年08月14日 08:44撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
5
8/14 8:44
青いゴルジュ。
湧き水が注ぎ込み特異な景観を創り出している。
おそらく本流以外はほぼ湧き水だと思われる。
こんな景色は観たことがない。
2018年08月14日 08:46撮影 by  iPhone 7, Apple
2
8/14 8:46
おそらく本流以外はほぼ湧き水だと思われる。
こんな景色は観たことがない。
滔々と流れ出る湧き水。
かなりの水量であることが分かる。
2018年08月14日 08:49撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/14 8:49
滔々と流れ出る湧き水。
かなりの水量であることが分かる。
脇滝。
これも湧き水のようだ。
この湧き水が前鬼ブルーの要因なのかな?
(ここから上流は緑色に変わる)
2018年08月14日 08:57撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 8:57
脇滝。
これも湧き水のようだ。
この湧き水が前鬼ブルーの要因なのかな?
(ここから上流は緑色に変わる)
左岸を上がり三重滝へ向かう。
標識、ナビテープはあるが分かり辛い。
2018年08月14日 09:10撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 9:10
左岸を上がり三重滝へ向かう。
標識、ナビテープはあるが分かり辛い。
植生はやはり温かい地域のものだなと思った。
雪も多くはないのだろう、幹が曲がったものは無かった。
2018年08月14日 09:19撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 9:19
植生はやはり温かい地域のものだなと思った。
雪も多くはないのだろう、幹が曲がったものは無かった。
三重滝中段、
「千手滝」。
50mと云われる。
この滝は一番楽に観られると思う。
(滝見道整備のお陰)
2018年08月14日 09:34撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
3
8/14 9:34
三重滝中段、
「千手滝」。
50mと云われる。
この滝は一番楽に観られると思う。
(滝見道整備のお陰)
千手滝のテラスの洞窟。
2つあり、それぞれ
「胎蔵界窟(たいぞうかいくつ)」
「金剛界窟(こんごうかいくつ)」と呼ばれる。
写真は胎蔵界窟。
その向こうに千手滝の中段が観える。
2018年08月14日 09:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/14 9:39
千手滝のテラスの洞窟。
2つあり、それぞれ
「胎蔵界窟(たいぞうかいくつ)」
「金剛界窟(こんごうかいくつ)」と呼ばれる。
写真は胎蔵界窟。
その向こうに千手滝の中段が観える。
「屏風の横駈(びょうぶのよこがけ)」。
下方はすぐに垂直の崖。
魔が差したら一溜りもない。
2018年08月14日 09:41撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 9:41
「屏風の横駈(びょうぶのよこがけ)」。
下方はすぐに垂直の崖。
魔が差したら一溜りもない。
「天の二十八宿」。
ほぼ垂直の崖に鎖が垂らしてある。
ここを登り切ると鎖のない岩場のトラバース箇所が現れる。
かなり気をつかった。
2018年08月14日 09:45撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/14 9:45
「天の二十八宿」。
ほぼ垂直の崖に鎖が垂らしてある。
ここを登り切ると鎖のない岩場のトラバース箇所が現れる。
かなり気をつかった。
三重滝の上段、
「馬頭滝」。
45m。
西行はこの滝も観たのだろうか。
2018年08月14日 10:20撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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8/14 10:20
三重滝の上段、
「馬頭滝」。
45m。
西行はこの滝も観たのだろうか。
ロープで降りるのは手間なので、
右岸に下りている巻道へ上がる。
2018年08月14日 10:21撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
1
8/14 10:21
ロープで降りるのは手間なので、
右岸に下りている巻道へ上がる。
鞍部からは比較的緩傾斜の巻道が続いている。
行場にこだわりがなければこちらからアプローチが安全だろう。
2018年08月14日 10:23撮影 by  iPhone 7, Apple
1
8/14 10:23
鞍部からは比較的緩傾斜の巻道が続いている。
行場にこだわりがなければこちらからアプローチが安全だろう。
垢離取場にて。
昼食含めて大休止。
2018年08月14日 11:11撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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8/14 11:11
垢離取場にて。
昼食含めて大休止。
ここで大阪からのお二人と出会いしばらくお話。
岡山から来たことを話すと災害のことを気にかけてくださった。
ありがたい。
2018年08月14日 11:13撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
2
8/14 11:13
ここで大阪からのお二人と出会いしばらくお話。
岡山から来たことを話すと災害のことを気にかけてくださった。
ありがたい。
穢れを落とすため入水。
手を合わせる。
2018年08月14日 11:19撮影 by  DSC-RX100M2, SONY
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8/14 11:19
穢れを落とすため入水。
手を合わせる。
沢を離れる。
後ろ髪を引かれる思い...。
2018年08月14日 11:29撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 11:29
沢を離れる。
後ろ髪を引かれる思い...。
「閼伽坂峠(あかさかとうげ)」にて。
かつては裏行場の女人結界門だったそうだ。
2018年08月14日 11:59撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 11:59
「閼伽坂峠(あかさかとうげ)」にて。
かつては裏行場の女人結界門だったそうだ。
小仲坊へ到着。
宿坊の関係者家族がおられた。
2018年08月14日 12:19撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/14 12:19
小仲坊へ到着。
宿坊の関係者家族がおられた。
小仲坊を眺める。
子供の遊び声が聴こえる。
いい景色だ。
2018年08月14日 12:23撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/14 12:23
小仲坊を眺める。
子供の遊び声が聴こえる。
いい景色だ。
舗装路は途中ショートカットしながら降りていく。
2018年08月14日 12:33撮影 by  iPhone 7, Apple
8/14 12:33
舗装路は途中ショートカットしながら降りていく。
車止めゲートまで無事戻った。
初のヤマビル体験も出来て何より(笑)。
2018年08月14日 12:49撮影 by  iPhone 7, Apple
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8/14 12:49
車止めゲートまで無事戻った。
初のヤマビル体験も出来て何より(笑)。

感想

2015年に雨天のため断念してから3年、
ようやく憧れの前鬼川を遡行することが出来た。

時間に余裕があれば孔雀又谷右俣を1泊でと考えていたが、
奥様から頂いた自由時間は24時間。
垢離取場までの遡行だと平凡かなと思い、
三重滝見物を含めた遡行とした。

前鬼ブルーと言われる水の美しさに感激、
三重滝、特に馬頭滝へのルートには肝を冷やして
良いアクセントになった。

大峰には素晴らしい沢が沢山ある。
来季以降になるだろうが、また訪れたい。

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