宝剣岳、中岳、木曽駒ヶ岳 すっかり雪山でした

hiro_099
その他8人 - GPS
- 04:26
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 482m
- 下り
- 480m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 4:27
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
完全に雪山です(凍結箇所もあります)。アイゼン(軽アイゼン)は必須。宝剣岳への鎖場の鎖は凍っています。登るには安全対策必要です(慣れていない方は、個人で登るのは避けた方がよいと思います)。 ・千畳敷〜乗越浄土(のっこしじょうど) いきなり雪道です。最初は千畳敷カールの中を通るルートで傾斜は緩やかですが、乗越浄土手前(登山道の標識あたり)から傾斜がきつくなります(八丁坂)。 ・乗越浄土〜宝剣山荘〜宝剣岳〜宝剣山荘 宝剣岳への鎖場の鎖は凍っています。足元も雪で滑りやすく、慣れていない方は避けた方が無難です。当方はアイゼン(チェーンスパイク)あり、ヘルメット・簡易ハーネス装着、核心部はビナ通しで通過しました。安全対策が取れていれば、難易度はそこまで高くないと思います(ただ滑落すると自力では上がれないレベルです)(ちなみに、当方は有資格の指導者と一緒に登っています)。 ・宝剣山荘〜中岳山頂〜頂上山荘〜駒ヶ岳山頂 中岳へは鎖等はなく、上りはそれほどきつくありません。駒ヶ岳山頂へも同様です。雪は、深いところで膝くらいまでありました。 ・駒ヶ岳山頂〜頂上山荘〜中岳山頂〜宝剣山荘 同じ道を通って(中岳山頂を通って)戻ります。中岳の巻き道(上級者向け)は、10/20以降冬期通行止めになっています。 |
| その他周辺情報 | 早太郎温泉こまくさの湯 (700円)、明治亭でソースカツ丼(税込1,520円、お値段高めですが、食べる価値はあると思います)、登山口店が準備中になっていたので、駒ケ根IC店に行きました。 |
写真
感想
今年は季節の移りが早いようで、高山帯は、どこもかなり雪が積もっているらしい。事前にネットで調べた現地の様子も考慮し、今回は厳冬期のつもりで、アイゼン、防寒対策等、一通りの準備をしました。また宝剣岳の登頂は、雪で断念されている方も多く、微妙かなと感じていました。
実際の現地の様子ですが、バスでしらび平に向かう途中から雨が降り始め、ロープウェイを下りた千畳敷もガスっていて、天気もよくありませんでした。雪の量は予想通り多く、吹雪というほどではないが、風はやや強く、雪が顔に当たって少し痛い。半信半疑のまま、宝剣山荘で一通り装備を準備して、いざ宝剣岳へと向かいました。
宝剣岳は、難しければ即中止の予定でしたが、鎖は掴めるレベルであり、足場もアイゼンがあれば大丈夫そうだったので、なんだかんだと登り始め、そのまま無事登頂を果たしました。今回のメンバー9人中7人は、先週の戸隠山の「蟻の塔渡り」の同じであり、少し感覚が麻痺しているところがあったかも・・。あと、簡易ハーネスでビナ通しにしたので、かなり安心感はありました。
中岳、駒ヶ岳への道は、宝剣とは違い、雪は多少多かったものの、なだらかで、距離的にもそれほど長くありません。アイゼンがあれば問題ないと思います。
冬装備についてですが、今回のコースであれば、アイゼンは必須ですが、本格アイゼンまでは不要。傾斜もそれほどないので、ストックで足り、ピッケルは不要と思います。実際に行かれる際は、直近の情報を参考にしてください。
半分諦めモードだった宝剣岳に登頂し、久々のがっつりな雪山で、それなりに興奮したのですが、ガスガスで眺望はほぼゼロ。初めての中央アルプスということもあり、景色はかなり期待していたのですが、そこは少し残念でした。機会があれば、またチャレンジしたいと思います。












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