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Yamareco

記録ID: 2322393
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無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

池田山(過去レコです)。

2004年03月13日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.5km
登り
904m
下り
904m
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2004年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 霞間ケ渓の駐車場に車を停めました。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
ここから登り始めました。
2004年03月13日 08:48撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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3/13 8:48
ここから登り始めました。
2004年03月13日 08:48撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:06撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/13 10:06
うんざりす道が続きます。
2004年03月13日 10:14撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/13 10:14
うんざりす道が続きます。
2004年03月13日 10:15撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/13 10:15
2004年03月13日 10:20撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:30撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:31撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:34撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:42撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:44撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:53撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 10:54撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 11:01撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
3/13 11:01
2004年03月13日 11:04撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 11:04撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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山頂に着きました。
2004年03月13日 11:22撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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山頂に着きました。
2004年03月13日 11:23撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 11:24撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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記念に撮りました。
2004年03月13日 11:42撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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記念に撮りました。
2004年03月13日 11:47撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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2004年03月13日 11:47撮影 by  FinePix2700, FUJIFILM
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撮影機器:

感想

 伊吹山の手前にドテッと横たわっている山が池田山である。頂上付近まで自動車道が通じており、途中まで車で行って軽く登ろうと、2週間前の日曜日にこの山に向かった。しかし池田温泉から少し入った所にある車道の入口は閉鎖されており、下から登る意欲も無かったのでそのまま帰ってきた。平成16年3月13日、この数日間は晴天が続き春めいてきて、冬の間に眠った身体を覚まそうと、気力を出して下から登ることにした。池田山の梺には霞間ケ渓(かまがたに)という桜の名所があり、昭和3年に名勝天然記念物に指定されている。桜にはまだ早いが道端に数台が駐車しており、わたしもそこに車をとめる。霞間ケ渓の中に入ると自然に登山道となる。登山道は広く、よく整備されており、這い上がるような急な場所もなく、ただダラダラとつづら折れの道が続く。わたしよりは高齢と思われるおじさんに追い越され、夫婦連れとおぼしき中年ペアにも追い越され、ゆっくりではあるが着実に高度を上げて行く。30分程でベンチがある喫煙所に着くと、中年の2人組のおじさんが休んでいる。わたしは休む事なく先に進む。全く変化の無い道ではあるが、まばらな雑木林の道は陽が入り込んで明るく、気分は良い。しかし1時間経っても周囲の景色は変わることなく、つづら折れの道をひたすら登り、やがて足元もふらふらして来る。登り始めてから1時間15分、木立の間から東屋が見え、パッと目の前が開けて舗装された車道に出る。なんと! 車もとめられており、すでに車道は開通しているようだ。東屋では先の夫婦連れが休んでおり、わたしも腰をおろし小休止しがてら水分を補給する。道の向こう左手にトイレがあり、その横から公園の中の階段道を登ると再び車道に出る。道は登山道らしくなるが、何回か車道を渡ったり登山道に入ったりを繰り返し、あずまやから25分で焼石神社の上に到着する。そこから少し歩くとハングライダーの飛び出し基地があり、沢山の車と人が集まっていた。付近は公園となっており、「生活環境保全林、池田の森、岐阜県知事上松陽助書」と刻まれた大きな石碑が立っているが、税金の無駄遣い以外の何者でも無い。「池田山頂、60分」の方向案内が立っているものの、進むべき道が判らないため、近くの人に尋ねると公園の中の道を教えて呉れた。まだ1時間もあるのかと些かがっくりしながら公園の中を歩いて行くと、道はすぐに尾根道となり快適に歩く事が出来る。時折、猛烈な音をたてて風が林を揺らせて通り抜ける。雪が残っている場所は慎重に歩を運び、20分程で再び車道に出る。「ふるさと沙羅林道、岐阜県知事梶原 拓」と刻まれた大きな石碑が建っているが、これは先き程のものよりは小振りである。先の夫婦連れが座り込んで食事をとっており、山頂の方向を尋ねると石碑の横の道を指して「ここからは雪道だよ」と教えて呉れた。彼等はここから先を登る気配は無さそうで、止めた方が良いよと云う顔付きである。石碑の後にあるあづまやの裏を通り、しばらく雪の上の足跡を踏みながら登ると、10分程でまたまた車道に出る。広い駐車場や売店もあり、「森の駅」とか「縁結びの丘」とか、色んな標識が立てられている。道を渡り「王滝池田山山頂口」と書かれた場所から登山道に入り、20分程尾根を歩いて頂上に到着。登り始めてからおよそ2時間半が経っていた。雪でおおわれた頂上には2階建ての櫓が組まれており、その横には「池田山頂」と刻まれた立派な石柱が立っている。署名は無く、誰が立てたものかは分からないが、これまた税金の無駄遣いだろう。こんな櫓は興醒めだと思いつつそこに登ると、快晴の下、目の前に白い伊吹山がせまり、その右手に連なるのは、国見岳、貝月山、金糞岳などなのだろうが、どれがどの山か同定出来ないのが残念だ。北西に見える白い山は白山だろう、南西にはかろうじて金華山が見えるが、春霞でその向こうは判らない。櫓からの眺めは素晴らしく、胸中複雑である。コンロでラーメンを作って食べ、石碑をバックに記念撮影をしたりし、30分間程頂上を堪能してから下山となった。50分程で東屋に着き、そこで一服。その後、ジグザグの下り道を時々休憩しながら下り、頂上から1時間45分で、ヨレヨレしながら登山口に下り立った。
 1000mに満たない低山で、背後に伊吹山があるため余計に見劣りがするが、久し振りに登った高度差800m以上の山は登りがいのある山であった。車道が開通している事を知っていたら、おそらく車で上まで行っていた事だろうが、それをしなかった事で余計に満足感が湧き上がって来た。

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体力レベル
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