小太郎谷を沢登りし太郎谷川左岸尾根を降りる
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 653m
- 下り
- 641m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:40
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
黒滝の釣り堀横に車を駐車し10時30分に田村川林道へ向けて出発。里の木々も僅か紅葉を初めている。最近まで無かったハズだが、バーベキューができるような場所が整備されていて、自販機で酒が買えます。でも、価格は発泡酒250円 500mlビール450円はちーと高い気がする。
集落から30分程で小太郎谷出合に到着、河原に降りて対岸に渡るが、これが小太郎谷?って疑うくらい流れは貧弱でした。はじめ、すぐ下流に流れ込む沢かと勘違いしたくらい。その、すぐ10m下流の沢なんかは出合部分がブッシュの中で干上がっていたんで、わざわざ確認しないと、存在すら気が付かないレベルでした。
小太郎谷へ入る。谷の入り口しばらくは荒れていて適当に進むと、すぐに左岸に割合はっきりした植林の山道に乗って進む。右手の細い沢を横切って、小太郎谷を右岸へ渡る。ここはテープがあった。渡るとテープと踏み跡は右岸上部の伐採地尾根へどんどん上がって、こりゃ違うと沢へ戻り河原を上流へ歩く。少し沢横にスペースがある場所に釜跡があり、すぐ上流の右岸には、黒いすだれの滝が突然地中から湧いています。谷を覆う木々は既に紅葉していて美しいですが、水が切れ切れの谷中だけは黒い岩石に囲まれて暗いです。
そして正面に5mの黒滝が立ちはだかったので巻き上がも、まだまだ黒い谷は続く。その先で水が切れてそろそろ沢の源頭の雰囲気がするが、だだっ広く傾斜のほとんど無い植林帯になって、がっかりした。水の無い細い沢は植林地の中を蛇行する。何本か水のない細流が合わさるが、本流らしき幅の広い方を取っていく。
植林を抜けると、細い細流には水の流れがチョロチョロと復活して全体的に広々とした背の低い笹原を歩くようになって、プチ サンクチュアリー と喜んだら、本筋より左手に間違っ進んでいる感じであったので、道を確かめるべく地図を見てみる自己解析して導いた結論は、本谷は右手のカール状の広い谷でこっちはP693に突っ込んでいく谷だろうと判断し、元々、P693に寄ろうと思っていたもんですから、結果オーライ、このままこの左手の沢を登り詰めましょう登り続けることにした。
沢ガニもいて自然が保たれてると感心しながら登って行くが、いやに傾斜が強く、登りも長い。なんか様子がヘンだと感じながら登り詰めていくと、以前に一度見たような一面に低く笹が広がる景色にあれ〜とさらに一番高所まで登り詰めたら 水無し に着いてしまった。P693のつもりが 水無し 、全く読図力無しです。
少し先の県境稜線が90度曲がるところで食事休憩中ご夫婦?が見えたので、淡く紅葉した御所平越しの鎌を撮影して、邪魔しないように少し戻った笹台地で昼飯とした。
コンロ炊いていつものようにラーメンを食べていたが、やたら小さい虫がまとわりつきなんやらかまれたみたいで痒い。
一旦、小太郎谷のプチ サンクチュアリーまで降り戻り、カールのような小太郎谷を最後まできっちりと詰め直す。
県境にでましたら、柴犬連れの単独の人がコンロ出して休憩中で、ガンサ谷を上がってきたとのことで、当方はガンサ谷は未コースなので、根掘り葉掘りと質問させていただき、取り付きは造林小屋より下だとか、7つ釜跡があるから七つ釜コースだとか、コースは犬は抱いてやらんと通過できない(ルートが荒れている)とか、参考になりました。その方と前後しながら南下して、県境稜線がP679と分かれる地点でさよならした。
このP679への分岐は滋賀県側に緑色のゴルフのフェアウエイのようなものが見えるひらべったい地点。緑色の柔らかな方へて入ってすぐに尾根は左右に分かれて進んでいる、どっちがP679への尾根だか正直わからんので鹿フェンスが設置してある右へギャンブルで入っていくと正解のようだった。
この尾根、造林の赤杭とやりますねー紫のヒモもあります。ただ、尾根が難解なので地形図を片手に常にそろそろ曲がるかなとマークしながら、あっやっぱり赤杭があんな方向にあると確認して進むという、地図読みのためのルートみたいな所です。尾根全体は植林がびっしりとしてあって展望は期待できず、P679でささやかに県境方向が見えるのみでした。
西隣の660mピークであっちうろうろこっちうろうろと迷ってました。P574と思われる膨らみからの降りは、鹿フェンスが左右に横断しているので騙されて左手へ降りてしまいそうになりましたが、正しくは正面突破するとまた別の鹿フェンス沿いとなって、薄暗い植林下での微妙に分岐する尾根を何度か見切って、かなり精神的にきついなーと感じ始めて、なんで小沢が左にあるの?と怪訝な気分になって、すぐに明るい黒滝の山里が開ける林道にポンと出た。
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