山行記録: 上ノ権現沢 敗退

記録ID: 2858073

全員に公開

アイスクライミング

八ヶ岳・蓼科

上ノ権現沢　敗退

2021年01月09日(土) ～ 2021年01月10日(日)

山梨県

terako91 その他1人

体力度

1～2泊以上が適当

体力度について

GPS: 11:29
距離: 17.1km
登り: 2,391m
下り: 2,083m

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歩くペース

速い

0.7～0.8

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目

山行: 4:07
休憩: 1:06
合計: 5:13

距離 9.9km 登り 960m 下り 642m

9:22

26分

八ヶ岳美し森ロッジ

9:48

101分

天女山方面・たかね荘方面分岐

11:29

12:25

4分

出合小屋

12:29

24分

本谷・赤岳沢分岐

12:53

13:01

74分

ツルネ東稜取付き点

14:15

14:16

15分

ツルネ東稜取付き点

14:31

14:32

3分

本谷・赤岳沢分岐

14:35

出合小屋

2日目

山行: 6:49
休憩: 0:04
合計: 6:53

距離 7.3km 登り 1,438m 下り 1,441m

6:56

2分

出合小屋

6:58

13分

本谷・赤岳沢分岐

7:11

7:13

380分

ツルネ東稜取付き点

13:33

13:34

11分

ツルネ東稜取付き点

13:45

13:46

3分

本谷・赤岳沢分岐

13:49

0分

出合小屋

13:49

ゴール地点

天候	曇りのち晴　極寒
過去天気図（気象庁）	2021年01月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	ツルネ東陵分岐まではピンクテープが多数あり迷うことはありません。

写真

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2021年01月09日 09:43撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 09:45撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 10:28撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 11:29撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 12:32撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 12:47撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 13:08撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 13:23撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月09日 13:27撮影 by iPhone X, Apple

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1/9 13:27

f1手前で腿までドボンしてしまい、靴の中までびしょ濡れに。凍傷が怖かったので、下見はここまで。

2021年01月09日 13:39撮影 by iPhone X, Apple

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1/9 13:39

f1手前で腿までドボンしてしまい、靴の中までびしょ濡れに。凍傷が怖かったので、下見はここまで。

2021年01月10日 08:27撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月10日 09:31撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月10日 09:31撮影 by iPhone X, Apple

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2021年01月10日 10:04撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 10:04

2021年01月10日 10:05撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 10:05

夢幻沢大滝。例年に比べ左側が凍っていない印象。中央も水が滴っていたが登れないことはない。

2021年01月10日 11:43撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 11:43

夢幻沢大滝。例年に比べ左側が凍っていない印象。中央も水が滴っていたが登れないことはない。

夢幻沢大滝から右に分岐した先は、膝から腰ラッセルでとても進めない。

2021年01月10日 10:05撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 10:05

夢幻沢大滝から右に分岐した先は、膝から腰ラッセルでとても進めない。

弱点と思われたチョックストーンは、薄氷の下に水が流れていて登れない。

2021年01月10日 11:32撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 11:32

弱点と思われたチョックストーンは、薄氷の下に水が流れていて登れない。

右の急登を詰めたが、トラバースした先に行くことが難しそうだったので、シュリンゲ残置（涙）で懸垂で降りてきた。

2021年01月10日 11:32撮影 by iPhone X, Apple

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1/10 11:32

右の急登を詰めたが、トラバースした先に行くことが難しそうだったので、シュリンゲ残置（涙）で懸垂で降りてきた。

撮影機器：

iPhone X Apple

感想

terako91

初日にドボンして靴を濡らしてしまったので、濡れることに対して慎重になった。
ツルネ東稜の分岐から先はトレース無し。初日にF1まで下見に行き、踏み後をつけておいたが小屋からずっと足首~膝ラッセルだった。
翌日は先行した若者ペアがF1から先の膝～腰ラッセルをほとんどしてくれたので、夢幻沢大滝の分岐まで行くことができたが、彼らがいなかったらここまでもたどり着かなかったかもしれない。分岐からすぐ先はルートがわからず髙巻き。トラバースした先で若者ペアが右往左往しているのを見て、シュリンゲを残置（涙）して懸垂で降りることにした。改めて弱点と思われた左側チョックストーンにルートを取ったが、5メートルほど登ると薄氷の下に水が勢いよく流れていて、これ以上登ることができなかった。この先、どのルートを取っていいのかわからず手詰まり。急登の腿ラッセル、ルーファイミス、この先も氷結が甘ことなどが予想され、ここで引き返すことにした。
その後、夢幻沢大滝で遊ぶことも考えたが、比較的登りやすい左側が氷結しておらず、中央のルートは万が一途中敗退でスクリューを失いたくなかったので見るだけにしておいた。
夜、小屋に戻ってきた若者ペアに話を聞くと、彼らもすぐ先のチョックストーンで腰ラッセルとなり引き返したが、夢幻沢大滝を登って帰ってきたとのこと。立派だ。
立派と言えば、ソロの20代と思しき美しい女性が3時半出発で天狗尾根を目指し18時前に無事に戻ってきた。ソロで天狗尾根に行く気持ちの強さと体力、技術はスゴイの一言。しかし、年頃の女性が一人で天狗尾根に行くなんて、いったいどういう人生を歩んできたらそうなるのか…。
小屋の気温はおそらくマイナス15度くらい？すべてが凍る。小屋には我々と若者ペア、ソロの女性の3パーティだったのでそれぞれテントを張ることができた。テントを張れなかったらと思うとぞっとする（外で張ったと思うが）。水は沢から汲めたので雪を解かす必要はなし。ただし、汲んだ先から凍りだす。
来年リベンジしたいが、いったいいつ来たらここは登れるのだろう？雪が降る前だと氷結が甘いだろうし、雪が降ったらラッセル地獄（しかも、今回は氷結も甘い）。ガイドブックなどの評価よりも難しい沢だと思った。

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