【快晴で見晴らしの良かった】修験業山〜栗ノ木岳
三重県
s_fujiwara
その他1人 - GPS
- 07:09
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 861m
- 下り
- 854m
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標高グラフを拡大コースタイム
07:13 はらい滝
09:22 修験業山山頂
10:04 高宮
10:29 栗ノ木分岐
11:06 栗ノ木岳山頂 11:51
12:19 若宮峠
14:04 若宮駐車場
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
約5km先の奥津交差点を右折し道なりに進むと約10分で若宮八幡神社前の駐車場(無料)がある。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・修験業山へは新ウォッチズに直登コースが記してあります。かなりの急登ですがピンクの目印を辿って行くと迷うことはないはずです。 ・修験業山から高宮、栗ノ木分岐、栗ノ木岳へは尾根歩きで展望も開け気持ちの良い山歩きができます。 ・栗ノ木岳から若宮峠へはまさに激下りの連続で慎重な足場とりが必要です。 ・若宮峠からの下山もピンクの目印を辿るものの、途中に荒れた場所もあり、渡渉も多数あるので慎重にコースを見極める必要があります。 |
写真
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前方木立の間から修験業山が見えてきました
その奥は局ヶ岳です
花が咲くときれいでしょうね
感想
先週迷岳から眺めた三峰山から局ヶ岳の美しい山容をに魅せられ、山の先輩の坂本氏と意気投合しその真正面に見えた修験業山から栗ノ木岳へ行くことになりました。
最近珍しく天候に恵まれ終始快晴の好条件で素晴らしい眺望を満喫しました。
登山開始は午前7時前、この時期もうすっかり明るくなった。
若宮八幡神社社務所の左から山道に入るとまもなくはらい滝(魚止の滝)に来る。
ここを少し上がると左折するよう案内板がある。左折するとすぐに沢渡り、渡ってすぐ右の尾根への急坂(坂というより急こう配の山中という方が適切)を登る。
急こう配を登り切った所からピンクの目印が目につく。この目印を追って高度を上げていくと修験業山へ直登で到達できる。ただし想像以上の急こう配が数ヵ所あり、ここは樹の幹や根っこを手掛かりに全身バランスをとりながらの前進となる。
少し勾配が緩んが所で小休止すると左手東側には木立の間から栗ノ木岳とその奥に局ヶ岳の山容が見えてくる。これは登りの励みになってホッとするところである。
前方に修験業山の頂上付近が見えてくると最後の急登、頑張って登りきると山頂標識に出合う。よっしゃー着いたでぇ。ここで小休止しながら、周りの景色を見渡す。この時期、木々の新芽も出ていないので小枝の間から遠くの山々を見ることができる・・・が、まだ先には展望のきくところがあるらしい。早々に高宮に向かう。
一旦下って登り返すと高宮だ。こんな高い尾根に石造りの大きな鳥居と石標が迎えてくれる。ここは展望が素晴らしい。障害物もなく北西方向は学能堂山、その奥には室生火山群の山々とその右側には大洞山、尼ヶ岳の山容が快晴の空に雄姿を見せてくれる。南西方向は先週行った迷岳の鋭鋒と冠雪の台高の山々が見渡せる。
高宮から東へ下って行くと栗ノ木分岐に降りてくる。登山口から修験業谷筋をあがってくるとここに出合うようだ。ブナの大木がこの地点の象徴だ。
さて最後の登り、栗ノ木岳に向かう。途中で前方に山容を見ることができる尾根を進んでいくと先に急登が待っている。ペースも落ちてくるが踏ん張って登りきると山頂に到着である。今日の登りはこれまでである。
ここで休憩と昼食を摂る。昼食後は時間もあるのでゆっくり展望を楽しむ。修験業山での展望とは違い、ほとんど遮るものはない。快晴の下、いつまで見ていても飽きることはない。
とはいうものの、下山の準備を整え名残惜しいが山頂とはお別れである。
事前調査によると「激下り」とあったがまさにその通り、急こう配の尾根下りである。途中ロープも張ってある所もあり慎重に足元を見極めながらの下山である。
「激下り」が終わると若宮峠に着く。
若宮峠からは例のピンクの目印を追ってかすかな踏み後を辿って下って行くと、若宮駐車場への指導標がある。ここを左に沢に降りていけばよいのだが、少し冒険して尾根を先に進んでから降りてみようと直進する。
しばらく進んで、左へ沢に降りかけると踏み跡も無くなり「超激下り」となる。
方向は正しいのでとにかく沢まで強引に降りて行く。
沢で左右を見渡しルートの手掛かりを得て、数回の沢を渡り下山して行く。途中では台風の爪痕か、かなり荒れた場所もあり本来のルートもかなり慎重に進まないと目印を見失う。
まもなく大きな堰堤が現れてくる。ここを見やってさらに進むと最後の渡渉、見上げれば駐車場のトイレが確認でき、駆け上がって下山完了である。
駐車場から振り返ると大きな栗ノ木岳が見送ってくれていた。
今回もGPSデータは坂本氏に提供いただき掲載しました。
また、坂本氏のHP「登山日和」 http://www.asahi-net.or.jp/~pn6m-skmt/index.html ご覧いただけたら幸いです。
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