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Yamareco

記録ID: 231727
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

本沢温泉〜硫黄岳・横岳・赤岳ピストン&天狗岳ピストン

2012年10月06日(土) 〜 2012年10月08日(月)
 - 拍手
fumio0805 その他2人
GPS
56:00
距離
24.9km
登り
2,653m
下り
2,634m

コースタイム

1日目:10:20本沢入り口-12:25本沢温泉(泊)
2日目:5:30本沢温泉-6:30夏沢峠-7:25硫黄岳-8:25横岳(奥ノ院)8:45-10:05赤岳11:00-12:15横岳(奥ノ院)12:30-13:15硫黄岳-13:45夏沢峠14:00-14:25本沢温泉(泊)
3日目:5:30本沢温泉-6:50東天狗7:20-7:35西天狗8:00-8:10東天狗-9:15本沢温泉10:25-12:00本沢入り口
天候 1日目:曇りのち雨
2日目:曇り時々晴れ
3日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本沢入り口まで自家用車
コース状況/
危険箇所等
・横岳の岩稜は道狭く急峻な鎖・梯子が多いので注意
・赤岳直下の登りは手も使って登る急登なので注意
スタート地点の本沢入り口。ここから温泉まで林道歩き
スタート地点の本沢入り口。ここから温泉まで林道歩き
明るくて気持ちいい道が続く
明るくて気持ちいい道が続く
チラホラ紅葉する山肌
チラホラ紅葉する山肌
2時間ほどでキャンプ場到着!
2時間ほどでキャンプ場到着!
木々に囲まれたテン場
木々に囲まれたテン場
秘湯・本沢温泉。温泉には入ってないけどねw
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秘湯・本沢温泉。温泉には入ってないけどねw
硫黄岳の爆裂火口が圧巻
硫黄岳の爆裂火口が圧巻
湯川と硫黄岳。右下辺りに露天風呂があります
湯川と硫黄岳。右下辺りに露天風呂があります
紅葉も始まってました
紅葉も始まってました
真っ赤なナナカマド
真っ赤なナナカマド
林道の道端で採ったイグチ。鍋に入れたらウマーでした
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林道の道端で採ったイグチ。鍋に入れたらウマーでした
翌朝。硫黄への登山口は真っ白な河原
翌朝。硫黄への登山口は真っ白な河原
硫黄への登り。ハイマツ帯を登るのは初めてなので新鮮!
硫黄への登り。ハイマツ帯を登るのは初めてなので新鮮!
ガスガスだけど(´・ω・`)
ガスガスだけど(´・ω・`)
硫黄岳山頂。真っ白w
硫黄岳山頂。真っ白w
広ーい山頂。ガスってると迷いやすいので道標とケルンを要チェック
広ーい山頂。ガスってると迷いやすいので道標とケルンを要チェック
横岳山頂。真っ白w(二回目
横岳山頂。真っ白w(二回目
ガスに煙る岩稜
連休中日とあって登山者も多く、長い鎖場は渋滞
連休中日とあって登山者も多く、長い鎖場は渋滞
赤岳へ最後の登り。手使わないと登れないです
赤岳へ最後の登り。手使わないと登れないです
ついに赤岳登頂!案の定真っ白w(三回目…
ついに赤岳登頂!案の定真っ白w(三回目…
と思ったらガスに切れ間が!?
と思ったらガスに切れ間が!?
だんだん晴れていく
だんだん晴れていく
阿弥陀も見えてきた!
阿弥陀も見えてきた!
遥か下には行者小屋が
遥か下には行者小屋が
ガスが切れて阿弥陀岳どーん!やべえかっこいい…
ガスが切れて阿弥陀岳どーん!やべえかっこいい…
ちょっとガスかかったけどアップ。急登がすごそうです
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ちょっとガスかかったけどアップ。急登がすごそうです
ガスがなくなると一気に高度感が増します。高っ!怖っ!
ガスがなくなると一気に高度感が増します。高っ!怖っ!
キレット〜権現岳方面。さっきの阿弥陀の写真から「ハイダイナミックモード」とやらで撮ってみたんですが、なんか色褪せて見える…
キレット〜権現岳方面。さっきの阿弥陀の写真から「ハイダイナミックモード」とやらで撮ってみたんですが、なんか色褪せて見える…
三角点。可愛い置物がありました
三角点。可愛い置物がありました
平べったい硫黄岳。左奥のでっぱってるのは蓼科山か
平べったい硫黄岳。左奥のでっぱってるのは蓼科山か
そしてついに青空が!
そしてついに青空が!
随分長居したので下山にかかります。山頂から見下ろす赤岳天望荘。
随分長居したので下山にかかります。山頂から見下ろす赤岳天望荘。
阿弥陀がかっこよすぎて何度も撮ってしまうw
阿弥陀がかっこよすぎて何度も撮ってしまうw
横岳の岩稜と硫黄岳
横岳の岩稜と硫黄岳
イワヒバリ。かわいい〜
イワヒバリ。かわいい〜
雲の中に浮く阿弥陀
雲の中に浮く阿弥陀
横岳2回目。帰路の方が良い天気
横岳2回目。帰路の方が良い天気
硫黄岳が近づく。今なら晴れてる!急げ!
硫黄岳が近づく。今なら晴れてる!急げ!
だがしかし着くころにはガスる。爆裂火口も真っ白で何がなんだか…
だがしかし着くころにはガスる。爆裂火口も真っ白で何がなんだか…
チラッと見えたピークは峰の松目かな?意外に立派なピークで驚き
チラッと見えたピークは峰の松目かな?意外に立派なピークで驚き
夏沢峠まで帰還。あとは本沢まで下るだけー
夏沢峠まで帰還。あとは本沢まで下るだけー
3日目の朝焼け。撤収して下るだけの予定でしたが、あまりに天気が良いので近くの天狗へGO!
3日目の朝焼け。撤収して下るだけの予定でしたが、あまりに天気が良いので近くの天狗へGO!
ダケカンバの紅葉が綺麗で好きです
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ダケカンバの紅葉が綺麗で好きです
青空とのコントラストがナイス
青空とのコントラストがナイス
紅葉の向こうに硫黄岳。今日は爆裂火口すごいんだろうな〜
紅葉の向こうに硫黄岳。今日は爆裂火口すごいんだろうな〜
青空の下にそびえる天狗岳
青空の下にそびえる天狗岳
振り返れば周囲の山々が一望!
振り返れば周囲の山々が一望!
すっげえ…
稜線に上がれば天狗岳が目の前に。ただし左奥が本物で手前はニセピークw
稜線に上がれば天狗岳が目の前に。ただし左奥が本物で手前はニセピークw
東天狗山頂。展望は最高!さいっこう!!
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東天狗山頂。展望は最高!さいっこう!!
雄大な南八ツの山々。中央は硫黄岳、中央奥に赤岳・ちょこんと中岳・阿弥陀岳
雄大な南八ツの山々。中央は硫黄岳、中央奥に赤岳・ちょこんと中岳・阿弥陀岳
赤岳〜阿弥陀岳拡大
赤岳〜阿弥陀岳拡大
なだらかな北八ツ。ボコっと出てるのが蓼科山
なだらかな北八ツ。ボコっと出てるのが蓼科山
奥に北アの山々が連なる。手前は美ヶ原とかかな
奥に北アの山々が連なる。手前は美ヶ原とかかな
遠くには槍穂もバッチリ。大キレットの下がり具合がパないっす
遠くには槍穂もバッチリ。大キレットの下がり具合がパないっす
剱・立山かな
白馬・五竜あたり。五竜って名前かっこいいっすよね!いつか行ってみたい!
白馬・五竜あたり。五竜って名前かっこいいっすよね!いつか行ってみたい!
中央アルプス
東には奥秩父山塊
東には奥秩父山塊
美しい巻雲
月発見!
コケモモの実。食べてみたら熟してないブルーベリーみたいな味でしたw
コケモモの実。食べてみたら熟してないブルーベリーみたいな味でしたw
天狗岳は双耳峰。もう一つのピーク、西天狗に空身で向かいます
天狗岳は双耳峰。もう一つのピーク、西天狗に空身で向かいます
西天狗山頂
こちらはハイマツに囲まれた静かな山頂。のんびりするなら断然こっちがおすすめです。展望も東と同じく最高!
こちらはハイマツに囲まれた静かな山頂。のんびりするなら断然こっちがおすすめです。展望も東と同じく最高!
振り返る東天狗
ここからだと硫黄の肩から横岳の岩稜がチラッと見えます
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ここからだと硫黄の肩から横岳の岩稜がチラッと見えます
南アの山々
南ア拡大。中央に北岳、右に甲斐駒、仙丈かな?
南ア拡大。中央に北岳、右に甲斐駒、仙丈かな?
浅間山方面
浅間山拡大
御嶽山。東天狗からだと西天狗に隠れて見えません
御嶽山。東天狗からだと西天狗に隠れて見えません
やっぱ北アはかっこいいなぁ
やっぱ北アはかっこいいなぁ
遥か彼方には東北の山々
遥か彼方には東北の山々
諏訪の町並み
コルから東天狗を見上げます
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コルから東天狗を見上げます
ニュウ。不思議な名前ですよねwにゅう!
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ニュウ。不思議な名前ですよねwにゅう!
下山中、最後に見納め。東天狗&西天狗
下山中、最後に見納め。東天狗&西天狗
根石岳は今回はお預け
根石岳は今回はお預け
樹林帯はシラビソやコメツガ、林床のコケがいい雰囲気でした
樹林帯はシラビソやコメツガ、林床のコケがいい雰囲気でした
紅葉、背後は根石岳
紅葉、背後は根石岳
カラマツと青空が綺麗でした
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カラマツと青空が綺麗でした
帰り際にキャンプ場でナナカマド
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帰り際にキャンプ場でナナカマド

感想

今回はとうとう待望の八ヶ岳へ!
初の2000m級登山です。

1日目は移動日。小淵沢までのんびりと鈍行列車に揺られ、駅前でピックアップしてもらって本沢入り口へ。
今回は「山の先輩」2人に同行させて頂くことに。テントも食料も持ってきてもらっちゃって恐縮です…m(_ _)m
そもそもザックの大きさからして違うww我が家では最大級のザックがちっちゃく見えます…
将来の為にももっとでかいザックを買わねば…

さて、
本沢入り口から本沢温泉まではずーっと林道で、特に特筆すべきことは無しですw
途中で食用になるキノコ「イグチ」の仲間をGETし、夕食の鍋に入れました。美味しかった!
ぬめりがあってちょっとナメコみたいな食感でした。
夕食後は6時に就寝。夜中にふと目覚めると雨がテントを叩く音がしていました。


2日目は3時に起床。朝飯に醤油ラーメンを食べ、夜明け前に出発!
…と思いきや雨が止まないのでしばし様子見。小ぶりになったところでとりあえず硫黄まで行ってみることになり、小雨の中を出発です。

夏沢峠に着くころには雨は止んでましたが、周囲はガス。ガス。ガス。真っ白ですw
硫黄への登りで初めて森林限界を越えましたが、白いので何がなんだかw硫黄岳山頂も真っ白でした。

とりあえず雨が止んでるので次は横岳まで行ってみます。
一度赤岩ノ頭方面に下りそうになり慌てて引き返しました。硫黄の山頂は広いので、ガス時は迷子注意ですねw

横岳へはしばらく歩きやすい道でしたが、次第に岩稜に。
ガスってて分かんないけど高いんだろうなーって岩稜を歩き、1時間くらいで横岳到着。やっぱここもガス。
「横岳」は岩稜全体を指すらしいですが、山頂標は岩峰の中でも最高峰の「奥ノ院」にありました。

で、天気はアレだけどせっかくここまで来たんだから赤岳も行くか!ってことで赤岳まで行くことに。やったー!
赤岳へはこれまでより急峻な岩稜歩き。鎖や梯子もたくさん。
個人的に岩場は登りより下りのが断然怖いです。うへー…
長い鎖場では渋滞も多発してました。天気は悪くとも連休中日。みんな来るんだね〜
岩稜を慎重に通過し、地蔵の頭に着くとようやく一息。
赤岳天望荘から山頂までの急登はきつく、手を使わなきゃ登れませんw
ここでも下りの人とのすれちがい渋滞発生。下りルートと登りルートがあればいいのにねー

そしてたどり着いた念願の赤岳山頂…!
でも周りはガス一色。あららw
とりあえず写真を撮り、一段下で行動食をムシャムシャ食ってると上から「おおー見えてきたぞ!」の声が。
慌ててカメラを持って登るとちょうどガスが切れ始めた所でした。
しばらく待つとすぐそばの阿弥陀や、硫黄・北八ツ方面が雲間から見えるようになり、頭上には青空も。来て良かった〜
阿弥陀岳のかっこいい姿に釘付けです。いつかあそこも登りたいな!
1時間ほど山頂でのんびり景色を見たり写真を撮ったりしてから下山開始。本沢へ向けて往路を戻ります。

横岳の岩稜はガスが薄くなったことで高度感がUPしてましたが、行きも通ったので難なく通過。
横岳からは雲海が見え、ここで少し休憩。硫黄も見えるようになってきました。

が、硫黄にたどり着いたときにはまたガスの中に戻ってましたwありゃりゃ…
結局硫黄は行きも帰りもガスでしたw
圧巻の爆裂火口も今回は見れず仕舞い。まあまた来るでしょ!

さっさと本沢に戻り、カレーを食べてまた6時に就寝。
こんなに早く寝れるのか…って思ってましたが、2日とも普通に熟睡できましたw
どこでも寝れるのは俺の強みかな!もちろん授業中でも寝れ(ry


さて、3日目。
この3日目は「移動日」のはずでしたが、4時に起きると頭上には星が…!
なんとここにきて天気はピーカン。これで帰ったらもったいないw
ってことで短時間で往復できる天狗岳を目指すことになりました。

天狗岳へはしばらく樹林帯の登り。
樹林帯と言っても低山の植林なんぞと違い、いかにも亜高山らしいシラビソやコメツガの森です。良い雰囲気!
山奥感があってこういう森大好きです。

森の中を登り詰め、森林限界を超えると絶景が広がります。感動!
背後には所々低くたなびく雲と奥秩父の山々。金峰山・五丈岩の尖塔や、瑞牆山の奇岩群も良く見えます。
稜線に上がると行く手には今から向かう天狗岳がそびえています。こういう景色見てみたかったんだよね!

周囲の景色を眺めながら15分ほど登ると東天狗の山頂。ここからはさらなる絶景が!!
背後には昨日歩いた南八ツの荒々しい岩峰、目の前には穏やかな森林を抱えるなだらかな北八ツの山々。
さらに遠くには槍穂や剱・立山、鹿島槍・五竜や白馬まで北アの峰々が一望。
目を転じれば甲斐駒を中心とした南ア、木曽駒などの中央ア、外輪山が特徴的な浅間山など様々な山々が見渡せます。すげえなあ…
昨日この天気になってればもっと良かったのに…(贅沢かw

隣の西天狗は空身で往復しましたが、こちらは静かでのんびりできる山頂。
八ヶ岳主稜線上にある東天狗と違って訪れる人も少なく、ゆっくり景色を楽しめます。
東天狗からは陰になって見えない御嶽山も、ここからならバッチリ見えました。

西天狗でしばらくのんびりしてから東天狗に戻って荷物を回収。あとは本沢温泉へ下ります。

そういえば、下る途中で、「ニュウ」という山が見えました。
ニュウって変な名前ですよねwまるで某しんしゅポケモンのようd(ry
名前の由来はなんなのか…私、気になります!!

温泉に戻ったらテントを撤収し、また本沢入り口まで長い林道歩き。
小淵沢駅まで送ってもらい、鈍行列車でのんびりと帰途につきました。


今回は初めての高山でしたが、無事に帰れてよかったです。
3日目には景色も堪能できたし、楽しかった!!「山の先輩」のお二人にはお世話になりました!
2日間歩いてもヘトヘトに疲れるようなことは無かったので、体力にも少し自信ができました。
来年夏は高山に行きたいな…どこがいっかな…wktkwktk…

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