武奈ヶ岳 (中峠〜山頂〜イブルキノコバ〜北比良峠)

- GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
| 過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はイン谷口にあります。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
◆ 今日も正面谷を金糞峠に向って進む。大山口(ダケ道経由で北比良峠に行く分岐点)の少し上にある水場で予備の水を汲んで行く。 途中、上林さん(コヤマノタケ南尾根道を造った人)に出会う。 青ガレまでの右岸道も梅雨明け以後は落石も治まったようである。 ◆ 青ガレの急な岩場を過ぎると、いよいよ金糞峠に向って石と岩ばかりの水の無いカラ谷に入り、足元に気を付けながら赤ペンキの矢印に従って登って行く。次第に傾斜が急になり、稜線が欠けて空が見える所が峠だ。 峠に着くと強い西風が吹いていた。乾いてはいないが冷たい風で涼しかった。 ◆ 今日も、飽きもせずヨキトウゲ谷にから中峠に向う。この沢沿いの道は決して歩き易い道とは言えないが私は好きだ。10回も渡渉するのも面白い。水量が多い時は注意が必要だ。 後半は谷から離れ山腹に取り付き中峠に出る。 ◆ 中峠は十字路になっていて、真っ直ぐ西に下りるとワサビ平からワサビ峠に出る。左(南)はシャクシコバの頭を越え、小川新道経由で大橋に出る。 今日は北(右)に尾根を伝いコヤマノ岳に向う。昼飯前の急坂の登りは何時もしんどい。しかし稜線上は冷たい西風で涼しかった。 コヤマノ岳の木陰で弁当にしたが、終わり頃には寒くなった。気温20度しかない。急いで山頂に向う。 ◆ 山頂の手前で下りて来る人に1人出合ったが、山頂には全く人がいなかった。天気は曇り時々晴れと言った感じで、展望は良くなかった。朝は雲の中だった。すぐに下山する。この前広谷経由で下ったので、今日はイブルキにする。ただ沢沿いではなく尾根道を下る。少し急だがイブルキのすぐ上に出る。沢道と時間的には殆ど変わらない。 ◆ 此処から八雲が原に出て、何時も奥の深谷源流沿いの道を金糞峠に向かうが、今日は久し振りに北比良峠に行ってみる。15分くらいの登りだが、昼からの登りはしんどい。 この頃になって天気が良くなってきて西日が琵琶湖を照らして、遠くは良く見えないが、琵琶湖とその東岸が輝いて見えて久し振りの美しい景色が見られた。 ◆ 北比良峠からはダケ道を大山口に向って下るだけだ。この道もボランティアの皆さんのお陰で、登山道が整備されて物凄く歩き易くなった。大きな石は取り除かれ、階段が造られ、全体的にスムーズな以前とは比べ物にならない道になった。 有り難い事だ。 |
感想
◆ 今週も天気がはっきりせず金曜日になってしまった。もう8月だと言ふのに雷雨や夕立が多く、特に北部の天気が安定しない。
今日も湖西道路からは比良山は雲の中だ。午後には回復して来ると言ふ予報を信じて出て来た。登山口が近づいて、やっと釈迦岳が見えてきた。
◆ 何時ものように正面谷右岸道を青ガレに向っていると上林さんに会う。朝の散歩の途中だそうだ。暫く立ち話をして分かれる。
従って青ガレには少し遅れて着いた。何時も此処までの時間でその日の調子がわかる。今日は良くも悪くもなく、普通の調子で下山時は15:30くらいかと思う。
◆ 金糞峠に着くと冷たい西風が強く吹き思ったより涼しい。少し元気がでる。そこで、今日もヨキトウゲ谷経由中峠から山頂に行く事にする。中峠に着くと金糞峠よりもっと強い風が吹いていて寒いくらいだ。気温19度。すぐコヤマノ岳へ。
この登りは急で昼飯前の腹が減った状態ではとてもしんどい。しかし、これから武奈ヶ岳直下のコヤマノ分岐までは、この辺で最も綺麗なブナの林だ。
ここが50年前は、肩まである笹の林だったとは、笹が枯れてしまった今からは想像できない。よくもこんな立派なブナの林になったものだ。
◆ 今日の下りはスキー場跡にしようかと思ったが、天気が良くなってきて日が照り出してきたのでイブルキにする。沢伝いの道でなく尾根道にすると全く日が当たらない。そして久し振りに北比良峠から下る。此処からコヤマノ岳の向こうに武奈ヶ岳の頂上が見える。お名残惜しい。
◆ 帰ろうとすると琵琶湖が光っている。西日が当たり琵琶湖とその東岸が光っている。こんなに美しくはっきり見えるのは最近では珍しい。昔はもっと澄んで綺麗に見えたものだ。最近良く見えないのは中国のPM2.5の影響だと、私は思う。
mesner















mesnerさん、今晩は。
山の上から琵琶湖を見たことがありませんが、綺麗なんでしょうね、あの広大な面積、海のように見えるんですか?
美しい景色に出会えると充実感が増しますよね。
羨ましいかぎりです。
お疲れ様でした。
matsujii さん、今日は。
私が50数年前に初めて比良山から琵琶湖を眺めた時、季節は5月頃だったと思いますが、その頃は今よりずっと空気がきれいで澄んでいました。山の上から琵琶湖を見ると絵に書いたように綺麗に見えました。西岸(手前側)は今のように家やビルは無く畑でした。白い大根畑、青い麦畑、赤い蓮華草畑、黄色い菜種畑等が畳を敷いたように整然と並んで、それは綺麗なものでした。
向こう岸(東側)は麦畑だったように思います。滋賀県の米所です。
今は家とビルがふえました。畑も少なくなりました。そして空気が汚くなりました。それでも1000mの山の上からの眺めは大変綺麗です。
山の上からですと向こう岸も見えますから、海のようには見えませんが、湖上に浮かんだ沖の島とかありますから兎に角いい眺めです。
地上から見ると、北の方が琵琶湖は大きくなっていますから、海みたいに対岸が見えない様な所もあります。
しかし、武奈ヶ岳付近は半分より南側で、対岸までの距離はせいぜい10〜15Km位しかありませんから、空気が澄んでいれば良く見えます。
昔、日が暮れて武奈ヶ岳から下りて来て、丁度正面の対岸から満月が上って来た事がありました。月が湖面に映ってそれは綺麗なものでした。元気があったら八雲が原にテントを張って北比良峠まで登り、中秋の名月を見に行きたいと今でも思います。
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