俵山


- GPS
- 03:25
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 445m
- 下り
- 435m
コースタイム
天候 | くもりのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレは熊本地震の影響で男性用小便器のみ利用可 |
写真
感想
阿蘇外輪山の南側にある俵山に登ってきました。登山口の俵山峠にして既に阿蘇の展望抜群につき、わざわざ登る意味ねーじゃねーかとも感じました。が、400m登った俵山山頂からは高度感の増した阿蘇五岳の大パノラマが待っていました。行程が短いので、今日のように昼から晴れるような日に良いピースと思いました。霜が融けてヌルヌルになった登山道は大変でしたが…
この日は阿蘇に登るつもりでいました。しかし、思うように天気は回復してくれず、俵山に転進と相成りました。天気は悪かったわけではないけど、阿蘇はできれば快晴の日に登りたいなと思っていたのでした。
道の駅くるめを6時ごろ出発。空は高曇り。予報はくもりで昼前から晴れ。晴れてくるのに合わせて、遅めに歩き出そうという目論見。久留米から日田経由で阿蘇を目指します。途中、久住山なども見えていて、阿蘇も見えてると思ったら、なんと阿蘇には雲がかかってました。駐車場でしばし待機。火口付近は入山規制もかかってます。風向きも悪いみたいで、噴煙がモクモク。仕方ない…阿蘇は後回しにしよう。
ということで俵山へ。阿蘇は北側から見る機会は多いけど、南側から見ることは少ない。阿蘇の南にある山…と探してたら俵山がありました。外輪山の一部なんですが、平坦ではなく山っぽい形をしています。なので、すぐに俵山とわかります。登山口であります俵山峠に向かう途中、下界の道を走ってて既に阿蘇の展望が素晴らしい。標高900mの俵山峠からの展望はさらに素晴らしい。ここで十分じゃねーか…と思ってしまいます。
俵山峠には数台の車。峠が目的の人と、山に登ってそうな車もいます。阿蘇にはまだ雲が残りますが、俵山上空はきれいに晴れました。よしよし!はじめは開けたススキ原を登ります。展望も良く、爽快な気分で登っていましたが、途中で杉の植林帯に入ってテンション急降下…。杉の中を黙々と歩く時間がけっこう長かったです。
俵山への登山道はルートが二手に分かれるところが3ヶ所もあります。登り始めのところはメインルートの一択。中間のは直登が階段なのを嫌って巻道を選びましたが、巻道も微妙。帰りは直のルートで。3つめは尾根通しかショートカットかの選択。2ルートある意味がわからん感じですね。
中間はずっと展望ナシ。意外と距離も長くてウンザリしてきます。俵山本体の登りに差し掛かると、やっとロケーションがよくなってきます。急斜面を100mほど登ると、俵山の東のピーク。ここからの展望が一番良かったです。
中央火口丘であります阿蘇五岳。その周りに広がる広いカルデラ。それらを取り囲む外輪山。カルデラ地形のお手本が眼下に広がっています。なんとも雄大な景観で感動します。
少し西に歩くと俵山山頂。山頂は丸く広く休憩には最適。北には阿蘇五岳や久住山、東には祖母山や傾山、南はよくわからないけど九州山地の主要部、西には雲仙が目立っています。阿蘇の見え方に限っては、さっきの東のピークに軍配が上がります。山頂からだと少し高度感に欠ける感じで…。俵山からの展望は期待通りでした。
さて、下りは阿蘇を正面に見ながら。なのですが、杉の中を歩く時間は長いし、展望の良いところは霜が融けてヌルヌルのところが多い。阿蘇の姿は時々見つつ、神経は足元に集中してましたね…。年末年始の九州はまだ先が長いし、ここで滑って転んで泥だらけになるわけにはいきませんので。
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