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Yamareco

記録ID: 1741742
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

《安曇山地》北東尾根【唐沢岳】西尾根

2019年02月24日(日) 〜 2019年02月27日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
15.5km
登り
2,475m
下り
2,468m

コースタイム

1日目
山行
8:10
休憩
0:00
合計
8:10
7:00
270
11:30
11:30
220
標高点1646のヤブピーク
15:10
標高1850mC1イグルー
2日目
山行
9:30
休憩
0:00
合計
9:30
6:00
140
標高1850mC1イグルー
8:20
8:20
250
標高1950岩壁基部
12:30
12:30
180
2100mコル
15:30
標高2300mC2イグルー
3日目
山行
3:55
休憩
3:00
合計
6:55
6:20
190
標高2300mC2イグルー
9:30
12:30
45
13:15
標高2400mC3イグルー
4日目
山行
6:35
休憩
0:40
合計
7:15
6:30
30
標高2400mC3イグルー
7:00
7:00
220
唐沢のコル2150
10:40
10:40
50
金時の滝下
11:30
12:00
50
高瀬ダム
12:50
13:00
45
13:45
13:45
0
13:45
高瀬館 葛温泉
(あらすじ)はじめ餓鬼岳、ケンズリ、東沢岳、有明山までの縦走を計画した。しかし唐沢北東尾根に3日もかかったので変更して唐沢岳西尾根を下る。雪が潜り、ヤブに囚われる。ケンズリ〜有明山間も時間がかかりそうだった。北東尾根はルート全般に傾斜はキツく、両側切れ落ちているが、ヤブが助けになる。はじめザイルは念の為一度出したが、以降は不要でキリがない感じ。但し油断したらいつでもアウトの傾斜。30〜50mも下るコブを7,8個乗り越えていく稜線は修験道登山者向き。地形図に無いコブもいくつもあり。
二人テン場なら随所にあり。今回は3泊ともイグルー。雪はイグルー向けにはあまり良くない。天候に恵まれ連日晴れ。朝晩こそ冷えるものの、唐沢山頂では3時間も長居し、陽を浴びた。下山路は図らずも唐沢幕岩を見学して満足した。
北東尾根にはかすかなトレース、西尾根には新しいトレースあり。唐沢の中は古いデブリあり。積雪も古く、量も少ないので雪崩の心配はなし。b沢出会い以下水流もあるが、概ね左岸を下れる。金時滝の巻道は、下降の向きだと沢登りの経験がないと見つけ難い。
天候 連日晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛温泉高瀬館に事前に電話で駐車4日間お願いしておいた。
コース状況/
危険箇所等
日本登山体系では「東尾根」とあるが、どう見ても北東尾根なので・・・。
今年は雪が少ない。気温も高い。ヤブとバリズボ。テクより体力と気力。
その他周辺情報 下山時葛温泉高瀬館はポンプ故障で入れず。ご主人に聞いて次に安い心笑(ここえ)温泉へ。
予約できる山小屋
七倉山荘
ファイル
(更新時刻:2019/03/03 18:27)
有明山から餓鬼岳
あれを全部歩くのだ。
2019年02月24日 06:41撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/24 6:41
有明山から餓鬼岳
あれを全部歩くのだ。
有明山から餓鬼岳
2019年02月24日 06:52撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/24 6:52
有明山から餓鬼岳
唐沢岳 葛温泉への途上より
2019年02月24日 07:14撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/24 7:14
唐沢岳 葛温泉への途上より
七倉ダムへ
2019年02月24日 07:51撮影 by  DSC-T77, SONY
2/24 7:51
七倉ダムへ
七倉ダム堤と、目指す尾根末端。
2019年02月24日 07:53撮影 by  DSC-T77, SONY
2/24 7:53
七倉ダム堤と、目指す尾根末端。
七倉ダム階段
2019年02月24日 08:06撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/24 8:06
七倉ダム階段
七倉ダムの上
2019年02月24日 08:07撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/24 8:07
七倉ダムの上
七倉ダムの上からとりつきの尾根
2019年02月24日 08:07撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/24 8:07
七倉ダムの上からとりつきの尾根
登り始め
2019年02月24日 08:19撮影 by  DSC-T77, SONY
2/24 8:19
登り始め
尾根を登る
2019年02月24日 10:48撮影 by  DSC-T77, SONY
2/24 10:48
尾根を登る
尾根を登る
2019年02月24日 10:50撮影 by  DSC-T77, SONY
2/24 10:50
尾根を登る
いくつものコブが見通せる
2019年02月24日 11:45撮影 by  DSC-T77, SONY
4
2/24 11:45
いくつものコブが見通せる
七倉岳 北葛岳
2019年02月24日 13:04撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/24 13:04
七倉岳 北葛岳
イグルーを作っている
2019年02月24日 15:27撮影 by  DSC-T77, SONY
3
2/24 15:27
イグルーを作っている
標高1850m C1 午後3時から1時間かかってイグルー。雪の調子悪い。幅2mほどの平坦地。両側は絶壁。
2019年02月24日 16:30撮影 by  iPhone 6, Apple
10
2/24 16:30
標高1850m C1 午後3時から1時間かかってイグルー。雪の調子悪い。幅2mほどの平坦地。両側は絶壁。
C1 イグルー
2019年02月25日 05:45撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/25 5:45
C1 イグルー
高瀬川渓谷見下ろす
2019年02月25日 06:55撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 6:55
高瀬川渓谷見下ろす
問題のCo1950のエル・キャピタン見えた
2019年02月25日 07:06撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/25 7:06
問題のCo1950のエル・キャピタン見えた
問題のCo1950のエル・キャピタン見えた
2019年02月25日 07:07撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 7:07
問題のCo1950のエル・キャピタン見えた
ズボズボ雪のやぶやぶ斜面
2019年02月25日 07:31撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/25 7:31
ズボズボ雪のやぶやぶ斜面
岩峰左のルンゼを登る
2019年02月25日 07:47撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 7:47
岩峰左のルンゼを登る
Co1950のエル・キャピタン見えた
2019年02月25日 07:58撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/25 7:58
Co1950のエル・キャピタン見えた
両側は底なし
2019年02月25日 08:09撮影 by  DSC-T77, SONY
2
2/25 8:09
両側は底なし
エルキャプの左の雪斜面登る。近づいてみると傾斜は50度くらい。
2019年02月25日 08:21撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/25 8:21
エルキャプの左の雪斜面登る。近づいてみると傾斜は50度くらい。
一度だけザイルを出す
2019年02月25日 08:45撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 8:45
一度だけザイルを出す
一度だけザイルを出す
2019年02月25日 08:48撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 8:48
一度だけザイルを出す
行き止まりのクラック
2019年02月25日 09:11撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 9:11
行き止まりのクラック
左のルンゼにトラバって直登
2019年02月25日 09:34撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 9:34
左のルンゼにトラバって直登
行く手の上り下り、延々
2019年02月25日 09:53撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/25 9:53
行く手の上り下り、延々
カキ種
2019年02月25日 09:53撮影 by  iPhone 6, Apple
7
2/25 9:53
カキ種
行く手の上り下り延々
2019年02月25日 10:22撮影 by  iPhone 6, Apple
1
2/25 10:22
行く手の上り下り延々
まだ上り下り多数
2019年02月25日 11:47撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/25 11:47
まだ上り下り多数
野口五郎〜三ツ岳
2019年02月25日 11:47撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/25 11:47
野口五郎〜三ツ岳
左奥:獅子、鬼、竜王、立山見えてきた。  右:レンゲと針ノ木
2019年02月25日 12:19撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/25 12:19
左奥:獅子、鬼、竜王、立山見えてきた。  右:レンゲと針ノ木
登って降りた岩峰のひとつを振り返る。
2019年02月25日 12:19撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/25 12:19
登って降りた岩峰のひとつを振り返る。
いくつものコブを上り下りした
2019年02月25日 13:57撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/25 13:57
いくつものコブを上り下りした
上部見上げる。岩のリッジ、急な雪面、すべてノーザイル
2019年02月25日 14:09撮影 by  iPhone 6, Apple
1
2/25 14:09
上部見上げる。岩のリッジ、急な雪面、すべてノーザイル
登ってきた尾根延々
2019年02月25日 14:11撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 14:11
登ってきた尾根延々
蓮華岳と米山
2019年02月25日 14:11撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/25 14:11
蓮華岳と米山
標高2300m、C2ここにする。山頂までまだ急斜面が上に2箇所見えている。振り返ると、登ってきたコブコブと、鹿島槍、頸城の山々
2019年02月25日 15:38撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/25 15:38
標高2300m、C2ここにする。山頂までまだ急斜面が上に2箇所見えている。振り返ると、登ってきたコブコブと、鹿島槍、頸城の山々
標高2300m、C2ここにする。山頂までまだ急斜面が上に2箇所見えている。七倉、針ノ木、蓮華が正面
2019年02月25日 15:38撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/25 15:38
標高2300m、C2ここにする。山頂までまだ急斜面が上に2箇所見えている。七倉、針ノ木、蓮華が正面
疲労の極み
2019年02月25日 15:38撮影 by  iPhone 6, Apple
9
2/25 15:38
疲労の極み
ここにイグルー作る予定地
2019年02月25日 15:43撮影 by  DSC-T77, SONY
2/25 15:43
ここにイグルー作る予定地
イグルー立てながら蓮華岳
2019年02月25日 16:47撮影 by  iPhone 6, Apple
7
2/25 16:47
イグルー立てながら蓮華岳
イグルー崩落。壁の下を掘りすぎちゃった。雪悪し。
2019年02月25日 16:47撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/25 16:47
イグルー崩落。壁の下を掘りすぎちゃった。雪悪し。
ちょっと狭いやつできた。二回も崩落させて、2時間もかかった。
2019年02月25日 17:38撮影 by  iPhone 6, Apple
11
2/25 17:38
ちょっと狭いやつできた。二回も崩落させて、2時間もかかった。
ちょっと狭いやつできた。二回も崩落させて、2時間もかかった。
2019年02月25日 17:38撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/25 17:38
ちょっと狭いやつできた。二回も崩落させて、2時間もかかった。
C2夜のとばり イグルー 針ノ木、蓮華、爺ヶ岳
2019年02月25日 18:02撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/25 18:02
C2夜のとばり イグルー 針ノ木、蓮華、爺ヶ岳
大町、野口付近の灯り
2019年02月25日 18:02撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/25 18:02
大町、野口付近の灯り
傾斜50度の壁 朝日に向かって
2019年02月26日 06:31撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 6:31
傾斜50度の壁 朝日に向かって
雲海の七倉岳 後ろに立山、剣
2019年02月26日 06:31撮影 by  iPhone 6, Apple
7
2/26 6:31
雲海の七倉岳 後ろに立山、剣
雲海の針ノ木、蓮華、爺ヶ岳、鹿島槍
2019年02月26日 06:31撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/26 6:31
雲海の針ノ木、蓮華、爺ヶ岳、鹿島槍
蓮華岳と米山
2019年02月26日 06:34撮影 by  DSC-T77, SONY
1
2/26 6:34
蓮華岳と米山
登ってきた北東尾根と蓮華岳
2019年02月26日 06:35撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/26 6:35
登ってきた北東尾根と蓮華岳
登ってきた北東尾根と蓮華岳、鹿島槍
2019年02月26日 06:35撮影 by  iPhone 6, Apple
7
2/26 6:35
登ってきた北東尾根と蓮華岳、鹿島槍
日の出
2019年02月26日 06:35撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/26 6:35
日の出
蓮華岳と米山
2019年02月26日 06:36撮影 by  DSC-T77, SONY
4
2/26 6:36
蓮華岳と米山
ようやくワカンを履ける傾斜になった標高2400m。北西尾根と合流する手前の傾斜弱まるあたり
2019年02月26日 07:33撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 7:33
ようやくワカンを履ける傾斜になった標高2400m。北西尾根と合流する手前の傾斜弱まるあたり
山頂下のカンバ帯
2019年02月26日 07:53撮影 by  DSC-T77, SONY
2/26 7:53
山頂下のカンバ帯
山頂下のカンバ帯
2019年02月26日 07:53撮影 by  DSC-T77, SONY
2/26 7:53
山頂下のカンバ帯
山頂射程内
2019年02月26日 08:15撮影 by  DSC-T77, SONY
2
2/26 8:15
山頂射程内
山頂への最後の急斜面。
2019年02月26日 08:21撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/26 8:21
山頂への最後の急斜面。
山頂への最後の急斜面 ワカンはもう使えず
2019年02月26日 08:43撮影 by  iPhone 6, Apple
1
2/26 8:43
山頂への最後の急斜面 ワカンはもう使えず
山頂への最後の行斜面
2019年02月26日 08:59撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 8:59
山頂への最後の行斜面
山頂もう一歩
2019年02月26日 09:00撮影 by  DSC-T77, SONY
2/26 9:00
山頂もう一歩
山頂への最後の急斜面
2019年02月26日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/26 9:24
山頂への最後の急斜面
山頂直下、初めて槍が北鎌尾根正面で見えた。
2019年02月26日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 9:24
山頂直下、初めて槍が北鎌尾根正面で見えた。
野口五郎の後ろに三俣蓮華が顔を出して、笠ヶ岳も見えている。
右下、西尾根への筋に、トレース発見
2019年02月26日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 9:24
野口五郎の後ろに三俣蓮華が顔を出して、笠ヶ岳も見えている。
右下、西尾根への筋に、トレース発見
山頂まであと僅か
2019年02月26日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
2/26 9:24
山頂まであと僅か
山頂に迫る松
2019年02月26日 09:24撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/26 9:24
山頂に迫る松
山頂より餓鬼岳とケンズリ、その間に富士山
2019年02月26日 09:29撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/26 9:29
山頂より餓鬼岳とケンズリ、その間に富士山
北鎌尾根、真正面
2019年02月26日 09:29撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 9:29
北鎌尾根、真正面
爺ヶ岳鹿島槍
2019年02月26日 09:37撮影 by  DSC-T77, SONY
2
2/26 9:37
爺ヶ岳鹿島槍
立山、剣、針ノ木、蓮華、鹿島槍、爺ヶ岳
2019年02月26日 09:41撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 9:41
立山、剣、針ノ木、蓮華、鹿島槍、爺ヶ岳
山座同定
2019年02月26日 09:41撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 9:41
山座同定
記念
2019年02月26日 09:45撮影 by  iPhone 6, Apple
16
2/26 9:45
記念
茶を沸かす
2019年02月26日 10:15撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/26 10:15
茶を沸かす
雲海切れて葛温泉見えた。北東尾根も見下ろす
2019年02月26日 11:30撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/26 11:30
雲海切れて葛温泉見えた。北東尾根も見下ろす
餓鬼岳への道
2019年02月26日 11:30撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/26 11:30
餓鬼岳への道
のんびりする
2019年02月26日 11:33撮影 by  iPhone 6, Apple
7
2/26 11:33
のんびりする
花崗岩の山頂付近にシロクマが居た!
2019年02月26日 12:16撮影 by  DSC-T77, SONY
3
2/26 12:16
花崗岩の山頂付近にシロクマが居た!
西尾根への下降路。ケンズリ、東沢のっこし、常念、ツバクロ
2019年02月26日 12:35撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/26 12:35
西尾根への下降路。ケンズリ、東沢のっこし、常念、ツバクロ
西尾根への下降路
2019年02月26日 12:35撮影 by  iPhone 6, Apple
1
2/26 12:35
西尾根への下降路
西尾根への下降路
2019年02月26日 12:38撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 12:38
西尾根への下降路
山頂ふりかえり
2019年02月26日 12:48撮影 by  DSC-T77, SONY
2/26 12:48
山頂ふりかえり
西尾根への下降路
2019年02月26日 12:50撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/26 12:50
西尾根への下降路
西尾根への下降路より山頂を振り向く
2019年02月26日 13:03撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/26 13:03
西尾根への下降路より山頂を振り向く
Co2400、槍の見えるテン場でC3イグルー
2019年02月26日 14:01撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/26 14:01
Co2400、槍の見えるテン場でC3イグルー
お向かいは野口五郎
2019年02月26日 15:10撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/26 15:10
お向かいは野口五郎
今回は斜面上向きに入り口を作る。
2019年02月26日 15:11撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/26 15:11
今回は斜面上向きに入り口を作る。
槍残照
2019年02月26日 17:22撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 17:22
槍残照
槍残照
2019年02月26日 17:31撮影 by  iPhone 6, Apple
5
2/26 17:31
槍残照
イグルーの中
2019年02月26日 19:07撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 19:07
イグルーの中
イグルーの中
2019年02月26日 19:08撮影 by  iPhone 6, Apple
4
2/26 19:08
イグルーの中
ローソクのあかり
2019年02月26日 19:22撮影 by  DSC-T77, SONY
2
2/26 19:22
ローソクのあかり
朝、窓を開けた。槍ヶ岳
2019年02月27日 06:12撮影 by  iPhone 6, Apple
10
2/27 6:12
朝、窓を開けた。槍ヶ岳
朝、窓を開けた。槍ヶ岳
2019年02月27日 06:12撮影 by  iPhone 6, Apple
6
2/27 6:12
朝、窓を開けた。槍ヶ岳
朝焼け
2019年02月27日 06:20撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/27 6:20
朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:20撮影 by  iPhone 6, Apple
2
2/27 6:20
朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:20撮影 by  iPhone 6, Apple
3
2/27 6:20
朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/27 6:21
朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:21撮影 by  iPhone 6, Apple
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朝焼け
イグルーのり
2019年02月27日 06:23撮影 by  DSC-T77, SONY
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イグルーのり
朝焼け
2019年02月27日 06:23撮影 by  iPhone 6, Apple
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2/27 6:23
朝焼け
朝焼け
2019年02月27日 06:24撮影 by  iPhone 6, Apple
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朝焼け
唐沢を下る
2019年02月27日 07:12撮影 by  iPhone 6, Apple
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唐沢を下る
下る
2019年02月27日 07:14撮影 by  DSC-T77, SONY
2/27 7:14
下る
唐沢を下る 古いごろごろデブリ
2019年02月27日 07:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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唐沢を下る 古いごろごろデブリ
下る
2019年02月27日 07:57撮影 by  DSC-T77, SONY
2/27 7:57
下る
唐沢を下る
2019年02月27日 07:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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唐沢を下る
幕岩が見えた。左からa沢、b沢
2019年02月27日 07:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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幕岩が見えた。左からa沢、b沢
洞穴の「大町の宿」が見えた。
2019年02月27日 08:14撮影 by  iPhone 6, Apple
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洞穴の「大町の宿」が見えた。
幕岩を見上げる
2019年02月27日 08:42撮影 by  iPhone 6, Apple
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幕岩を見上げる
見上げる b沢出合付近
2019年02月27日 08:48撮影 by  iPhone 6, Apple
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見上げる b沢出合付近
しばらく左岸を行く a沢出合付近
2019年02月27日 08:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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しばらく左岸を行く a沢出合付近
幕岩振り返る
2019年02月27日 08:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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幕岩振り返る
幕岩振り返る
2019年02月27日 09:04撮影 by  iPhone 6, Apple
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幕岩振り返る
2019年02月27日 09:06撮影 by  DSC-T77, SONY
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2019年02月27日 09:25撮影 by  DSC-T77, SONY
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金時の滝30m落口。まきルートに戻る
2019年02月27日 09:55撮影 by  iPhone 6, Apple
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金時の滝30m落口。まきルートに戻る
巻きルートの峠から、残置のロープ掴んで急なガリーへ
2019年02月27日 10:11撮影 by  iPhone 6, Apple
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巻きルートの峠から、残置のロープ掴んで急なガリーへ
巻きルートの峠から、残置のロープ掴んで急なガリーへ
2019年02月27日 10:11撮影 by  iPhone 6, Apple
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巻きルートの峠から、残置のロープ掴んで急なガリーへ
下る
2019年02月27日 10:14撮影 by  DSC-T77, SONY
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下る
巻きルートの峠から、急なガリーへ
2019年02月27日 10:15撮影 by  iPhone 6, Apple
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巻きルートの峠から、急なガリーへ
下る
2019年02月27日 10:21撮影 by  DSC-T77, SONY
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下る
2019年02月27日 10:31撮影 by  DSC-T77, SONY
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下る
2019年02月27日 10:34撮影 by  DSC-T77, SONY
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下る
巻いた金時の滝30mみあげる
2019年02月27日 10:37撮影 by  iPhone 6, Apple
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巻いた金時の滝30mみあげる
滝のすぐ右岸側、巻いたガリー100mくらい
2019年02月27日 10:37撮影 by  iPhone 6, Apple
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滝のすぐ右岸側、巻いたガリー100mくらい
2019年02月27日 10:37撮影 by  iPhone 6, Apple
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下る
2019年02月27日 10:49撮影 by  DSC-T77, SONY
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下る
堰堤のはしご下り
2019年02月27日 10:50撮影 by  iPhone 6, Apple
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堰堤のはしご下り
高瀬ダムと唐沢出会い
2019年02月27日 11:23撮影 by  iPhone 6, Apple
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高瀬ダムと唐沢出会い
幕岩、高瀬ダム
2019年02月27日 11:24撮影 by  DSC-T77, SONY
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幕岩、高瀬ダム
高瀬ダムの林道出合
2019年02月27日 11:59撮影 by  iPhone 6, Apple
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高瀬ダムの林道出合
七倉荘 冬季閉鎖中
2019年02月27日 12:54撮影 by  iPhone 6, Apple
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七倉荘 冬季閉鎖中
七倉トンネルの入り口からヤブ越しに北東尾根の全貌が見えた
2019年02月27日 13:08撮影 by  iPhone 6, Apple
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七倉トンネルの入り口からヤブ越しに北東尾根の全貌が見えた
鉤裂きのヤッケ
2019年02月27日 13:50撮影 by  iPhone 6, Apple
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鉤裂きのヤッケ
唐沢岳振り返り
2019年02月27日 14:12撮影 by  iPhone 6, Apple
2/27 14:12
唐沢岳振り返り
塩カルをナメてる猿集団
2019年02月27日 14:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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塩カルをナメてる猿集団
塩カルをナメてる猿集団
2019年02月27日 14:19撮影 by  iPhone 6, Apple
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塩カルをナメてる猿集団
最後はおサルのお見送り
2019年02月27日 14:20撮影 by  iPhone 6, Apple
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最後はおサルのお見送り

装備

個人装備
スコップ アイゼン アックス その他冬山宿泊個人装備(寝具一式・ナイフや灯り地図磁石) わかん
共同装備
ツエルト ストーブ+燃料 鍋セット ザイル20m

感想

松本から見える北アルプス前面の列、餓鬼岳から有明山までを、ウラの唐沢岳からつないだら、滅多に記録を見ない良いラインだ。唐沢岳北東尾根は松が数十年暖めていた登路。4日で行けるかどうか。休みも取れた。松は失職直後で好天周期もよし。唐沢岳はなかなか立てないマイナーピーク。何の百名山でもなんでもないけど、格好のいい珠玉の未踏山。
1日目
松本→葛温泉は早朝で1時間だった。事前に電話で駐車の旨お願いした高瀬館に停める。七倉ダム左岸の階段を上って堤を渡り対岸の尾根末端の鉄階段を上る。古いトレースあり。シャクナゲの藪はまあまあのクラス。バリズボ(バリッと破れてずぼっともぐる雪)で急な尾根を登る。・1646の下りは、細い尾根ラインは藪が濃いので、右手に寄って下る。全体に両脇は落ちたら止まらない傾斜。数mのバリズボのギャップの通過に筋力は使うが、テクで困るところはほぼ無い。コブをいくつも乗り越え、かろうじて二人分イグルーの場所で作る。この冬はずっと気温が高いのか、50センチ下にもあまり良いしまり雪層が無く、屋根を作るのに苦労するが、イグルーは玄人なので完成。松が親方からもらったという、50センチ近いノコが重宝した。長いほど、長いブロックが取れる。ブロックが長いほど、屋根が楽に塞げる。
晩、カレー雑炊、ブラックニッカ少々。朝早茹でスパ、ルーミック。
2日目
きょうは山頂まで行けるだろうか。いくつかこぶを越え、遠くからも目立つ標高1950mにあるエル・キャピタンみたいな岩峰は核心か。岩峰の左にある、正面から見ると雪壁に見えるルンゼを登って抜ける。とりついてみると藪は適度にあるし、足は10センチ近くは蹴り込めるしで、20mロープを出してはみたが不要だった。この先も8つほど小岩峰、雪のドームなど越えては降りるのを繰り返す。2mほどのギャップ越えるのに木登りなどもあり、全身の筋力と持続力と沢登り的ルート・ファインド力が問われる。一日中相撲をとっているようだ。雪のドームもカリンコリンに堅いわけでは無く、アイゼン前詰め立ちの箇所では、良いハイマツのグリップが掘り出せたりと。ロープはいらないが、落ちたら確実に谷底まで千メートル止まらないというのが延々続く。ハアハアいいながらファイトして、気がついたら午後3時回っている。
イグルー作って火をおこす。風なし。周囲の山は美しく、青い空も変わらず。星も美しい。山も星もすべて、名前を知っている。きょうは山頂まで届かなかった。有明山までの乗っ越しはあきらめる。このルート、修験道行者向けだ。
晩カレー雑炊、朝早茹スパ納豆汁和え。
3日目
きょうも輝く朝日。1500mから下は雲海。朝晩は凄く寒い。松は足が冷たくて眠れないという。僕も今朝はそうだった。イグルーが小さすぎた。
アサイチで堅い雪壁(傾斜はあっても50度ほどまで)を前爪とピオレ・ポワニャールで登っていると、左の急な方に残置ロープの朽ちかけたのが見えた。日本登山体系(旧版)に書いてあった、東京薪水岳友会のものだろうか。数十年ものの骨董だ。下の樹林帯でも何度か同じフィックスを見た。
標高2450mで北西尾根に乗ったあたりで傾斜が少し落ち、山頂までの見通しが立った。ここではじめてワカンをつける。効いているのかいないのか。少し進んでやはり外す。山頂直下にて南側、始めて槍ヶ岳が見えた。北鎌尾根が真正面で、ジグザグと畳まれた岩稜。逆光の中、岩壁と雪壁が輝いている。この角度の槍は、ここだけ。
山頂は小高く展望よし。無風快晴、陽光浴びて、3時間も過ごす。2月なのに。
餓鬼岳往復も考えたがやめた。昨夏乳川からの好ルートで登っているし、時間に追われて走るより、ここを最高点としてお茶飲んで展望を満喫したい。見える山々、渓谷の一つ一つの記憶を辿る。
西尾根にはトレースがあった。こちらは新しい。数日以内のものかもしれない。唐沢岳にこの時期登る人が他にもいるなんて。槍ヶ岳が樹林に隠れて見えなくなる手前の標高2400mでイグルーを立て、火をおこす。夕焼けに染まる高瀬川左岸山脈、燕、北鎌尾根に、剱岳を欲しいままに眺める。今夜のイグルーは広い。松が湯たんぽ作ってくれた。
今日は豊かな時間の使い方をした。
晩、朝マルタイラーメン。ブラックニッカ少々。マサラティーうまい。
4日目
樹林を降りコルへ。唐沢へのルンゼは急だがカキカキではなく、前向いて下れる。古いデブリの跡はあるが、最近半月くらい、まともな降雪は無いのではないか。話に聞く幕岩、洞穴など眺めて通過。b沢出合辺りで水が開いている。概ね左岸を降る。両側立ってきて、金時の滝。少し戻って右岸側20mほど斜面登ると、巻きルートの峠。そこから硬く急な氷のルンゼを100mばかりバックステップで下る。手持ちのロープ、20mなので。ここの氷が一番硬かった。そのあと堰堤に掛かる垂直ハシゴを降りて、高瀬ダムへ。「騎士団長殺し」を思わせる、寒くて暗いトンネルを延々歩いて葛温泉へ。なんとポンプの故障で今日は閉店とのことで残念。ご主人の上条さんに駐車のお礼をする。上高地や野口五郎小屋の上条一族だとか。教わった近所の心笑温泉へ。広くて空いていて盆栽沢山の温泉。
午後3時になってしまったので、大町、安曇のおすすめ食堂が全て閉まってしまった。こういう時の盤石食堂は、テンホウです。半額餃子ラーメンでごっつぁん。
松本に戻って、ウチでハートランド飲んであったかいお布団で足を伸ばして眠る。乾いた暖かいお布団、最高。

 表銀座の果ての山、2632唐沢岳。誰も見向きもしない山。
 しかし私にとりやはり大きな山だった。小さな山の、大きな懐山。
 最上級の山だった。

◆アルパインクライミングを志向するような現代的クライマーには技術的には容易と言えるルートかもしれないが、登山者にはそれ相応の緊張感の持続が求められまた、初心者に準ずる人間がパーティーに居る場合には一たび落ちたら止まる地形にはないためにロープは必携となる(実際過去には滑落死亡事例もある)。なお、今回我々はいつもの通りに最小限度の携行品で済ますべく、ロープは20、ハーネスはシュリンゲで代用しヘルメット、ハーケン、ハンマーは持ってゆかなかったが、自らの力量を慎重に計って計画願いたい。冬季のアクセスも良く、また展望も良好、行けばそれなりに得るものの多い中級者の目標たり得る好ルートといえる。
「満足するのでも、絶望するのでもなく、人間とは何か、人間の幸せとは何かを探求し続けるところに人生の妙味があるのではないでしょうか」―---エリック・ホッファー

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コメント

行けるんじゃないかと。
梅雨も明けそろそろまともな山に行きたいなと、唐沢岳の七倉の発電所入り口と高瀬ダム方面へ下れるのでではないかと調べていたら、やはりやっている人がいた。誰かと思えば「THEお二人」。あまりの好天で春かと思いきや厳冬期。夏は無理ですね。
2021/7/16 13:30
Re: 行けるんじゃないかと。
今年もそうでしたが、地球温暖化の進行する日本の二月はもう厳冬期とは言えません。
北東尾根藪下降となると、first descentかと思われます。
何にしましても唐沢岳は登る価値ある山ですので是非。
2021/7/16 21:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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