紅葉の蝶ヶ岳・常念岳周回コース(日帰り)

- GPS
- --:--
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,989m
- 下り
- 1,988m
コースタイム
| 天候 | 晴れ途中ガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
常念岳山頂付近の岩稜地帯はペンキの道標をよく見ながらルートを辿ることが必要、特に三股方面への下りは要注意 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
地元在住単独日帰り専門の登山愛好家です。6月から10月の週末は天気さえ良ければ、蝶ヶ岳、常念岳、燕岳のいずれかに登っています。8月のシーズン中は駐車場及び周辺道路が混む為、避けていた蝶ヶ岳ですが久々に登りました。
これまでは頂上まで往復5時間30分の日帰り登山専門でしたが、物足りなさを感じ今回は三股ー蝶ヶ岳ー常念岳ー三股周回コースに初チャレンジしました。5時40分三股駐車場着、予想通り空いており余裕で駐車できました。天気は晴れ、絶好の登山日和であり登山口までの林道から臨む蝶ヶ岳は、紅葉真っ盛りでした。6時三股登山口を出発1時間弱で予定通り豆うち平着、樹林帯の中を黙々と歩く。豆うち平までは比較的平坦な道が続きますが、そこから先は急登の連続となります。特に蝶ヶ岳ヒュッテまでラスト1時間はハードな登りが続きます。蝶ヶ岳ヒュッテに出るまで樹林帯中心で眺望はほとんど期待できませんが、あちらこちらで紅葉が目を楽しませてくれました。
蝶ヶ岳ヒュッテ手前のお花畑、今回は紅葉が見事です。蝶ヶ岳ヒュッテ付近から臨む槍、穂、いつ来ても感動物です。蝶ヶ岳の山頂はどこか良く分からないのですが、常念岳方面へ歩くこと約20分山頂の朱書きがあります。ここから先は初めてのコース、眺望を楽しみにしていましたがガスがかかってきて遠景の眺望はほとんどききません。その代わり樹林帯の紅葉のトンネルが目を楽しませてくれました。
樹林帯を抜けると、常念岳への急な登りが続きます。岩稜ではペンキの道標を頼りにコースをたどることが大切です。少し油断すると、すぐにコースを外れます。山頂までラスト30分の急登は、かなりハードです。常念岳から三股までは初コースで所要時間が分からないため、常念山頂では10分程度の休憩に止め先を急ぐ。
三股への道標付近では、次のような「これから三股までは急登の連続、水場もありません。毎年遭難者が出ています。体力に自信のある方以外は別のコースをお回り下さい」との注意喚起標識あり。常念岳から前常念岳までは、ほとんど岩稜地帯。ペンキの道標は小まめにあるが、良く見ていないと直ぐにコースを外れるので注意が必要です。常念からの下りは樹林帯までは見通しの良い尾根道の様ですが、本日はガスのため遠望がききません。岩室跡から先のザレ場は、急勾配かつ滑りやすく注意が必要です。途中雷鳥の親子に出会い、心が和みました。
樹林帯に入ると勾配は緩やかになり、歩くのも楽です。但し眺望がきかないので、単調な山行となります。蝶ヶ岳登山道とは異なり、標識が全く無いので残りの距離・時間が全く分かりません。14時30分、予定より30分早く三股登山口に到着。蝶ヶ岳から先は始めてのコースでしたが、思ったより樹林帯が多く眺望は今一つでした。(紅葉で何とか救われました。)同じ位の距離でしたら一の沢ー常念小屋ー横通岳ー東天井岳ー大天井岳往復コースのほうが、ずっとお勧めです。



















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