記録ID: 2167781
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ハイキング
東海
遠州修験道春峯踏査(小笠山から法多山まで)小笠山トンネル南側取り付きからJR愛野駅まで縦走
2020年01月04日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:55
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 454m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、階段、トラロープなど、とても丁寧に整備されているんですが、痩せ尾根の北側がほぼ垂直に切れ落ちているところが続くので、精神的に不安になるルートです。 |
その他周辺情報 | 法多山名物「厄除だんご」を買う人の行列はすごかったですが、せっかくなので1箱購入して帰りました。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
フリース
半袖シャツ
ドライレイヤー(ミレー)
ロングパンツ
タイツ
靴下
グローブ
レインウェア
帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
遠州は遠江国一宮 小國神社の神体山として崇められる本宮山を起点にして、東方には白山・春埜山・大日山・大尾山・粟ヶ岳へと山並が連なり、太平洋に突き出た駒形神社の御神体である御前崎(御前岩)を経由し、笠原荘の熊野山々を巡りながら再び峯中路を踏み分け、小笠山から法多山へ到達する春の入峯修行が存在しました(「遠州の霊山と山岳信仰ーその源流と系譜ー」より)。その歴史ある道を、かつての修験者達のことを想像しながら踏破してみたい!という歴史ロマン溢れる山行を2017年から細々と続けています。
2020年登り初めとなる今回は、春峯の最終セクション「小笠山〜法多山」の道を歩くことにしました。といっても、今回のルートは今でも大勢のハイカーが歩いている整備されたハイキングコース。蜘蛛の巣をかきわけ崩落地を歩くような踏査ではないので安心です。
小笠山は標高264mしかない低山の割に、痩せ尾根や切れ落ちた崖が多く、緊張を強いられる道が多いと感じていましたが、今回初めて歩いた腹摺峠から法多山までの道も、ほぼずっと北側が切れ落ちた崖でした。道幅もそれなりにあるし、慎重に歩けば問題ないんですが、やっぱり「ここで右に転んだら真っ逆さまに落ちて…」なんて考えちゃいますね。さすがは修験の道…。もしかしたら、修験者が方角などを確認しながら新しい道を切り拓くには、見通しの良い尾根が一番都合が良かったので、結果として崖ギリギリの道になってしまったのかもしれません。
遠州修験道、まだまだ歩けてないセクションだらけですが、早くすべてを繋いでみたいものです。
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