【赤岳ほか二座】美濃戸〜硫黄岳〜横岳〜赤岳〜美濃戸

- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:10
| 天候 | 一日目=晴のち曇り 二日目=雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場=赤岳山荘駐車場(1,000円/日) |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
保険証
携帯
タオル
ストック
|
|---|
感想
昨年も一緒に泊まりで出掛けた同僚と計画をしました。今年はコロナの影響で休業となっている山小屋も多く、営業している小屋でも蜜は極力避けたいので個室予約のできる山小屋から選択して計画することにしました。いくつか候補を挙げて検討した結果、今年は「赤岳天望荘」に宿泊する行程を組むことに決定。宿泊先が決まったので後はこれに合わせてコースを決めました。
計画では「美濃戸口」に車を停めて「南沢」から「行者小屋」「地蔵尾根」と進んで「赤岳天望荘」に荷物を置き「赤岳」へ登頂して宿泊。翌朝は稜線を歩き「横岳」と「硫黄岳」に登頂して「赤岳鉱泉」を経由して「北沢」で「美濃戸口」へと戻ることにしました。
すると数日前に台風が発生。この影響か天気予報が変わり一日目は晴れ、二日目は雨という予報になりました。前日まで天気予報を見ていても状況変わらず、急遽計画変更をすることにしました。
天気が良さそうな一日目は「美濃戸口」に車を停めて「北沢」から「赤岳鉱泉」を経由して「硫黄岳」に登頂。そこから稜線を歩いて「横岳」「赤岳天望荘」へと進み荷物を置き「赤岳」に登頂して宿泊。天気が崩れる二日目は「地蔵尾根」から「行者小屋」に下り「美濃戸口」に戻るということにしました。一日目に全てを詰め込み二日目は下山のみというものに変更して当日を迎えました。
《一日目》
登山口のある「美濃戸口」から「美濃戸」までは車で行けるがかなりの悪路という情報で「美濃戸口」に車を停める予定でしたが、車の持ち主である同行者が行ってみようと言ったので「美濃戸」まで車で進むことにしました。確かに段差の大きいところなどもありましたが、最徐行やコース取りを上手くすれば問題なく進め、軽自動車だったので不安な気持ちもありましたが車に傷をつけることなく通過できました。
駐車場で二日分の料金を支払い準備を済ませて出発します。ここからしばらくは林道歩きで「堰堤広場」からは沢に沿って樹林帯を進んでいくと「赤岳鉱泉」に到着します。ここからは勾配が急になっていきます。しばらく登ると森林限界も越えて展望が広がり「八ヶ岳連峰」の山々が一望できます。登りきったところが「赤岩の頭」で、更に登りきったところが「硫黄岳」の山頂です。山頂はとても広く視界が悪いと迷いそうなところです。またすぐ脇には「爆裂火口」もありなかなか迫力があります。休憩は少し進んだところにある「硫黄岳山荘」で取ることにしました。
休憩を済ませて再出発。ここから「横岳」を経て「赤岳天望荘」までは岩場のアップダウンの繰り返しとなり、今回の行程の中では核心部ともいえるゾーンなので気を引き締めて進みます。鎖場や梯子をいくつか繰り返していると「横岳」の「奥の院」に到着します。集中していたせいか正直もう着いたのと思うような感じでした。この先もまだまだ岩場が続き「無名峰」「三叉峰」「石尊峰」「二十三夜峰」などいくるものピークを越えながら進んでいくと「地蔵の頭」を通過し「赤岳天望荘」に到着します。ここで昼食とチェックイン手続きを済まして荷物を置いて主峰を目指します。
ここからも鎖場などがあり、更に浮石も多く登山者が多い時は落石なども予想されるので一番危険な気がしました。幸い今日は少ないのでほとんど気にすることなくスイスイと進めました。登りきると「赤岳頂上山荘」がある「北峰」でここからもう少し進むと「赤岳山頂」の「南峰」に到着します。しばらく山頂からの眺めを満喫したので下山して「赤岳天望荘」に戻りました。
今日は一日通して稜線はもちろん「北アルプス」「中央アルプス」「南アルプス」の山々などが望めました。
《二日目》
天気予報通り雨でした。山荘で下山ルートの計画を話しアドバイスをいただくと「地蔵尾根」から「南沢」で進むのも問題ないが「北沢」の方が雨でも安心して進みやすいルートとのことだったので「行所小屋」から「赤岳鉱泉」に進み「北沢」から「美濃戸」を目指すことにしました。稜線では少し強めの風が吹いていましたが危険を感じるような風ではありませんでした。すぐに「地蔵尾根」に入ると風は気にならなくなりましたが、岩場や梯子、階段では雨で滑りやすくなっているので注意が必要でした。危なそうなところも終わり「行者小屋」に到着。ここからはアドバイスをもらったルートを進み無事に下山することができました。
《総括》
今年は小屋泊りが難しいかと思っていましたが何とか決行することができ本当に良かったです。二日目の天気は生憎でしたが一日目で十分楽しむことが出来ました。今回巡った八ヶ岳は本当に楽しいルートなので日帰りでもまた訪れたいと思いました。
kaochankaochan
Tamotsu1983





















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