北丹沢12時間山岳耐久レース2012:6時間28分のトレイルラン


- GPS
- 06:43
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 4,238m
- 下り
- 4,236m
コースタイム
6:30 青根キャンプ村出発 → 7:45 立石建設 → 8:14 鐘撞山 → 8:48 県境尾根分岐 → 9:11 神ノ川ヒュッテ(第1チェックポイント)
→ 9:54 犬越路トンネル → 10:35 神ノ川園地(第2チェックポイント) → 11:21 風巻ノ頭 → 12:06 袖平山 → 12:13 姫次
→ 12:58 青根キャンプ村帰着
備考:神ノ川ヒュッテ、神ノ川園地、風巻ノ頭で小休憩(延べ20分程度)
天候 | 曇り時々雨(ガス)、のち晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大会ホームページ:http://www.k-y-trail.com/kitatanzawa/index.html 大会レポート:https://runnet.jp/sokuhou/detail_n406.html 危険箇所特になし。前日の雨でトレイルが一部ぬかるんでました。 日陰沢源頭のルートは台風の影響で一部変更されてました。 今回の装備はハイドレーション水500mlとジェル500ml程度のみとしました。 開催時期が高温多湿の梅雨時期なだけに、水分補給とハンガーノックに対する準備は必要ですね。 (チェックポイントでは、水・バナナ等の食糧補給が可能です) 今回、個人的な印象として前回に比べレベルが一般クラスのレベルが上がった様に感じました。 今回の参加賞は、間瀬ちがやさんオリジナルデザイン柄付の黒シャツです。 綿シャツなので普段着にします。 個人的には、道志村トレイルレースがイチオシですが、未だキタタンもあなどれません。 ![]() |
写真
感想
本日はキタタンの日。今年で第14回を迎えます。
昨年、初めて参加して強烈にキツいイメージが残っている、と言うべきなのかもしれませんが、正直、完全に忘れてました。
今回、参加して改めて、そのキツさを実感。また、レベルがあがったような印象も受けました。
起床、午前2時過ぎ。静岡東部から大会会場までは最低2時間掛かります。
久しぶりに早起きしたという感じで、起きて朝食を済ませ車を運転し始めてからもかなりボーっとしてました。
思いのほか早く青根に到着し、駐車場も大会会場に近い場所に潜り込む事ができました。
ふと隣を見ると車には伊東努さんが。もしかしたら今日は運が良いかも、そんな事を感じました。
しかし、なかなか。。。
いざ、競技が始まると選手のレベルの高さにびっくり。今回、初めての1stウェーブで6:30出走となりましたが、
皆さん早い早い!前回と違い、たやすく抜かせてくれません。それどころか、上りではガンガンあおられます。
一瞬、「調子、悪いのかなぁ?」なんて考えたりもしましたが、コースタイムを見ると決してそうでもありません。
そんな状態が風巻ノ頭まで続きます。
風巻ノ頭では、先を急ぐ他の選手をよそ目に大会関係者の待機している東屋で小休憩取りました。
選手はどんどん先に進んでいきます。その度に順位が下がってるんだろうなぁ、と一旦は感じ始めます。
その時でした、目の前をおサルが通過。これを見た瞬間に「行かねば!」と気持ちを切り替えました。
これまでぼんやりとレースをこなしていたものの、ようやく何か目の前に目標ができた瞬間でした。
まづは、おサルを目指します。
ちょっとした平坦地でひとりかわし、そしてもう一人。
最初は10人以上先をあるいていたおサルさんでしたが、袖平に到着した時には、目の前を歩いてました。
そして、目先のおサルさんや他の選手を見ているうちに、自分にもまだ十分元気が残されている事を実感できました。
(やはり周辺の選手も休みなくアップダウンを繰り返すうちに疲労していたのだと思います)
そして、待っていたのは姫次からの下り。
ここでペースを上げます。最初は、おサルの後ろにぴたりとついて自分自身の疲れ具合や体調を再確認します。
どうやら、「行けそう」だと分かったので、その後はおサルを抜いて他の選手も抜き始めました。
前回もそうでしたが、最後に一気に気持ちを爆発させて気持ちを下り専念させました。
本日、ここにきてようやく元気全開のランが始まったのです。
しかし、実はこれでは終わりませんでした。
平丸からあと数百mのところでうっかり滑って転倒。
転倒を防ごうと脚に妙なチカラを掛けたのが災いとなり、転倒した瞬間に左ふくらはぎがつってました。
触ってみると、ふくらはぎの筋肉がハンバーグの様な大きさでゴリゴリ硬くなっている部分があるのが確認できました。
正直、これはヤバいと思いました。脚を曲げるとギーンとつり痛みが増し、立とうにも立てませんでした。
しかし。。。その時運が味方してくれました。
ちょうど、後ろを歩いていたゼッケン69Xの選手が立ち止まってくれて応急処置を取ってくれました。
その選手は、終盤脚を痛めてしまったとの事で歩いてゴールを目指してました。
処置のおかげに何とか走れる事が確認できたので、お礼を伝えてゴールを目指しました。
おかげさまで、目標の6時間30分を切る形で何とかゴール。
ゼッケン69Xさんが、あの時いなければゴールもままならなかったかもしれません。
両手を泥で汚してまでケアいただき、本当にありがとうございました!
ゼッケン69Xさんですが、ゴール後にも少し話をしましたが、この方は実際にはかなり早い方の様でした。
(チームぴれきちのメンバーの方かな?)
それにしても、自分がもしゼッケン69Xだったら果たして同じように時間を割いて処置にまわる度量があるのだろうか?
噂では聞いていましたが、やはりきついレースですね。
お猿さんを抜いての、6時間30分切り、お見事です
ハプニングも運に見方されて乗り切れて、なにより
自分も同じような行動がとれるかは??ですね。
すばらしい事だと思います。
しかしainuさん、レースの度にパワーアップされてる
ようですね〜〜
レース後、すぐ帰路につきました。
やはり遠いです。日曜に南アルプスに行く感じです。
勿論、明日からまた仕事です。
この大会は、開催時期もありやはりキツいですね。
第2関門からの上り返しが半端ではありません。
行くしかない訳ですが、一歩一歩すら厳しくなります。
最後の姫次からの下りで思う存分自分を出す為の駆け引きがたまらないところです。
おサルさんも、ここでようやく追いつくことができるようになりました。
http://runnet.jp/trail/movie/index.php?__ex=&
ainuさんこんにちは。
キタタン結構きつそうですね
おサルさんは私も富士山で会った(見た)ことあるのですが、ainuさんと張り合うぐらいだから相当早いのですね。私の中ではコスプレ有名人になってます
怪我の方は大丈夫ですか?
転倒して激痛なんて、私なら一か月ぐらい運動できなくなりそうですが、やはりトレランにはつき物なのでしょうか。
最近トレランを始めてみた超初心者なもので怪我については気になってます。
お気をつけてこれからもガンバってください。
ainuさん、キタタンお疲れ様でした。
この土日の一泊で丹沢山〜蛭が岳に行こうと考えていましたが、息子が直前に体調を崩し行けませんでした。
なので余計に、ainuさんのレコをとっても楽しみにしていました。
きつそうなコースですね
それでも写真撮ったり鐘をついたりと すごいです
怪我は大丈夫ですか? それでも車を運転して帰ったんですよね。 本当に本当にお疲れ様でした。
おサルさんは早いです。昨年は全てやり込められました。
しかし、おサルさんと話をしていても結局は「楽しく!」をモットーにしているので、
勝負を掛けたといっても自分自身の妄想なのかもしれませんね(汗)。
ふくらはぎは、直ぐ処置してもらったので問題ありません。
実際、ツっただけでその後も走れたので、本当に69Xさん様々です。
トレランは楽しいですよ。
最初はウハウハドキドキなので結構集中力散漫に成りやすいですが、
ゆっくりのんびり楽しんで行ってください。無理せずですが、体力を付けて行けば楽しさが倍増します。
まづは下りを楽しんでくださいね。
振り返ってみると、良くもまあ1400人におよぶ参加選手が、雨天の中苦しい思いをしてまで
大会に良く参加するなぁと関心してしまいます(自分もその一人なのですけどね)。
大会は大会で楽しい側面もあります。
周りに触発される部分や、自分自身を追い込む事によって色々考えることが出来ます。
終わった後は、モヤモヤ感が吹っ飛んで気持ちがスッキリしていたりします。
でも、おっしゃる通り帰りの運転が結構キツかったりします。
とりあえず、日曜の晩ゴハンに限られた週末の時間を子供達と過ごすだけで精一杯です。
もちろん、ヤマレコupも欠かせないのですが。
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