山行記録: 富士山 須走口

記録ID: 195245

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山滑走

富士・御坂

富士山須走口

2012年05月27日(日) [日帰り]

kamatsuka その他1人

GPS: --:--
距離: 10.0km
登り: 1,747m
下り: 1,734m

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天候	快晴のち曇り、一時小雪
過去天気図（気象庁）	2012年05月の天気図
アクセス	須走口の第三駐車場(未舗装)が最寄りです。第三駐車場の左手(南側)からブル道および幻の滝遊歩道が伸びています。ブル道は作業の支障にならぬよう、注意して通行をしましょう。須走口を中心とした空撮画像がこちらのサイトに掲載されており、大変役立ちます。 http://www.geocities.jp/suruga2233776/mapL-A.jpg アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	吉田口頂上直下50mは雪が固かったため、アイゼン+ピッケルで降りました。須走口の滑降終盤では、ルートの選択を誤ると酷い藪こぎを強いられることになります。ご注意ください。
予約できる山小屋	胸突江戸屋 Yamatanで予約する

写真

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二週連続富士山にやってきました。今回は富士山滑降の王道とでも呼ぶべき須走の大斜面です。ここのスケールは尋常ではありません。登りは大変ですが、滑り屋さんには超お勧めのコースです。

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【特大画像】その須走の大斜面というのがこちらです。滑降に適した斜面が、理解不能な広さで延々延々と山頂まで続いています。前見ても雪、右見ても雪、左見ても雪、後ろ見ても雪。何ぞこれ。

2012年05月27日 10:58撮影 by DSC-WX50, SONY

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5/27 10:58

【特大画像】こんなふうに、雪と空の間にへばりついて、一日を過ごすのです。ゴロゴロと至福のときを過ごしているのは同行者のスキーヤーM氏。今回は少々お疲れ気味のようでしたが、カッコいい滑りを見せてくれました。

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【特大画像】登ってくるスキーヤーがゴマ粒のように見えます。ん？　あの方、どこかでお会いしたことがあるような・・・？　

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【特大画像】登ってくるスキーヤーがゴマ粒のように見えます。ん？　あの方、どこかでお会いしたことがあるような・・・？　

なんと！4月2日に谷川岳・天神尾根でお会いした方でした。こちらの写真はその時のものです。山での素敵な出会いに感謝です。

2012年01月01日 19:30撮影 by DSC-WX50, SONY

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1/1 19:30

なんと！4月2日に谷川岳・天神尾根でお会いした方でした。こちらの写真はその時のものです。山での素敵な出会いに感謝です。

【特大画像】九合目上付近の斜面をゾロゾロと登るスキーヤーのパーティー。今回の山行の個人的なベストショットです。日本で一番日本らしい山のはずなのに、ココは本当に日本か？

2012年05月27日 13:46撮影 by DSC-WX50, SONY

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5/27 13:46

アルプスの山にはない圧倒的な高度感ですね。さすがは3,700mです。

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アルプスの山にはない圧倒的な高度感ですね。さすがは3,700mです。

雲が沸き立ちます。

2012年05月27日 11:08撮影 by DSC-WX50, SONY

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5/27 11:08

雲が沸き立ちます。

白山岳にも雪がたっぷり着いています。もう少しして雪が緩めば、山頂から直接吉田大沢に滑り込めそうです。お釜には大勢のスキーヤー&ボーダーが。今回は到着が遅かったので剣ヶ峰はパス。M氏には残念でしたが・・・15回目の富士山でした。

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円錐の大斜面には、文字通り自由自在にシュプールを刻むことができます。まじめにショートターンで攻めるもよし、延々と南にダラダラと斜滑降を続けて、宝永山にご挨拶をするのもよし。

2012年05月27日 11:43撮影 by DSC-WX50, SONY

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5/27 11:43

広大な斜面をかっ飛ばします。イヤッホーーウウウウウウ！！！！！！！！

2012年05月29日 21:26撮影

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5/29 21:26

広大な斜面をかっ飛ばします。イヤッホーーウウウウウウ！！！！！！！！

滑降ルート終盤の詳細です。赤が滑り、黒が歩き、楕円が駐車場です。目下の雪渓を末端まで滑ったあと、ひとつ左の沢の雪を拾ってさらに滑りました。山頂付近からここまで標高差1000m近く滑って来ましたが、この地点から滑降終了点まではまだ標高差700m以上あります。本当に尋常でないスケールです。距離感が狂いますね。

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2200m付近で雪渓は途切れます。ここで一旦板を脱ぎ、ひとつ北(左)の沢に移ります。移動はガレた岩場を2分程度の歩きで済みました。

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2200m付近で雪渓は途切れます。ここで一旦板を脱ぎ、ひとつ北(左)の沢に移ります。移動はガレた岩場を2分程度の歩きで済みました。

最後のおまけの雪渓を滑りきり、その後は尾根沿いをまっすぐに歩いて下ると、すぐに幻の滝遊歩道に合流します。最終的な滑降終了地点から駐車場まで徒歩19分でした。雪の豊富な今年の須走、まだまだ楽しめそうです。姫様、今日もありがとうございました。

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撮影機器：

DSC-WX50 SONY

感想

kamatsuka

雪が豊富な今年の富士山。富士山東面の大斜面は、いつもに増した輝きを見せてくれました。
雪渓の雪は厚く、須走口を拠点とした滑降は、来月もまだまだ楽しめそうです。
以下、HD動画にて、その圧倒的な大斜面をご堪能ください。
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【HD】七合目付近。見渡す限り白の斜面が続きます。

【HD】同じく七合目付近。まさに雲上の別天地です。

【HD】八合目下(標高3300m付近)にて休憩。延々と斜滑降ができます。

【HD】標高差1700mを滑る滑る！！　

【HD】雪渓末端(2230m付近)にて。ここからスキーヤーズレフトの沢に移り(徒歩3分)
さらに2120m付近(駐車場まで徒歩19分)まで滑ることができました。