記録ID: 235573
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ハイキング
屋久島
屋久島ハイク（縄文杉コース）
2012年10月12日(金) 〜
2012年10月14日(日)
鹿児島県
178_tomo
その他3人 - GPS
- 09:37
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 782m
- 下り
- 783m
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6:20荒川登山口-7:18小杉谷橋-7:51-8:10楠川分れ（朝食）-9:10大株歩道入口-9:30-9:45ウィルソン株（休憩）-10:32大王杉-11:02-12:01縄文杉（昼食）-12:37大王杉-13:10-13:20ウィルソン株（休憩）-13:45-55大株歩道入口（休憩）-15:00-15:15小杉谷事務所跡（休憩）-15:17小杉谷橋-16:00荒川登山口（荒川登山バス16:05）
| 天候 | 曇り時々晴れ、しかる後小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス タクシー
船
10月13日（土）行き 路線バス：牧野⇒屋久杉自然館⇒荒川登山バス：屋久杉自然館⇒荒川登山口 帰り 荒川登山バス：荒川登山口⇒屋久杉自然館⇒タクシー⇒屋久島山荘 10月14日（日）高速船：宮之浦港⇒鹿児島港 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ついに屋久島へ・・・ あこがれの縄文杉がある屋久島に、ついに来てしまいました。 前日、高速船で屋久島の安房港へ入った時には屋久島の上空を雨雲が覆っていましたが、上陸してみると、幸いにも雨は降っていませんでした。明日もなんとかお願いします!!・・・山行の無事を祈りつつ、飛び魚料理をつまみに三岳（屋久島の芋焼酎）をぐびり。 午前4時50分、ホテルのフロントで渡された朝食用と昼食用の二つのおにぎり弁当をザックにしまい、外に出るとまだ夜の闇。夜空を仰ぐと星が・・・（天気は良さそうだな） まだ眠いのか、はたまた昨晩三岳を飲みすぎたせいか、それとも数千年を誇る屋久杉の王・縄文杉に会える興奮からか、若干頭がクラクラしていますが、さあ、いよいよ出発です。 今回は企画者で九州支部長のSさん始め、佐賀出身の仲良しお友達コンビTさんAさん。飛び入り参加の筆者の4名でハイクします。 路線バスで屋久杉自然館へ。自然館前には暗闇の中、既にシャトルバスに乗り込もうとする人たちが大勢並んでいます。5時45分、何とか乗り込みました。6時25分、荒川登山口着。 ここからは平坦なトロッコ道が約8キロ続きます。だんだんと周囲が明るくなり、古代的で冒険的な光景が遠くまで見通せる程あらわになってきて楽しさが増してきます。早朝の爽やかでクリーンな空気が心地よく感じます。ところが歩き始めて4〜5キロ程すると、Sさんが延々と続く単調なトロッコ道に飽きてしまい、ブツブツと呟き始めてしまいました。 気分転換も兼ねて楠川分れで朝食タイム。この時に汲んだ水場の水の何と美味しいことか・・・。 お腹も満たされて、再び歩き始めます。 三代杉を過ぎたあたりでヤクジカに遭遇。まだ可愛らしいバンビですな。 大株登山口から登山道に変わります。ここからSさんが一転、怠怠（だるだる）だった先程までとは嘘のように生き生きと登り始め、私たちをリードします。しばらく行くと人が結構休憩している場所に出ました・・・ここがあのウィルソン株でした。 私たちも、株内から空を見上げるとハート型に見えるお馴染みの一枚を撮ることができました。 ここからの道のりはしばらくアップが続きますが、ヒメシャラの大木、メデューサ杉、夫婦杉、大王杉と次々と出現する巨木に圧倒されながら縄文杉に近づきつつあるのが実感できます。 そして歩き始めてから約5時間。ついに・・・。 顔を上げると見学台が見えてきました。近づいてゆっくりと見学台の階段を上ります。デッキに上がるとそこには・・・多少の霧が取り巻いて一層幽玄に見えるその姿は、周囲16メートル・高さ23メートル、その樹齢が一説には7,200年とも言われる縄文杉の圧倒的な存在感が眼前にありました。 おそらく今日は人が少ないほうで、デッキの上もそう混雑しているわけでもなく、名残惜しみつつも、心ゆくまま眺めることができました・・・。 |
写真
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鹿児島港。これから高速船（ジェットフォイル）でいよいよ屋久島へ。前方に桜島が見えますね
明日の縄文杉ハイクにワクワクしながら今宵は軽い宴会を。つまみは何といっても飛び魚料理
平坦な8�舛離肇蹈奪各擦發發Δ垢綾�わります。心が折れかかりました・・・by S支部長
この辺りからは巨木が多くなってきて、屋久杉の王・縄文杉にだんだん近づいているのを実感します
メデューサ杉。ギリシャ神話に登場する蛇の髪を持つメデューサのようだから
何か非日常的な不思議な力が満ち溢れているのを感じます。もうすぐです！
縄文杉奥の休憩所でお昼ごはん。お昼用のおにぎり弁当です。おかずも豊富で美味しかったな
名残惜しくも縄文杉からUターン。そしてすぐにこの異様な木・・・ん？言われてみればマグロですね
小杉谷製品事業所跡。屋久杉を伐採してトロッコで運搬していた国有林開発事業は1970年に閉鎖されたそうです
こんなに巨岩がゴロゴロしている渓流は初めて見ました。原始的な光景ですね
戻りのコースで倒木の出枝に左スネ（弁慶の泣き所）近辺を2回もぶつけて「まだ痛い」とアピールするS支部長。更に転倒（軽度）も1回していました・・・お疲れ様でした
10/23 16:15
戻りのコースで倒木の出枝に左スネ（弁慶の泣き所）近辺を2回もぶつけて「まだ痛い」とアピールするS支部長。更に転倒（軽度）も1回していました・・・お疲れ様でした
感想
数々の屋久杉の巨木の中でも、やはり縄文杉は別格でした。悠久の時の流れの中で、風雪に耐えたその姿には真の迫力がありました。
一年中雨が降るといわれる屋久島で、帰りのトロッコ道では小雨がぱらつきましたが、概ね天候に恵まれて快適なハイキングを楽しむことができ、本当に行って良かったと思いました。企画して誘っていただいたSさんに感謝です。
また、TさんAさんが一緒で殊のほか楽しいツアーとなりました。
鹿児島に戻って、みんなで霧島ホテルの硫黄谷庭園大浴場で身体の疲れを癒しました。豊富な湯量の温泉はとても爽快でした。
ありがとうございました。
これをきっかけにSG会九州支部主催のトレッキングを是非盛り上げていってほしいと願います・・・。
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