福寿草を探す散策がスポーツ登山に
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 824m
- 下り
- 821m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:55
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
またまたまた今回も隊長との山行。
佐目子谷から銚子ヶ口に行ければと思ってましたが、出発が遅くなってしまいどこへ行くかしばし協議、霊仙山西南尾根の福寿草を鑑賞して近江展望台まで行ければよしということに決まり、多賀町最奥の地の一つである落合へ。この冬は雪に埋まっていたらしい落合も、屋根上に少し雪を残す程度で道路も随分以前から雪がなかった様子。
今畑へ上がる登山道の路肩には、既に7〜8台の車が停まっていて、そこそこの入山者が先行しているみたい。今畑へ上がる斜面に取り付くと少し雪は残っていて、先行者のツボ足の跡を追いながらまずは今畑まで登ると、集落の外れに初っぱなの福寿草を二株見つけて今日の目的は充足。
集落を過ぎていつもは明瞭な道も、積雪が広がり倒木があったりして踏み跡は交錯していて、わかり辛くなっていて、一部ルートをはずしつつも進んでいく。昼からの行動なのか、知らず知らずに焦りがでているようで、何だかしんどいまま笹峠までやってきて小休止。
完全に雪の消えた近江展望台へ上がる西南尾根を仰ぎ見ながら、たまらず水分をとってしまう程の、陽気である。もう水を1日中飲まなくても済むような冬の山行時期が終わってしまったことを実感し、ボチボチと西南尾根に取り付いていく。
笹峠から近江展望台を見ていたつもりであったが、見えていた所まで登ってきたと思ったら、もう1段続きがあったのには参った。近江展望台まで登ると、さすがに半分くらいは雪が残っていて、これでは福寿草も雪の下か?とちょっと諦めの気分で、傾斜の無くなった稜線を少し進んでいく。もう、腹ペコでさあービールをと思ってたんですが、残雪を踏み抜き石灰岩の隙間に足を取られてまごまごしているうちに、隊長はドンドンと先に行ってしまい、近江展望台までで引き返すだったのに、ようやく南霊岳で追いついてやっとこさ遅ーい昼食に預かることができました。
最高点ピークと三角点ピークに多くの登山者が動く様子を眺めながら、春になると出番がないおしるこを消費していると、隊長が最高点経由か三角点直接か任せるから着いていくでぇーと、近江展望台までのつもりだった人がやる気満々に変貌してしまっていて少し面食らってしまったが、山に行くからにはピークを踏むべしと思っているわたくしなので、うれしい誤算と稜線伝いで最高点ピークに向かうと、日向が広い所には結構多くの福寿草の株が黄色い花を咲かせていて、自称ロマンチストの隊長は、福寿草を見つけると顔を近づけて見つめているので、花に詳しいんですかと聞いてみると、いーや花は全然知らんとチグハグ。
最高点までやってきたので、伊吹山とご対面だと思っておりましたが、今日は透明感の無い空間のため見ることはできず、せいぜい阿弥陀峰が見える程度でした。
三角点まで登り残雪をつないでお猿岩まで直接降りられそうなことを視認し、ズルして下山。お猿岩からの急降下からは雪も消えてしまい、緩んだジュルミチに滑らないよう気をつけて降りる。途中の、鳥獣保護区だったか火の用心だったか赤い標識がある地点は倒木がルートを隠していて、知らないと間違って大洞谷を左岸へ渡ってしまいそうになる。事実、先行の二人連れも思案されていた様子で、ここは決して大洞谷を越えることはないですから念のため。
汗フキ峠から落合までの大洞谷沿いの道には、もう雪は無いだろうからサクサクと歩いて出発から4時間で周回できればなぁーと思ってましたが無理、予想外に大洞谷沿いにはまだ雪が残っていて、ツボ足の踏み跡が不規則に残されていて歩きにくく、落合までがすごく遠く感じて疲れましたのですが、逆ルートなんでしょう、すれ違いに汗フキ峠へ向かう人にも何人かおられましたが、ラストに登りっちゅーのはしんどいだろうなーと同情の感が自然と湧いたのでした。
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