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Yamareco

記録ID: 281729
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積雪期ピークハント/縦走
関東

劇的な残雪期の【草津白根山】 3月

2013年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:40
距離
45.7km
登り
2,840m
下り
2,852m

コースタイム

【実際】
9:30 ロープウェイ山頂駅 出発
11:00〜11:20 本白根山 山頂
 11:30〜45 山頂に三脚を落としたのに気づいて取りに戻る
 11:55〜12:15 本白根山北面のズゴミにはまる
12:20 本白根第二ロマンスリフト 上〜閉鎖中ゲレンデを下る
12:30 本白根第二ロマンスリフト 下
12:55 逢ノ峰 山頂
13:10 白根レストハウス前
13:40 森林限界の地点にザックデポ
13:45〜14:00 白根山 山頂
14:25 白根レストハウス前〜逢ノ峰を南西に巻く(北東は除雪中)
 14:37〜52 右足付根が痛みが強くなりパンを食べつつ休憩
15:05 ロープウェイ山頂駅 到着


【予定】
0_9:00 山頂駅
55 展望台
15(1:10)_10:10 休憩
15(1:25)_10:40 休憩 目的地
20 展望台
45(2:30)_11:45 山頂駅
20 休憩
30 休憩 食事
30 逢ノ峰〜弓池
15 登山道終点
20 白根山
20(4:45) 休憩
15(5:00) 休憩 目的地
20 登山道終点
10 弓池
10 湯釜
15(5:55) 休憩
20(6:25) 休憩 目的地
10 弓池
30(6:45)15:45 山頂駅
天候 晴れ。昼過ぎ 濃霧
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●往路
自動車:実家6:10⇒草津国際スキー場ロープウェイ山麓駅8:45
ロープウェイ:山麓駅9:00⇒山頂駅9:10

●復路
ロープウェイ:山頂駅15:40⇒山麓駅15:50
自動車:山麓駅⇒大滝乃湯
    大滝の湯⇒実家
コース状況/
危険箇所等
・ロープウェイ山麓駅までは、まったく雪・氷なし。よってノーマルでもまったく問題なし。(ハイシーズンはわかりません)

・ロープウェイは9:00〜16:00。よって山頂駅に16:00までに下山必須。

【登山ポスト】
・本白根山を目的とする場合、ロープウェイ山頂駅のパトロール室で登山届けと注意を受けます。ピリッとした雰囲気です。下山時刻を15:30としたら、それでは遅いので15:00にするよう促されました。厳しいようにも感じますが、有事の際に迷惑をかけるし、そのときになってありがたみがわかると思うので僕はOKとしています。
 雪崩警報が出ていたようで、注意を促されました。

・コース全体的にクラストしています。特に本白根山、逢ノ峰の斜面はかなりひどく、えらい苦労をしました。ワカンは必須です。逆にアイゼンは(この時期)不要でした

・白根山〜白根レストハウス間、ソリセード(ソリを使ったシリセード)できます

【温泉】
・帰りは、草津温泉 大滝乃湯によってきました。¥800。比較的新しめの立寄り湯ですが、浴槽も広く湯釜のような乳青色の湯が楽しめます。「合わせ湯」というぬるめのお湯から熱いお湯へ順につかっていく湯治の設備もあり、名湯草津温泉の気分に十分浸れます。ただし、施設の割りに駐車場が狭く、ハイシーズンはどうなるのか心配です。

【当日の装備】
・ストックは絶対あった方がいい
・ワカンも絶対あった方がいい
・冬用ゲイターも踏み抜くためあった方がいい
・アイゼン 12本爪を持っていったが使う場がなかった
・ヒップソリ 利用した距離の割には大袈裟だったかも。今度レジャーシートを試してみよう
・ピッケル 厳冬期も不要?
ファイル
(更新時刻:2013/04/05 06:32)
narkey
(更新時刻:2013/04/05 06:33)
ロープウェイにて標高2,020Mに。
2013年03月31日 23:02撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/31 23:02
ロープウェイにて標高2,020Mに。
ゲレンデを避けて林の中を。ワカンは履いていますが、ズゴズゴ踏み抜き、苦労しました。皆さん思い思いのルートで登っているんでしょうねぇ、トレースといえるものはありません。
2013年04月01日 00:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 0:17
ゲレンデを避けて林の中を。ワカンは履いていますが、ズゴズゴ踏み抜き、苦労しました。皆さん思い思いのルートで登っているんでしょうねぇ、トレースといえるものはありません。
本白根山への途中、ある程度登りが緩くなるところ。地熱でしょうか?不意に雪が解けている場所がありました。ここからは先週のものと思われるトレースっぽいのがありました。
2013年03月31日 23:05撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:05
本白根山への途中、ある程度登りが緩くなるところ。地熱でしょうか?不意に雪が解けている場所がありました。ここからは先週のものと思われるトレースっぽいのがありました。
本白根山頂上まで。雪庇続きです。トレースは雪庇の上を進んでいます。雪崩警報も出ていたので大丈夫か??と思いました。
2013年04月01日 00:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 0:19
本白根山頂上まで。雪庇続きです。トレースは雪庇の上を進んでいます。雪崩警報も出ていたので大丈夫か??と思いました。
ぉ。景観が開け、雲海の中に浅間山(?)
2013年03月31日 23:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:06
ぉ。景観が開け、雲海の中に浅間山(?)
本白根山 山頂に。写真ではわかりづらいですが、道路や用水路?が茶色い地の上を走り、なんだかペルーやアルプスっぽい感じです。
2013年03月31日 23:06撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:06
本白根山 山頂に。写真ではわかりづらいですが、道路や用水路?が茶色い地の上を走り、なんだかペルーやアルプスっぽい感じです。
気合の記念撮影 )^^(
2013年03月31日 23:07撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:07
気合の記念撮影 )^^(
一部がっつり地面の見える斜面を通ります。
2013年04月01日 00:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 0:19
一部がっつり地面の見える斜面を通ります。
ぜんぜん水がないですが、たぶん鏡池
2013年03月31日 23:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:09
ぜんぜん水がないですが、たぶん鏡池
下山開始で、ザックを背負うときに、三脚を落としたようで、、、10分ほど歩いてから取りに戻ってきました。。。まぁ、ゴミを残さずに済み、気づいて良かった。
2013年03月31日 23:09撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:09
下山開始で、ザックを背負うときに、三脚を落としたようで、、、10分ほど歩いてから取りに戻ってきました。。。まぁ、ゴミを残さずに済み、気づいて良かった。
本白根山の北側の斜面は、ところどころ腰まで埋もれるクラスト状態。下り始めてしばらくこりゃ無理!と思い戻って着ました。
2013年03月31日 23:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:10
本白根山の北側の斜面は、ところどころ腰まで埋もれるクラスト状態。下り始めてしばらくこりゃ無理!と思い戻って着ました。
リフトの係員さんにOKいただき、閉鎖中のゲレンデを下りてきました。情緒はないですが、超楽でした^^;
2013年04月01日 00:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 0:19
リフトの係員さんにOKいただき、閉鎖中のゲレンデを下りてきました。情緒はないですが、超楽でした^^;
逢ノ峰山頂です。ここからだと・・・水面は見えません
2013年03月31日 23:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:11
逢ノ峰山頂です。ここからだと・・・水面は見えません
意外と雪が深い
2013年03月31日 23:11撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:11
意外と雪が深い
白根レストハウスに到着。
どうやらこの写真の彫刻の残骸のようです。夢の跡って感じで一興です。 http://bit.ly/13ISKx4
2013年03月31日 23:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:12
白根レストハウスに到着。
どうやらこの写真の彫刻の残骸のようです。夢の跡って感じで一興です。 http://bit.ly/13ISKx4
たいぶ予想と外れた景色ですが、殺伐としていい感じでした ^^
この時点で、麓から濃いガスが上ってくるのを発見!時間との勝負です。
2013年03月31日 23:12撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:12
たいぶ予想と外れた景色ですが、殺伐としていい感じでした ^^
この時点で、麓から濃いガスが上ってくるのを発見!時間との勝負です。
湯釜です。ぎりぎり間に合いました! ホッ
2013年03月31日 23:13撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:13
湯釜です。ぎりぎり間に合いました! ホッ
ほんのちょっとの時間でガスに覆われます
2013年03月31日 23:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:14
ほんのちょっとの時間でガスに覆われます
いやぁ、踏み抜きつらい・・・。ぁ!荷物デポすりゃよかった!と気づき、白根山の山頂はすぐですが〜
2013年03月31日 23:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:15
いやぁ、踏み抜きつらい・・・。ぁ!荷物デポすりゃよかった!と気づき、白根山の山頂はすぐですが〜
白根山 山頂のケルン
2013年03月31日 23:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:15
白根山 山頂のケルン
ちょっと離れてケルン。ガスが相当登ってきてます。
2013年03月31日 23:15撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:15
ちょっと離れてケルン。ガスが相当登ってきてます。
すばらしい雲海。名もなき山が海に浮かぶ小島のよう
2013年03月31日 23:16撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:16
すばらしい雲海。名もなき山が海に浮かぶ小島のよう
合成がうまくいかなかったですが、パノラマ。
2013年03月30日 13:52撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/30 13:52
合成がうまくいかなかったですが、パノラマ。
下山時。もう釜は見えませんね
2013年03月31日 23:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:17
下山時。もう釜は見えませんね
下山はソリセードで一気に。真ん中の跡がぼくのすべり跡
2013年03月31日 23:17撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:17
下山はソリセードで一気に。真ん中の跡がぼくのすべり跡
弓池の畔より。白根山が腐海にのまれていきます。
2013年04月01日 00:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 0:19
弓池の畔より。白根山が腐海にのまれていきます。
ロープウェイ山頂駅につくころには視界は十数Mでした。スキー、スノボも安全に。
2013年03月31日 23:18撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/31 23:18
ロープウェイ山頂駅につくころには視界は十数Mでした。スキー、スノボも安全に。
帰りは 草津温泉 大滝乃湯。おすすめです!(詳細は周辺情報の項に)
2013年03月31日 23:19撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/31 23:19
帰りは 草津温泉 大滝乃湯。おすすめです!(詳細は周辺情報の項に)

感想

実はもっと雪に埋もれるような体験を期待していったのですが、この1〜2週間で雪解けが進んでいたようで、これは特性でしょうか?全コースがクラスト状態で、ひどいところに入り込むと、腰まで埋まりたいへんな苦労をします。ワカンは必携です。
〜この苦労のおかげで、途中から右足付根が痛くなりまして、帰宅後は動かすのもきつく、翌日は昼までずっと寝てました。(夜には痛みはだいぶ軽くなりました)

本白根山頂まではコースらしきものはありません。迷いにくい道ではありますが、GPSがあった方が安心できるでしょう。

ちょっと期待してた冬山とはちがうなぁ・・・と思っていましたが、白根レストハウスからの湯釜と白根山を望む風景は、雪と地肌が混ざり合い 殺伐として、これはこれで とても印象に残りました。直後に眺める神秘的な湯釜の濃い乳青色の水面は、美しさのコントラストが高いと思います。

白根レストハウス前13:00ごろから、麓からひじょうに濃いガスが追いかけるように登ってきまして、競争するように白根山頂を目指しました。(写真参照)

2週間前の武尊山が完全な雪山だったので、まだいけるかな と思っていましたが、もう一部の山を除いて春は訪れているということが 今回よ〜くわかりました。本格的な冬山は来期までお預けですね。

ロープウェイで景観を楽しむために訪れている方もちらほらいました。こちらはもっと春を期待していたんでしょうね。

※写真のコメントにいろいろ書いたのではしょります ^_^;

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体力レベル
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