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記録ID: 2633913
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

【赤岳ほか二座】美濃戸〜硫黄岳〜横岳〜赤岳〜美濃戸

2020年10月07日(水) 〜 2020年10月08日(木)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.0km
登り
1,460m
下り
1,463m

コースタイム

1日目
山行
6:15
休憩
1:55
合計
8:10
5:50
45
6:35
45
7:20
7:30
80
8:50
15
9:05
9:10
15
9:25
9:50
40
10:30
10:40
15
10:55
50
11:45
5
11:50
12:45
30
13:15
5
13:20
13:30
5
13:35
25
2日目
山行
2:45
休憩
0:10
合計
2:55
6:30
5
6:35
50
7:25
7:30
10
7:40
20
中山乗越
8:00
8:05
45
8:50
35
天候 一日目=晴のち曇り
二日目=雨
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車=自宅→美濃戸
駐車場=赤岳山荘駐車場(1,000円/日)
悪路と言われている美濃戸口から美濃戸の赤岳山荘駐車場まで車で乗り入れる事が出来て時間を稼げました。準備を整えて出発します。
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悪路と言われている美濃戸口から美濃戸の赤岳山荘駐車場まで車で乗り入れる事が出来て時間を稼げました。準備を整えて出発します。
美濃戸の分岐。天気予報に合わせて昨日急遽ルートを変更したので左の北沢方面へと進みます。ここから堰堤広場までは林道が続きます。
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美濃戸の分岐。天気予報に合わせて昨日急遽ルートを変更したので左の北沢方面へと進みます。ここから堰堤広場までは林道が続きます。
堰堤広場まで続く林道。美濃戸までの道より走りやすいと思うようなとても歩きやすい林道でした。ウォーミングアップには最適です。
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堰堤広場まで続く林道。美濃戸までの道より走りやすいと思うようなとても歩きやすい林道でした。ウォーミングアップには最適です。
堰堤広場を越えると北沢に沿って樹林帯の道を進みます。この辺りもなだらかな傾斜で歩きやすく、標高を少しずつ稼いでいきます。
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堰堤広場を越えると北沢に沿って樹林帯の道を進みます。この辺りもなだらかな傾斜で歩きやすく、標高を少しずつ稼いでいきます。
沢のすぐそばを通るところには、このように丈夫そうな木道が整備されています。沢の流れを見ながらゆったりと歩くことが出来ます。
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沢のすぐそばを通るところには、このように丈夫そうな木道が整備されています。沢の流れを見ながらゆったりと歩くことが出来ます。
岩肌を舐めるように水が流れているところもあります。水は透明ですが鉄分が多いせいか沢の底や岩やは全体的に茶色くなっています。
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岩肌を舐めるように水が流れているところもあります。水は透明ですが鉄分が多いせいか沢の底や岩やは全体的に茶色くなっています。
北沢に沿って進んでいくと、ところどころで紅葉している木を見ることが出来ました。ピーク時はどのような景色になるのか気になります。
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北沢に沿って進んでいくと、ところどころで紅葉している木を見ることが出来ました。ピーク時はどのような景色になるのか気になります。
例年紅葉目的の登山を計画していますが、今年はまだ計画していないのでこれからでも間に合うところを探したいと思っています。
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例年紅葉目的の登山を計画していますが、今年はまだ計画していないのでこれからでも間に合うところを探したいと思っています。
赤岳鉱泉に到着。今朝の人出はまばらでしたが、テント場もある大きな小屋なので週末は賑わうのでしょうか。ここで小休憩を取ります。
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赤岳鉱泉に到着。今朝の人出はまばらでしたが、テント場もある大きな小屋なので週末は賑わうのでしょうか。ここで小休憩を取ります。
更に樹林帯を進みますが少しずつ岩が顔を出してきました。特に危険を感じたり歩き辛いような岩場はないのでどんどん歩みを進めます。
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更に樹林帯を進みますが少しずつ岩が顔を出してきました。特に危険を感じたり歩き辛いような岩場はないのでどんどん歩みを進めます。
森林限界を超えると一気に展望が広がり、これから向かう赤岳や横岳がある主稜線が一望できました。岩肌の荒々しさが目を引きます。
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森林限界を超えると一気に展望が広がり、これから向かう赤岳や横岳がある主稜線が一望できました。岩肌の荒々しさが目を引きます。
赤岩の頭から硫黄岳を望む。硫黄岳の山頂に向けて最後の登りはこのような砂地を越えて岩場を進んでいきます。もう少しで到着です。
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赤岩の頭から硫黄岳を望む。硫黄岳の山頂に向けて最後の登りはこのような砂地を越えて岩場を進んでいきます。もう少しで到着です。
振り返ると北アルプスが一望できます。槍ヶ岳を中心に南岳や大キレット、北穂高岳、奥穂高岳、左手には乗鞍岳がキレイに見渡せます。
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振り返ると北アルプスが一望できます。槍ヶ岳を中心に南岳や大キレット、北穂高岳、奥穂高岳、左手には乗鞍岳がキレイに見渡せます。
改めて横岳から赤岳へと続く稜線と、赤岳から中岳や阿弥陀岳へと続く稜線がキレイに望め、更には南アルプスも見えて最高の景色です。
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改めて横岳から赤岳へと続く稜線と、赤岳から中岳や阿弥陀岳へと続く稜線がキレイに望め、更には南アルプスも見えて最高の景色です。
硫黄岳の手前に青空を突き刺すような形をした特徴的な岩場があったので思わず撮影してしまいました。雲の配置も気に入りました。
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硫黄岳の手前に青空を突き刺すような形をした特徴的な岩場があったので思わず撮影してしまいました。雲の配置も気に入りました。
硫黄岳の山頂に到着。台地のようにとても広い山頂なので視界が悪い時は不安になりそうな場所です。ケルンが多数建てられていました。
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硫黄岳の山頂に到着。台地のようにとても広い山頂なので視界が悪い時は不安になりそうな場所です。ケルンが多数建てられていました。
硫黄岳山頂から爆裂火口を見るとかなりの迫力があります。崩れやすいようで火口側には近づけないようにロープが張られていました。
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硫黄岳山頂から爆裂火口を見るとかなりの迫力があります。崩れやすいようで火口側には近づけないようにロープが張られていました。
山頂を後にして硫黄岳山荘に到着。予定より少し早く到着できたので景色を楽しみながら朝食を兼ねた少し長めの休憩を取ります。
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山頂を後にして硫黄岳山荘に到着。予定より少し早く到着できたので景色を楽しみながら朝食を兼ねた少し長めの休憩を取ります。
横岳に向けて登る途中で振り返って硫黄岳を見ると大きな台地に見え、ここからだと裏側が爆裂火口の崖になっているとは想像もつきません。
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横岳に向けて登る途中で振り返って硫黄岳を見ると大きな台地に見え、ここからだと裏側が爆裂火口の崖になっているとは想像もつきません。
これから進む横岳のいくつものピーク。左手には富士山もキレイに見えており、ここからしばらくは稜線とともに富士山も楽しめます。
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これから進む横岳のいくつものピーク。左手には富士山もキレイに見えており、ここからしばらくは稜線とともに富士山も楽しめます。
横岳に向けて岩場に進むとこのように角度のある梯子も何ヶ所か登場します。岩場でこれだけ整備されているのは本当にありがたいです。
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横岳に向けて岩場に進むとこのように角度のある梯子も何ヶ所か登場します。岩場でこれだけ整備されているのは本当にありがたいです。
歩いてきた道を振り返ると高度感があるように見えますがそこまで危険な印象は受けませんでした。あともう少しで横岳に到着します。
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歩いてきた道を振り返ると高度感があるように見えますがそこまで危険な印象は受けませんでした。あともう少しで横岳に到着します。
横岳の山頂である奥の院に到着。左手には富士山、正面にはこれから向かう赤岳、右手には南アルプスの山々と景色を堪能しました。
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横岳の山頂である奥の院に到着。左手には富士山、正面にはこれから向かう赤岳、右手には南アルプスの山々と景色を堪能しました。
横岳から赤岳への稜線。ここから見ると横岳のアップダウンよりも赤岳天望荘から赤岳山頂への道の方が切り立っているように見えます。
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横岳から赤岳への稜線。ここから見ると横岳のアップダウンよりも赤岳天望荘から赤岳山頂への道の方が切り立っているように見えます。
まだまだ岩場が続きます。岩場が好きな自分にとっては非常に楽しいルートですが、相方は岩場が少し苦手なのでへっぴり腰で進みます。
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まだまだ岩場が続きます。岩場が好きな自分にとっては非常に楽しいルートですが、相方は岩場が少し苦手なのでへっぴり腰で進みます。
横岳周辺の岩場もほぼ終盤。赤岳にかなり近づいてきて迫力が増してきました。雲が増えてきましたが視界は良好で天気はもちそうです。
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横岳周辺の岩場もほぼ終盤。赤岳にかなり近づいてきて迫力が増してきました。雲が増えてきましたが視界は良好で天気はもちそうです。
横岳から下ってきた道。今回の核心部と思っていた横岳周辺も思ったほど高度感はなく、焦らず着実に進むことで順調に進めました。
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横岳から下ってきた道。今回の核心部と思っていた横岳周辺も思ったほど高度感はなく、焦らず着実に進むことで順調に進めました。
地蔵の頭。ここまで来ると赤岳天望荘はもう目の前です。空はほぼ雲に覆われましたが、ガスで景色が見えなくならないよう願うばかりです。
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地蔵の頭。ここまで来ると赤岳天望荘はもう目の前です。空はほぼ雲に覆われましたが、ガスで景色が見えなくならないよう願うばかりです。
今日の宿泊地である赤岳天望荘に到着。まずは昼食を取り、その後チェックインを済ませて不要な荷物は置いて赤岳山頂を目指します。
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今日の宿泊地である赤岳天望荘に到着。まずは昼食を取り、その後チェックインを済ませて不要な荷物は置いて赤岳山頂を目指します。
赤岳へ向けた登りは岩場で浮石が多く、落石を受けたり自分が起こさないように注意が必要です。今日は人が少なくて助かりました。
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赤岳へ向けた登りは岩場で浮石が多く、落石を受けたり自分が起こさないように注意が必要です。今日は人が少なくて助かりました。
今日歩いてきた横岳方面を改めて見ると岩肌の色がとても印象的でした。酸化鉄により赤褐色になっている八ヶ岳の特徴だと思います。
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今日歩いてきた横岳方面を改めて見ると岩肌の色がとても印象的でした。酸化鉄により赤褐色になっている八ヶ岳の特徴だと思います。
登りきったところが赤岳北峰山頂です。ここには赤岳頂上山荘と県界尾根ルートの分岐があります。赤岳頂上山荘は現在休業中でした。
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登りきったところが赤岳北峰山頂です。ここには赤岳頂上山荘と県界尾根ルートの分岐があります。赤岳頂上山荘は現在休業中でした。
赤岳の山頂に到着。これで今日予定していたピークを全て踏むことができ、更に日本百名山の登頂記録をまたひとつ増やすことが出来ました。
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赤岳の山頂に到着。これで今日予定していたピークを全て踏むことができ、更に日本百名山の登頂記録をまたひとつ増やすことが出来ました。
この赤岳南峰山頂には赤嶽神社の祠があり、四隅に小さな御柱も立っている立派なものでした。無事に登頂できたお礼を伝えました。
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この赤岳南峰山頂には赤嶽神社の祠があり、四隅に小さな御柱も立っている立派なものでした。無事に登頂できたお礼を伝えました。
この八ヶ岳主稜線の景色はもう見納めとなります。明日の天気予報は雨で下山だけの予定なのでここで目に焼き付けて小屋に戻ります。
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この八ヶ岳主稜線の景色はもう見納めとなります。明日の天気予報は雨で下山だけの予定なのでここで目に焼き付けて小屋に戻ります。
今日は終始雲海がありました。写真では判りにくいですが遠くで頭を出しているのは金峰山でした。五丈岩で判断することができました。
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今日は終始雲海がありました。写真では判りにくいですが遠くで頭を出しているのは金峰山でした。五丈岩で判断することができました。
ここが今日の寝床。空いていたので申し込んでいた部屋より一回り広い三名用の個室を用意していただけ、とても快適に過ごせました。
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ここが今日の寝床。空いていたので申し込んでいた部屋より一回り広い三名用の個室を用意していただけ、とても快適に過ごせました。
夕食は大きな鶏肉のグリルがメインで、山菜の煮物、山菜の天ぷら、ポテトサラダ、炊き込みご飯、味噌汁という豪華な内容でした。
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夕食は大きな鶏肉のグリルがメインで、山菜の煮物、山菜の天ぷら、ポテトサラダ、炊き込みご飯、味噌汁という豪華な内容でした。
朝食はサバの味噌煮がメインで、ソーセージ、卵焼き、ご飯、味噌汁という内容で、とても美味しくご飯をお替りしてしまいました。
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朝食はサバの味噌煮がメインで、ソーセージ、卵焼き、ご飯、味噌汁という内容で、とても美味しくご飯をお替りしてしまいました。
今日は残念ながら天気予報通りの雨。地蔵の頭から地蔵尾根で下山します。岩場や階段が雨で滑りやすくなっているので慎重に進みます。
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今日は残念ながら天気予報通りの雨。地蔵の頭から地蔵尾根で下山します。岩場や階段が雨で滑りやすくなっているので慎重に進みます。
このような岩場を下ってどんどん標高を下げていきます。稜線で風が少し強うように感じましたが下り始めると気にならなくなりました。
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このような岩場を下ってどんどん標高を下げていきます。稜線で風が少し強うように感じましたが下り始めると気にならなくなりました。
地蔵尾根の中間あたりにあるお地蔵さん。地蔵の頭にもありましたがここで登山者の安全を見守ってくれていると思うと安心できます。
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地蔵尾根の中間あたりにあるお地蔵さん。地蔵の頭にもありましたがここで登山者の安全を見守ってくれていると思うと安心できます。
長い階段も何ヶ所かあります。階段の金属製の踏み板が雨でとても滑りやすくなっていますが、手すりがあるのでとても助かります。
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長い階段も何ヶ所かあります。階段の金属製の踏み板が雨でとても滑りやすくなっていますが、手すりがあるのでとても助かります。
岩場も終わり樹林帯歩きに変わりました。少しガスが掛かって苔が一面に生えているこの風景は、八ヶ岳らしい光景だと思いました。
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岩場も終わり樹林帯歩きに変わりました。少しガスが掛かって苔が一面に生えているこの風景は、八ヶ岳らしい光景だと思いました。
美濃戸山荘まで帰ってきました。今回はゆったりとした行程だったので焦ることもなく無事に下山することができました。お疲れ様でした。
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美濃戸山荘まで帰ってきました。今回はゆったりとした行程だったので焦ることもなく無事に下山することができました。お疲れ様でした。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック

感想

昨年も一緒に泊まりで出掛けた同僚と計画をしました。今年はコロナの影響で休業となっている山小屋も多く、営業している小屋でも蜜は極力避けたいので個室予約のできる山小屋から選択して計画することにしました。いくつか候補を挙げて検討した結果、今年は「赤岳天望荘」に宿泊する行程を組むことに決定。宿泊先が決まったので後はこれに合わせてコースを決めました。
計画では「美濃戸口」に車を停めて「南沢」から「行者小屋」「地蔵尾根」と進んで「赤岳天望荘」に荷物を置き「赤岳」へ登頂して宿泊。翌朝は稜線を歩き「横岳」と「硫黄岳」に登頂して「赤岳鉱泉」を経由して「北沢」で「美濃戸口」へと戻ることにしました。
すると数日前に台風が発生。この影響か天気予報が変わり一日目は晴れ、二日目は雨という予報になりました。前日まで天気予報を見ていても状況変わらず、急遽計画変更をすることにしました。
天気が良さそうな一日目は「美濃戸口」に車を停めて「北沢」から「赤岳鉱泉」を経由して「硫黄岳」に登頂。そこから稜線を歩いて「横岳」「赤岳天望荘」へと進み荷物を置き「赤岳」に登頂して宿泊。天気が崩れる二日目は「地蔵尾根」から「行者小屋」に下り「美濃戸口」に戻るということにしました。一日目に全てを詰め込み二日目は下山のみというものに変更して当日を迎えました。

《一日目》
登山口のある「美濃戸口」から「美濃戸」までは車で行けるがかなりの悪路という情報で「美濃戸口」に車を停める予定でしたが、車の持ち主である同行者が行ってみようと言ったので「美濃戸」まで車で進むことにしました。確かに段差の大きいところなどもありましたが、最徐行やコース取りを上手くすれば問題なく進め、軽自動車だったので不安な気持ちもありましたが車に傷をつけることなく通過できました。
駐車場で二日分の料金を支払い準備を済ませて出発します。ここからしばらくは林道歩きで「堰堤広場」からは沢に沿って樹林帯を進んでいくと「赤岳鉱泉」に到着します。ここからは勾配が急になっていきます。しばらく登ると森林限界も越えて展望が広がり「八ヶ岳連峰」の山々が一望できます。登りきったところが「赤岩の頭」で、更に登りきったところが「硫黄岳」の山頂です。山頂はとても広く視界が悪いと迷いそうなところです。またすぐ脇には「爆裂火口」もありなかなか迫力があります。休憩は少し進んだところにある「硫黄岳山荘」で取ることにしました。
休憩を済ませて再出発。ここから「横岳」を経て「赤岳天望荘」までは岩場のアップダウンの繰り返しとなり、今回の行程の中では核心部ともいえるゾーンなので気を引き締めて進みます。鎖場や梯子をいくつか繰り返していると「横岳」の「奥の院」に到着します。集中していたせいか正直もう着いたのと思うような感じでした。この先もまだまだ岩場が続き「無名峰」「三叉峰」「石尊峰」「二十三夜峰」などいくるものピークを越えながら進んでいくと「地蔵の頭」を通過し「赤岳天望荘」に到着します。ここで昼食とチェックイン手続きを済まして荷物を置いて主峰を目指します。
ここからも鎖場などがあり、更に浮石も多く登山者が多い時は落石なども予想されるので一番危険な気がしました。幸い今日は少ないのでほとんど気にすることなくスイスイと進めました。登りきると「赤岳頂上山荘」がある「北峰」でここからもう少し進むと「赤岳山頂」の「南峰」に到着します。しばらく山頂からの眺めを満喫したので下山して「赤岳天望荘」に戻りました。
今日は一日通して稜線はもちろん「北アルプス」「中央アルプス」「南アルプス」の山々などが望めました。

《二日目》
天気予報通り雨でした。山荘で下山ルートの計画を話しアドバイスをいただくと「地蔵尾根」から「南沢」で進むのも問題ないが「北沢」の方が雨でも安心して進みやすいルートとのことだったので「行所小屋」から「赤岳鉱泉」に進み「北沢」から「美濃戸」を目指すことにしました。稜線では少し強めの風が吹いていましたが危険を感じるような風ではありませんでした。すぐに「地蔵尾根」に入ると風は気にならなくなりましたが、岩場や梯子、階段では雨で滑りやすくなっているので注意が必要でした。危なそうなところも終わり「行者小屋」に到着。ここからはアドバイスをもらったルートを進み無事に下山することができました。

《総括》
今年は小屋泊りが難しいかと思っていましたが何とか決行することができ本当に良かったです。二日目の天気は生憎でしたが一日目で十分楽しむことが出来ました。今回巡った八ヶ岳は本当に楽しいルートなので日帰りでもまた訪れたいと思いました。

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