ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1839786
全員に公開
沢登り
石鎚山

床鍋谷遡行

2019年05月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
tamoshima その他2人
GPS
09:19
距離
5.3km
登り
667m
下り
657m

コースタイム

遡行中GPSログ取り忘れ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2019年05月02日 09:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5/2 9:34
遡行図
2019年05月10日 22:02撮影 by  Canon MG6500 series, Canon
5/10 22:02
遡行図

感想

記録:http://raicho.starfree.jp/records/2019/190502_2.html

床鍋谷遡行記録
作成者:丸山
■日程 2019/5/2(土)
■山域 赤石山系
■天候 晴れ
■メンバー(3人)
L丸山(35/OB)、迫野(35/D1)、朝倉(36/M2)
■総評
床鍋谷はコンパクトにまとまって詰めもない沢で、短時間で気楽に登れて良かっ
た。翌日以降の大変さも考慮して早々に下山して観光し、充実した1日となった。
■ヤマレコ記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1839786.html
■時間
6:22 入山
6:29 堰堤を越えて入渓
7:37-7:46 14m滝
8:37 鉄橋
9:02 3段18m滝下
9:48-10:05 遡行終了点
11:01 帰着
■行動記録(敬称略)
※滝の落差等は自作遡行図に基づく。
・駐車スペースまで
新居浜市街から45分程度で床鍋に着き、テントを立てて前泊。5時ごろ起床し準備
を済ませて出発。関西100の遡行図には左岸の径路からの入渓が書かれていたが、
右岸側で前泊していたので東赤石山方面への登山道に少し入ってからトラバースし
て入渓。トラバースを始めるのが早すぎて堰堤の下に出た。堰堤は容易に左から巻
き、巻いたところで入渓。
・鉄橋まで
入渓して程なくして、取水堰。なお、関西100の遡行図ではここからの入渓になっ
ているが、地点標高は誤っている。すぐに滝が連続し始め、快適に巻いたり登った
りできる。美しい小滝群を越えると14m滝が現れ、これは右から巻くが、狭いバン
ドを通るので高度感がある。左に湧水を見てナメを歩き、さらに小滝を越えていく
と両側に滝のあるインゼルとなるが、どこでも登れる。程なくして鉄塔巡視路の鉄
橋が沢を横切る。
・3段18m滝まで
鉄橋の少し上には花が供えてあるケルンがあり、かつて事故でもあったのかもしれ
ない。傾斜の緩い滝をいくつか快適に越えていくと沢が開け、振り返れば展望が楽
しめるようになる。楽しみつつ進んでいくと、この3段18mの大滝が現れる。乾いて
いる左は明らかに易しそうだが、あえて水線沿いを登ることにして、ロープは出さ
ずに丸山、朝倉、迫野の順で登る。ぬめっているがホールドはあり、クライミング
自体は厳しくない。しかし朝倉が途中で詰まり、丸山がお助け紐を出そうとしたが
つける前に滑り落ちかけ、下にいた迫野が止めた。その後お助け紐を使用し朝倉は
無事登攀。
・遡行終了点まで
その後も「四国の赤木沢」と呼ぶ人もいるような、開放的で優れた渓相を楽しみつ
つ小滝を登る。しばらくすると多少藪っぽくなるが、飽きた頃には遡行終了点につ
く。その先も藪っぽい渓相であり、さらに遡行を続ける気は起きない。休憩しつつ
沢装備解除。
・下山
登山道はよく整備されており頗る歩きやすく、登り返しも殆どなくて楽々と下山し
た。
・下山後
別子銅山跡の東平地区を観光し、清滝を観瀑後、讃岐うどんを食べてから別子銅山
記念館を見学した。
東平:東洋のマチュピチュを標榜しているが、あまりに残存物が少なくしょぼい。
殆どの建物を綺麗に片づけて植林までしたことが裏目に出たという印象。
清滝:マイナーだが大きく立派な滝で、滝行が行われていた中段まで登ることもで
き、期待以上に良かった。
別子銅山記念館:別子銅山と共に発展した住友グループによる博物館。展示物も解
説も充実していて建物も洒落ているのに無料であり、かなりお薦め。さすが大企
業。
■備考
・床鍋谷はコンパクトにまとまって詰めもない沢で、短時間で気楽に登れて良い。
反面、ここにしかないような素晴らしさには出会えない。
・ヤマビルなし。四国では、徳島県において少数が確認されているのみ。
・床鍋谷は14m滝の巻きが核心。明瞭だが狭いバンドのトラバースで、慣れない人
には怖いだろう。
・フェルトソールが適すると思われる。
・遡行終了点において、東赤石山へ登ると思われる2人パーティに出会い、不意
だったので互いに驚いた。
・関西100の遡行図は複数の誤りがあるようなので注意。12+18=40とか。
■コメント
・遡行図も印刷して持ってきましょう。
・自信がなければわざわざ難しいルートで滝を登るのはやめましょう。
■反省
+ペースよく遡行できて良かった。
−3段18m滝では、水線を全員が登るならロープを出した方が良かった。
■朝倉感想
・GW 前半の天気が悪く,遠征した割に沢は1本しか登れなかったのはやや残念だっ
た.とはいえ,美しい沢に登れたので良い思い出として,またいつか沢のために四
国を再訪したい.
■迫野感想・コメント
・ツツジが綺麗
・うどんバトルは熾烈
・「東洋のマチュピチュ」に連れて来られたペルー大使の心中お察しします

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:687人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら