二子山 (祠) アルケオロジー

anotherkyoko
その他2人 | 過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
気がつけば2018年も残すところあと1ヶ月
1月に初12をRPし、今年はどこまでいっちゃうの?と期待に胸踊るスタートでしたが、11月の今、私は10bがやっとです。んほー
クライミングを定期的にやり始めてから2年、とりあえず続けていれば到達できるレベルに向かってユルユルと上昇していた放物線は頭打ちのプラトー。加えて寄る年波は荒々しくなるばかり。進化のどん詰まりならまだしも、以前なんなくできたことが、だんだんできなくなっていく。これなんて華麗な加齢。
としみじみ感じたのが11月某日某所にて。下山中に足首をひねってテキメンに右足を捻挫。ただ歩いていただけで、腱が切れるほどに足をひねったことに愕然。さらにそのあとひいた風邪が重症化という追い討ち。風邪は治ってきたけど、足は腫れたまま。ちょっと動くと息切れ。って、弱りすぎだし回復遅すぎだし。パンツーに行ったら、前に登れたルートがことごとく登れない。
すんごく前置きが長くなりましたが、そんなメランコリーに包まれた2018年の晩秋、二子に行ってきました。こんなヨワヨワで二子なんて恐れ多いと思いつつ、以前ガメラさんにきいた、二子のお勧めルートfor me「甘納豆・シリアル・鬼が島」をせめて一目見るだけでも。
高速が大渋滞で、股峠到着11時。
弓状エリアをのぞくとツヨツヨさんたちがウヨウヨ。
まーくんにヨーッスと挨拶してから早々に退散して祠エリアへ。
シリアルにヌンがかかっていたので、さっそくやりましょう!と言ったら、もっと簡単なやつでアップしたいとKuniさん。まあ私なんて初二子ですし、まずは二子の岩とお友達にならないとですもんね。「では甘納豆が10bなんで、甘納豆やりましょう」ということに。
さて甘納豆はどれか。これじゃないですか?いやこっちでは?なんて言いながらそれっぽいやつを見つけて交代でトライ。なにこれムズい。ここでKuniさん100岩をみて「これ10bじゃなくて10dですよ」あらやだ。とはいえ10dにしてもなんかやらしくて面白くもない。しかも風化していてボロボロで自然に還りつつある。「どこがお勧めなんですか!ガメラさんに言っといてください!」とみなさんキレる。
で、アップの仕切りなおし。
ちょうど真ん中あたりに、アルケオロジーという10bを発見。kuniさんマスター、私FL、名人回収で、やっと全員1本マトモに登ったところで日が暮れました。
その晩。寝床でガメラさんトポを開いたら、私らが甘納豆だとおもっていたのは、左隣の「モダンの取りまき11a」でした。知っていて取り付いたならまだ善戦できたかもしれませんが、全員「10bだし」と鼻ホジしながら取り付いたのがなによりの敗因でしょうか。そして甘納豆の説明に「左のルートはあまり登られておらず、汚れていることが多い」ってまさにこれ。でもガメラさんトポの甘納豆は11a/bになっていて、私も下から見たかぎりでは右より左のほうが簡単だと思ったので、そんなにルートを読むのがヘッタクソというわけでもないようなあるような。モゴモゴ。
まあ、ちゃんと甘納豆に取り付いたとしても、そもそも10bだと誤解していたわけで、さらにガメラさんグレード11a/bとくれば、こっちのバージョンも似たような(あるいはもっと悲惨な)結末だった可能性が高い。
そしてガメラさんトポによると、アルケオロジーは、祠エリアで一番簡単とのことで、納得。とはいえ、ペタっとした垂壁から始まり、途中から立体化して垂れ下がるコルネ間を抜けるところ、崎陽軒のお弁当で例えるなら、さしずめシューマイもチャーハンも楽しめてお手ごろ価格の横浜チャーハン弁当。つまり、いいルートでした。
そんな、my first二子でした。
そういえば、右隣にあったコルネ。あのツブツブが甘納豆っぽいから甘納豆なんだな……なるほどな……と睡魔で薄れつつある意識の中でひらめいた。あのとき気がついていれば……



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