奥茶臼山 テント泊

- GPS
- 27:00
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,113m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
2日目 奥茶臼山 6:00 - 7:22 前茶臼山 - 8:06 栂村山 ―10:00 駐車地
| 天候 | 晴れ 時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
林道と作業道を除いて 登山道らしき所は少ししかなく、 倒木・落枝が激しく、苔むしたところが多い。 |
写真
感想
奥茶臼山へ 28-29日に出かけた。 前回は日帰りでやっており 今回は泊まりで2回目だ。
2年前の11月にも出かけたが 思いがけず雪が積もっており 前茶臼山のガレにテントを張って泊まり敗退してきた。
今回はルートをどうしようかと迷ったが、最初の時に青田山と栂村山の間に 明らかに人工てきに掘ったと思われる 1〜2mぐらいの溝があり そのヘリに人の歩ける道が付いておりのっぺりした南北の尾根筋を横切っていた。 これがチョッと気にかかっていたので これをトレースしてあわよくば前茶臼山から北北東に延びる尾根に乗っかり 前茶臼山を経由して奥茶臼山へいたり 展望地で一泊し、 帰りは 前茶臼-栂村山経由で帰る計画とした。
朝、 林道の終点まで車を進めようと思ったが 1Kmぐらい手前で一抱えもある大きな木が(多分この前の台風で倒れ)道をふさいでいた。 少しバックして幅の広い所に車を停めて 歩き始めた。
およその見当をつけて 山に取り付いたらほぼ目的の道にすぐにたどり着いた。しばらく歩くと左下に黒い樹脂の導水管が見え さらに進むと沢に着き、 ここに取水口があり きれいな水が流れている。 結構 大規模に工事がしてあるが 取水口が砂に埋もれ少ししか水を通していなかった。 ここまでルートははっきりしているが この先 急に踏み跡が薄くなる。
植林が付近一帯で行われており なんとなくルートがあり、 そのうち飯場でもあったのか一升瓶や茶碗、 一斗缶などが散乱した広い所に着く。 沢も流れていて廃棄物が無ければいい雰囲気だ。
更に進むと 林道に出るが 使われている雰囲気ではなく 更に林道を進むと道にカラマツがいっぱい生えている。 どうもこの林道は、 車の入れる終点から延びている林道のようだ。 更に進むと前茶臼山から北北東に延びる尾根に到着するがここで林道は終わっている。ここからいよいよ 道なき道の山登りだ。 久々にテントと水4リットル(1リットルは余ってしまった)を担いだので バテバテで 前茶臼山のすぐ傍のガレではなく その北側のガレに到着したが、腹ごしらえをして 疲れて木にもたれて休んでいたら 気持ちよく30分以上も寝てしまった。 実にいい気分だ。
しかし どこもかしこも倒木と落枝で歩きにくいことこの上なく 休んでもバテはひどくなるばかりだったが どうにかこうにか奥茶臼山に到着し北側の展望地にテントを張った。 午前中は雲もほとんどなかったが、 午後から雲が増え、夕方にはガスで辺り一面真っ白になった。(展望地は もう少し平地があるかと思ったが 意外に凸凹で良いテン場が無かった。)
天気は夜半に目を覚ましたら 回復し満天の星だった。 朝は 気温も丁度 0℃にまで下がり 寒かった。
帰りは以前来た時と同じく 前茶臼―栂村山経由で帰った。 栂村山より少し下がったところの苔の台地は相変わらず気持の良い所だ。(水場もすぐ下にある。)
2日間 誰にも会わず 静かな山を堪能した。
コメント
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荷物は重くなるけど、山でのんびり過ごすには
時間、装備・・ゆとりもって行きたいですね・・
頂きに囚われず、山でゆっくり過ごすのが何より替え難い至福の時間に思います。
こちら最近新しい仕事を始め、暫く山はお休み・・・
慣れて少しゆとりが出来たらまた再開したいと思ってます。
こうして人の記録を見るのもまた楽しみです。
letsさん こんばんは。
新しいお仕事ですか? letsさんのレコがしばらく見られないのは 寂しいですが 頑張ってください。
このまえletsさんが歩かれた丸山は残念ながら見えませんでしたが 木樽山まではよく見えていました。前茶臼のガレから あそこをletsさんは 歩かれたんだな〜と思いながら 休憩してました。
テン場では たっぷり時間があったので 白い大きな岩の上に座ってコーヒー飲みながら頭を真っ白にしてボーッとしてました。 時間もたっぷり有ったので濃いめのコーヒーをマグカップで2杯も飲んでしまった為か 夜は寝付きが悪く 大変でしたが 至福の一時でした。
そういえばこの前 コメントいただいたときに ”六呂場山”と書いてしまいましたが 夏に入る前にletsさんが行こうと思ってみえた山は ”合地山”でしたね。 勘違いしてました。 こちらも アプローチが長いですね。 林道も大丈夫かな?
こんばんはijikemusiさん
ワタシも前茶の一帯は大好きで、何回か訪れています
このコースと同じようなルートを行ったときはまだ残雪期だったので
取水所の辺りの散乱物を見ずに済みましたが・・この辺りはこのような残骸が多いですね
今度余裕があったら掃除にでも行きます
ijikemusiさんも林道終点だと思った写真10の地点ですが、あの先にも続きはあるらしいです
float cloudさんと言う方から教えて頂きました
float cloudさんののブログ
http://49454513.at.webry.info/
kokuzoさんの 南信州南部と前茶臼リベンジのレコ拝見し、 チョッとビックリです。 私が今回ここに行ったのは まさしくkokuzooさんの”いい道を見つけてしまった”と同じです。 ルートもkokuzooさんのリベンジの巻とほぼ同じですね。
kokuzooさんの南信州南部のレコの11枚目のその”いい道”の写真と 私の2枚目の”作業道”の写真の撮影場所もヒョットして全く同じ・・・・? 完全にkokuzooさんの二番煎じになってしまったようで お恥ずかしい限りです。
しかし、 あの林道が あの尾根よりさきにまだ進んでいたとは思いもしませんでしたが、 あれより奥に行くと 傾斜がきつくなり前茶臼に上がるのが厳しくなりそうで、 あそこで終わりと思った方が良かったです。
ゴミの件ですが、 取水口付近には あまり無かったように思います。 あそこより先にしばらく行った所にもう一つ沢があり、(この沢が おそらく栂村山の手前の苔庭園の下から流れ出ている沢だと思いますが)、その広場にかなり広範囲に一斗缶、一升瓶、缶詰の空き缶、茶碗の割れたものが散乱しており、 缶詰めの空き缶などは小山になっており、 残念ながらとても個人で回収できる量ではないと思います。(山頂下の展望地も同じですが…) でも、 kokuzooさんや グループの皆さんのゴミ拾いや 登山道整備の活動にはには本当に頭が下がる思いです。 有難うございます。
kokuzooさんは 伊那にお住まいのようで 山が近くで良いですね。 私は海に近いので 今回も登山口に行くまでにおよそ200Kmも有り 3時間以上のドライブで そこに行くだけで疲れてしまいます。
どこか静かな山で ヒョッコリお会いできると嬉しいですね。 その時には 是非 ”きのこソテーと肉”を お願いします。
先日この方面へ行く計画があり、ijikemusiさんのルートや前回のワタシのルートを
メンバーと見ていたら前回のコメントの間違いに気付きました
(yama-takeさんが気付いてくれました)
林道の続きがある・・と言うのは間違いで、float cloudさんに「道の続きがあります」
と指摘頂いたのは、林道ではなく、栂村取水口の続きの巻き道の事を指していました
「林道に続きがあったらステキ♪」と思ってしまった為の早とちりです・・訂正してお詫びします
ワタシは取水口から上ったのですが、ijikemusiさんはそのまま巻き道を行かれてますよね。
巻き道の先には造林小屋の跡があるそうですが痕跡がありましたか?
でも、この山域はステキな場所も沢山あって、人の気配がなくて静か・・
また探検に行きたくなりました
良し悪しはさておき、林業盛んな頃の人々息遣い、苔に埋もれたゴミの中から感じるモノも多少は感慨深い・・カナ
ちなみにijikemusiさんも通行止めをくらった林道の倒木、まだ除去されていませんでした
kokuzooさん、 どうもです。
おっしゃる通り、 私は取水口から上に上がらず、 そのままほぼ水平に道であったらしきところを歩いて林道に出ました。
私の記録の取水口の後の記載に ”飯場でもあったのか・・”と書きましたが それがfloat cloudの云われる”造林小屋の跡”ではないかと思います。 写真の6がその場所です。建物の痕跡は見なかったと思いますが 生活の跡がゴミとして見られます。 その先は なんとなく 巻道らしいものはありますが ”道”はほぼ無かったと思います。
私も ○○○○さん達の好きな藪が無いこのあたりの静かな山が好きですので また行ってみたいですね。 前茶のすぐ北側のコケコケの林道(写真23)なんか 最高ですね。
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