山行記録: 六甲山 （紅葉谷～山頂～魚屋道）

記録ID: 261874

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雪山ハイキング

六甲・摩耶・有馬

六甲山（紅葉谷～山頂～魚屋道）

2013年01月17日(木) [日帰り]

兵庫県

mesner

GPS: --:--
距離: 10.5km
登り: 794m
下り: 773m

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コースタイム

　神鉄有馬駅発　9：09、湯槽谷出合　9：46、極楽茶屋跡　11：15、山頂　12：15、一軒茶屋　12：25～12：58、阪急バス有馬案内所着　14：20.　

天候	曇り
過去天気図（気象庁）	2013年01月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	◆　14日爆弾低気圧が発生し、大阪も久し振りの雨になった。街では大した雨風ではなかったが、六甲山上では30センチは在るだろうと思って行った。しかし尾根上ではそれ以上4～50センチはあった。　◆　温泉街には全くなかった雪が、ロープウェイ駅あたりから道の両側の落ち葉の上に現れ始める。湯槽谷出合から林道が登山道になるが、これから上は道も白くなる。でもアイゼンを履くほどではない。3日前に降ってその後天気が良かったので粗目になり凍結しているので滑らない。百間滝入り口からアイゼンを着ける。　◆　紅葉谷出合を過ぎると、道の上に大きな枝や山側の木が谷側へ倒れて道を塞いでいる。雪の重りと風が如何に凄かったかが分かる。山頂までに10ヶ所くらいあった。そして百間滝入口と極楽茶屋跡の中間地点辺りでは、大きな木が山側から倒れてきて道を全く塞ぎ通れない。下を潜るにも上を乗り越えるにも、枝が一杯あって通れない。仕方なく少し引き返し急な山側の斜面を強引に登った。　これだけ木が倒れて道を塞ぐと、大きな幹を切り、枝を切って道を整備するのが大変だろう。神戸市の森林整備事務所がするのだろう。　◆　極楽茶屋跡からはそれまでの倍以上の積雪があり、踏み跡には全く足跡がない。ドライブウェイも除雪はしているが雪がある。車も全く来ない。だから雪の深い車道脇のハイキング道より、車道を歩いて次のピークの取り付き迄歩く。山道に入ると2人の足跡があった。その足跡にうまく足を入れないと、ずぼっと足が沈み膝下迄もぐる。積雪の上の方はクラストして、雪が重いので沈み込むと大変な労力だ。思っていたより雪が深いので時間がかかる。これでは宝塚まで行く積もりで来たが、無理だろう。茶屋跡から山頂迄普通40分位で着くが1時間もかかった。　◆　昼食後、出発が1時になり、疲れと時間の関係で魚屋道を有馬に下る事とする。魚屋道は踏み跡もあり、アイゼンは不要と考え、仕舞って下る。

感想

mesner

　◆　14日の爆弾低気圧による風雪は、3月頃の低気圧によるどか雪と同じく、寒気による雪と違って湿気が多い。六甲山の1月中旬のこんなどか雪は私の記憶にない。ほんとに珍しい。比良山などの粉雪と全く違う。寒気による粉雪は六甲山では4～50センチも積もらない。

　◆　雪の重みと強風で、沢山の大きな木が倒れて登山道を塞いでいたのに驚いた。湯槽谷出合から極楽茶屋跡まで10分以上時間がかかった。
　雪の状態はクラストして予想通りであったが、尾根の上の積雪量と踏み跡の少なさは想定外であった。もっと踏み固められた雪で、アイゼンで快適に歩けると思っていたが、当てが外れた。しんどかった。

　◆　魚屋道でも大きな木が何箇所も道を塞いでいて、六甲全体では相当な量にのぼるだろう。神戸市森林整備事務所も忙しいに違いない。

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