烏帽子岳 (伊那谷を見下ろす南アの大展望台)

- GPS
- 08:23
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道松川ICから約6kmで車で約15分。 小八郎林道は、狭いが全線舗装されている。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
道はよく手入れされており、不安な所はない。 山頂直下は、烏帽子岩直登ルートと巻き道あり。 |
写真
感想
鳩打峠の駐車場には、既に数台の車が駐まっていた。
駐車場は、2段になっていて、狭い上の空き地には簡易トイレがあった。
そこには、地元車が2台駐まっていた。
初夏らしいやや湿った空気の中、まずは小八郎岳に向かって出発する。
緑の林の中の道は快適だ。
あまり汗をかかずに小八郎岳に到着する。
ここは、山頂というより丘の上の公園といった趣だ。
伊那谷と南アルプスの展望がすばらしい。
モヤっているかと思ったが、山は割とはっきり見えていた。
伊那谷を隔てて対峙する南アルプスが圧巻だ。
屏風のように長く大きく目の前に展開される様は、見飽きることがない。
木陰で休みながら、気の済むまで眺めていた。
振り返ると、後ろには尖った烏帽子岳が高く聳えている。
そろそろ行かなきゃ。
そうつぶやいて、尻に鞭打つようにして小八郎を後にした。
飯島ルートの合流点までは、カラマツ林の中、緩急のある尾根を登っていく。
ずっと笹原の道で、いい休憩場所がない。
合流点手前の休憩スポットまでノンストップで行く。
合流点を過ぎると、木の根がむき出しの尾根伝いの道になる。
日が差さず、谷からの風が吹き抜け、ひんやりして涼しく気持ちがいい。
先ほどまでの尾根と違って、平らな所も多く、どこでも休憩できる。
セキナギを過ぎ、烏帽子の本体に近づいてくると、急登となる。
相変わらず林の中の木の根道が続く。
やがて、大きな岩が出てくるようになる。
次々と現れる岩を、一つ一つ丁寧に巻いていく。
これを何度か繰り返すと、やっと烏帽子岩の下に出る。
岩とは言っても、一枚岩ではなく、ゴツゴツした岩尾根だ。
ルート表示は何もないので、岩に残った痕跡を辿る。
岩のてっぺんに上がり、ここが頂上かと思ったら、目の前に別に頂上があった。
伊那谷と南アルプスを眺めるには、頂上よりこの岩の方がいい。
この時、既に南アには雲がかかっていて、先を急がされた。
一旦下って、とりあえず山頂に行く。
程なくして、三角点がむき出しになった山頂に到着。
ここからは、中央アルプスの南部の山がすぐそばに見える。
雪の残った仙涯嶺、南駒、空木がきれいだ。
ここで昼食を取る。
程なくして、こちらの山頂にも雲がかかってきた。
下山は、烏帽子岩も巻き道経由だ。
木の根に躓かないように注意して下ろう。
飯島ルート分岐を過ぎると、なかなか休憩場所がない。
いっそのこと、帰りも小八郎岳に寄ろうかと思った頃、小次郎への分岐に着いた。
少し広くなっていて、木陰で涼しそうな所だった。
ベンチがあれば言うことなしだ。
もう、ここから駐車場まではそれほどかからない。
ここで、のんびりとコーヒーを飲みながらゆっくり休んでいこう。
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