愛宕山~皇鈴山~登谷山~釜伏山~小林山〈新緑と深緑と進路狂う〉


- GPS
- --:--
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
8:25二本木峠
8:33愛宕山8:37
8:52皇鈴山9:15
9:29登谷山
9:46釜伏峠
10:00釜伏山
10:24日本水の先の休憩所10:32
10:38塞神峠
10:44仙元峠
11:02葉原峠
11:11小林山11:32
12:38寄居橋
※波久礼駅そばの焼肉屋さんで昼食後、13時頃の電車で帰宅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二本木峠までの登りでぬかるみがひどく滑る。つかむ場所もないので結構難儀しました。 釜伏山〜日本水手前の下りが少し急坂 ※日本水水源への道は岩盤崩落の危険性があるため立ち入り禁止です。このレコでは通ってますが、釜山神社から塞神峠まで舗装道の道があるのでそこを通って下さい。 |
写真
感想
今月あたま、雲取山へのハイクを経験し、自分の中で一段落した昨今。標高の高い山ばかり攻める通り一辺倒のハイクは一旦小休止して、低山のお気楽ハイクをしようと思い、今回のコースへ足を運びました。しかも久々の公共機関利用でのハイクです。
このコースは一部、ヤマレコでもおなじみの外秩父七峰縦走ハイキング大会のコースです。ですので、いたる分岐で道票が出ており道迷いやの心配がありません。
はずでした・・・
まず、バス停をスタートして最初の道票から罠の始まりでした。道票に従って進んでもすぐ脇を流れる川を渡る道がありません。仕方が無いのでもう少し先にある民家へ続く橋を渡り、川の対岸から足場の悪い道を無理やり進み登山道へ復帰しました。
二本木峠までは「山と高原地図」では1時間となっていますが、これも罠。普段では80〜70%のコースタイムで進められる私の足で1時間10分かかりました。ぬかるみがひどく、手をかける場所も無い滑る登りという悪路を考えてもずいぶん余裕が無いコースタイム、これは何を基準にしてるのでしょうか?それこそハイキング大会のハイペースが基準になってるのではないかと疑いたくなります。
愛宕山はつつじが8分咲き、山頂では日当たりのせいか満開でした。
皇鈴山は山頂が広く、あずまやもしっかりしていて今日ののんびりダラダラハイキングにはもってこい。電車帰りの先行きを考え、ここで一旦泥掃除休憩をとりました。それにしてもコース上も周りの山々も緑に溢れて気分がリフレッシュします。
登谷山まではさほど時間はかからずひと組のご夫婦とすれ違ったのみで静かで展望のいい山頂でした、しかしどこにも山頂の指標が出てなかったので下りてからの道票で「ああ、あそこが山頂だったのか」というがっかりピーク。
ここから車道づたいに釜伏峠まで進みますが道中でみごとな八重桜と出会います。目にも眩しい濃いピンクに思わず笑みがこぼれます。丁度牧場の従業員の方でしょうか、お会いしてご挨拶、そして歩を進めると、
車道に細長いものが見えます。間近まできて初めて気がつきました、ヘビ。
世にも恐ろしい薄い茶色の胴体に思わず「はい、出た!」のコメントがこぼれます。大きくよけて先に進みました。
釜伏峠の目の前から釜山神社の鳥居と狛犬が出迎えてくれています。この神社は何対もの狛犬がいることを聞いていたので数えてすすむと7組とすぐ脇にキツネっぽい(これは写真に撮らなかったが)多分狛犬1組、合計8対がにらみをきかせていました。なんだか蜂や虻も多く飛び交うのでとっとと先に進みます。
釜伏山はなんとも悲しい手書きの指標でした。釜山神社奥の院ということでもう1対狛犬がいました。合計9対、どれもフォルムが違うので1つのモチーフにいろんな作者が作製したのが想像できます。
当初の予定ではここから風のみち歩道という道を通って波久礼駅に向かうつもりでしたが、ダラダラ行った割に時間がまだ早く、しかもいまだ持参した昼飯を食べていないということもあり長瀞方面へ抜けようと考えます。そうなると立入禁止となっている日本水の水源を通るか神社入り口まで戻って迂回するしかありません。当然戻る道を行こうと踵を返しかけた時、ふと「日本水入口、ここから40m」という看板が目に入り、入り口だけ見に行ってみようと、行ってしまいました。
なるほど、せり出す岩盤は迫力モノでしたが、これが崩落したらひとたまりもありません。と、水源に注意書きが。見ると放射能の検査結果が書かれていて基準値に達するセシウムは検出されていないと。誰宛に書かれたものなんでしょう?立入禁止なのに・・・
しかも結構真新しい学習看板がしっかりと建っていまして、作成日が「平成23年3月」となっています。私みたいな不届き者のために建ててあるのですね、開き直って先に進みました。
この先は「峠」と名のつく場所をいくつか抜けて葉原峠という場所から地図にも道票にも登山道が記されていない小林山というピークを目指します。
小林山は木製の小さな指標が気にくくりつけられている展望のない、秘密の山頂という感じ。今日の昼飯はなぜかここで。
昼飯後、急にテンションが下がり(腹が膨れたからか?)やはり波久礼駅に向かうことに再考。葉原峠まで戻り地図に従って歩いて行きました。しかし今一つ地図に記載された道がわかりにくく右往左往。間違いを重ねて道なき道を直登したりして30分のロスを費やしどうにか地図に合った道に復帰。
ゴール手前の寄居橋から長瀞渓谷の圧倒的な緑と山の緑に感動し、駅に向かう、が、ここで焼き肉屋の「豚丼」の看板に感動し、店に向かう。膨れた腹はいつのまにかカロリー消費していたようだ。
食後、すぐそばの波久礼駅に時刻表も確認せずホームに向かうと発車直前の車掌さんが閉めたドアを開けて乗せてくれました、これにも感動。
道にはぐれたものの、旨い飯には食いっぱぐれずに済み、波久礼駅では乗りはぐれずに済みました、とさ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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bo-tyu-zaiさん、こんばんは
山と高原地図のコースタイム、確かに、コースにより、
「幼児用?」だったり、「トレラン用?」だったりしますね
ちなみに、葉原峠から波久礼への下り道は、
西武鉄道のパンフがいちばん詳しいと思います。
パンフとはいえ、あなどれません
hirohisaさん、こんばんは。
そうですね、山と高原地図は10〜15分単位で記載されているのでそういう点でもずれが生じやすいのかもしれませんね。まあ、目安程度に見るほうがいいということが今回よく分かりました。
西武鉄道のパンフはきっと作成に携わった人が実際に歩かれたのではないでしょうか?
どのコースもそうですが、実際行ってみないと分からないことが多いですね、それが楽しみの一つでもありますけどね
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