六甲山 (白水山〜黒岩谷〜東お多福山)

- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 715m
- 下り
- 1,087m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 今日のコースは、白水山も黒岩谷も一般ルートではありません。初めての人は入らない方がよいと思います。 ◆ 宝塚発山口営業所行バスで白水墓地前の十八丁バス停で下車。バス停より100米位後戻りするとコンクリートブロックの道路の側壁が終わった所に石屋の看板がある。その間が登山口。 ◆ そこを入ると狭い微かな踏み跡が右に10米位急登している。それを登ると狭い尾根にでる。そこから基本的に南に向かって、尾根を外さない様に行くことがこのコースのキーポイントだ。初めは、東は白水峡のバッドランド、西は十八丁谷、この間の狭く落ち葉で踏み跡が良く分からない尾根を外さない様に登ってゆくと(所々にテープやペンキもある)、バッドランドを北方に見下ろせる所に来る。 ◆ この上は東側は船坂谷になる。そして道は市の境界線に沿ってやせ尾根が鉢巻山のアンテナの下まで続く。時々6〜7センチ角のセメントブロックの境界標が見られる。これもルートを間違っていないかの指標になる。脇道が色々あり迷い易いが、要は西や東の谷に下らない事だ。谷に下る道は間違っているので、必ず引き返す事。 ◆ 狭く、小さなピークが連続して、アップ・ダウンが多く、急坂なので白水山まではゆっくり腰を下ろして休める所が殆どない。しかも、今は落ち葉が一杯で滑って大変登り難い。そして唯一ヶ所私がこれは難しいと思った所があった。2米位の岩の下りで、殆ど足場がなく両側が谷に落ちた狭い所だ。 ◆ やがて、笹が出て来て坂が緩やかになると白水山も近い。白水山は平らで小さな広っぱになっていて、三角点がある。一休みして行こうとすると道が二つに分かれている。左の方には枯れ枝が積んであり、谷へ降りて行くのでここは当然右だ。これから、旧ドライブウェイの、尾根の下り口まで小ピークを3つ越えなければならない。 ◆ 旧ドライブウェイに出たら、右に行くと鉢巻トンネルの西側に出る。一軒茶屋はすぐそこだ。まず山頂にゆき、小屋で昼食。 ◆ 黒岩谷へは小屋から石の宝殿の方にドライブウェイを引き返し、縦走路へ入る道標の所をドライブウェイから入ると、すぐ右に小さな踏み跡が笹の中にある。下って行くと沢に出る。ダムを超える時梯子などがあり、踏み跡が全くない沢を下ってゆく。間もなく大きなダムがあり、少し広くなった笹だらけの川原に出て、左から小さな沢が合流する。左の沢のすぐ上にも大きな新しいダムがある。ここは本流のダムの左側を乗り越えて下る。 ◆ 間もなく新しい大きなダムが行く手を阻む。此処はブッシュの中の踏み跡を左岸よりに進むと、ダム左端に取り手が付いていてそれを梯子にして乗り越える。このダムの下りが(上りもそうだが)一番緊張する所だ。45度近い急坂で、途中まで鎖があるが、ずるずる滑るので気がぬけない。 ◆ ここを過ぎると、後は緩やかな道になり、最後にもう一つ大きなダムを超える。これは右端を越え、谷に下りて左岸に渡ると土樋割峠への林道に出る。 ◆ これから、東お多福山〜雨ヶ峠〜風吹岩〜高座の滝は六甲銀座なので省略。 |
感想
◆ 白水山は初めてだ。地図にはないが一応道はあるらしい事は分かっていたが、登り口と下山口が分からなかった。ヤマレコを昨年夏に始めて、これが分かったので、早速行ってみることに。
◆ 白水尾根は地図にないルートである。兎に角白水峡の登りはバッドランドが終わり普通の尾根になるまでは、白水峡の崩壊が進むに連れて、尾根上の道が変わるのだと思う。従って藪尾根だ。踏み跡も定まらない。その上落ち葉が積もって一層分からない。
◆ バッドランドが終わると普通の尾根になるが、狭く急坂の有馬三山程ではないが小さなアップ・ダウンが連続し、その上に落ち葉が積もり滑って歩き難い。白水山までは腰を下ろして休む場所もない。紅葉谷や東六甲が懐かしくなる。
◆ 笹が出てくると道も普通の山道になってくる。すると間もなく白水山だ。これから上は迷う所はないと思う。
◆ 山頂は思っていたより暖かかった。風がなく日が照っている。最高気温8度と言っていたので一軒茶屋で食べる積もりで来たが、今日は山頂で食べられた。
何時ものようにまずいうどんを頼み、巻きすしで昼食。
◆ 下りは久しぶりに黒岩谷にする。も少し簡単だと思っていたが以外にハードで、昔の若い頃の記憶はいい加減なものだと思い知らされた。それとも体力が衰えたか。七曲の2倍もかかるとは、ちょっと計算違いだった。
◆ 風吹岩から下るのも久し振りだ。ロックガーデンの眺めも久し振りだ。以前は禿山で凸凹の尾根の上は木が全く無かったが、今は結構小さな松が生えている。そして以前は禿山の尾根の上を歩けたが、その尾根も崩壊して凸凹の山になっている。
◆ 風吹岩からメインルートの下りも、震災と自然崩壊で大変難しくなってしまったようだ。以前は鎖場なんてなかったのに鎖があるのでびっくりした。
思えばこの5〜60年六甲山も随分変貌した。何れ山は低くなり、川は砂利で埋まり、池は沼地へと変わって行くのだろうが、私もそれだけ年をとったと言ふ事か。
mesner
















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