記録ID: 4001482
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ハイキング
奥多摩・高尾
払沢の滝ハイキング(荷田子峠〜臼杵山〜払沢の滝)
2022年02月13日(日) [日帰り]
東京都
愛犬元気
その他2人 - GPS
- 08:31
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 869m
- 下り
- 805m
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| 天候 | 晴れのち曇りのち小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
駐車場は普通車約28台、中型車3台駐車可能で料金は無料。但し必ず停められるという保証はありません。また冬季は路面凍結による駐車制限もあるようです。 【 復路 】：払沢の滝駐車場に止めて置いた自家用車にて帰宅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆通常では特段危険な所は無さそうですが、降雪や残雪が有る場合にはルートが判り難かったりスリップによる滑落の可能性がありますので注意が必要です。また冬季は雪対策を考えておいた方が宜しいと思います。 ◆払沢の滝については結氷率なるデーターが檜原村観光協会より公開されています。 https://hinohara-kankou.jp/fuyumatsuri/keppyou2022/ ◆お手洗いは「荷田子バス停」と元郷バス停から徒歩1分の「檜原村地域交流センター」と「払沢の滝」にあります。 |
| その他周辺情報 | 【 檜原とうふ ちとせ屋 】：厳選した国産大豆と赤穂の本にがりを用いたこだわりの豆腐は檜原村の清水で作られた絶品。おからを豆乳で練り上げた「うの花ドーナツ」も大好評です。 https://hinohara-kankou.jp/spot/chitoseya/ 【 瀬音の湯 】：「十里木バス停」で降車後徒歩10分程で行ける温泉施設で、日帰り温泉、足湯、食事、物産販売、宿泊が可能なコテージも備わり秋川渓谷と深々とした山々に囲まれ、夜は深い闇。東京とは思えない程の星空を眺め、心地よい目覚めを体感出来るようです。 http://www.seotonoyu.jp/ |
写真
本日のハイキングは自家用車を「払沢の滝駐車場」に止め、そこから西東京バスで少し移動した所からスタートします。
「荷田子」バス停に到着しました。
本日のハイキングはここからスタートします。
本日のハイキングはここからスタートします。
これから登る「荷田子峠」方面の景色です。ここから見ると雪の心配は無さそうです。
「荷田子峠・臼杵山」方面には道路を渡った所から取付くようです。
案内板には「クマ目撃情報」が表示されています。そう云えば払沢の滝駐車場で数名の猟師さんと猟犬が狩猟と思われる準備をしているのを思い出しました。この目撃情報はフェイクニュースでは無いようです。2/13 8:14
案内板には「クマ目撃情報」が表示されています。そう云えば払沢の滝駐車場で数名の猟師さんと猟犬が狩猟と思われる準備をしているのを思い出しました。この目撃情報はフェイクニュースでは無いようです。
ここには獣害対策ネットが設置されておりグリーンネットには電流が流れているとの事で、通行方法が丁寧に記されていました。感電が怖いので慎重にフェンスを開けて中に入ります。
2/13 8:16
ここには獣害対策ネットが設置されておりグリーンネットには電流が流れているとの事で、通行方法が丁寧に記されていました。感電が怖いので慎重にフェンスを開けて中に入ります。
登山口を過ぎるとしっかりした踏み跡は有りますが、こんな感じの登りでなかなか歩きごたえのありそうな道です。
登山道は更に急になって来ましたが、もう少しで尾根道に出られそうです。
「荷田子峠」に到着しました。左には戸倉城山へと続く尾根道が伸び、右に進むと臼杵山への尾根道（グミ尾根）となり、尾根は比較的細く谷側は急斜面になっているので注意が必要そうです。
2/13 8:57
「荷田子峠」に到着しました。左には戸倉城山へと続く尾根道が伸び、右に進むと臼杵山への尾根道（グミ尾根）となり、尾根は比較的細く谷側は急斜面になっているので注意が必要そうです。
荷田子バス停付近には全く無かった残雪も標高が500m近くになると雪も大分残っています。
ここからはやや登りになりますがまだ進めそうなのでこのまま進みます。
茱萸御前からは「茱萸ノ木山」を目指したのですが、踏み跡を辿ると茱萸の木山を巻いてしまいました。しかし北方の展望は素晴らしいものでした。
2/13 10:05
茱萸御前からは「茱萸ノ木山」を目指したのですが、踏み跡を辿ると茱萸の木山を巻いてしまいました。しかし北方の展望は素晴らしいものでした。
巻き道らしき踏み跡から元に戻ると「茱萸の木山」への案内文字みたいな落書きを見つけました。
雪の中の歩行は初めての経験ですが、中々気持ちの良いハイキングです。
更に残雪が深くなり傾斜も増して来たようです。恐らく20�儖幣紊呂△襪里任呂覆い任靴腓Δ�。
残雪がいよいよ深くなって来たので「チェーンスパイク」を装着しました。ネットで購入したチェーンスパイクを使用するのは今日が初めてですが比較的簡単に装着できました。安物ですが大丈夫でしょうか？
2
2/13 10:36
残雪がいよいよ深くなって来たので「チェーンスパイク」を装着しました。ネットで購入したチェーンスパイクを使用するのは今日が初めてですが比較的簡単に装着できました。安物ですが大丈夫でしょうか？
チェーンスパイクを装着したシューズで残雪をトラバースしますが左側はかなりの崖です。初心者ハイカーなので慎重に進みます。
更に残雪が深くなって来た様な気がします。愛犬元気も不安そうです。
曇り空ではありますが、遠くにネットライフドームらしき白い屋根が微かに見えます。
「荷田子分岐」の案内板に到着しました。本来ならここから南峰の臼杵山(842.1m)に向かう予定でしたが時間も押しているのでスルーする事にしました。
3
2/13 12:06
「荷田子分岐」の案内板に到着しました。本来ならここから南峰の臼杵山(842.1m)に向かう予定でしたが時間も押しているのでスルーする事にしました。
臼杵山北峰の「臼杵神社」に到着しました。現在の祭神はイザナギ・イザナミだが近世までは臼杵権現社と呼ばれ養蚕・農業の神倉稲魂命（うかのみたまのみこと）だったそうです。ここが本日の最高点(830m)となります。
2
2/13 12:08
臼杵山北峰の「臼杵神社」に到着しました。現在の祭神はイザナギ・イザナミだが近世までは臼杵権現社と呼ばれ養蚕・農業の神倉稲魂命（うかのみたまのみこと）だったそうです。ここが本日の最高点(830m)となります。
トレース可能な踏み後は若干残っていますが、ラッセルウォークされる方はすごいんだなと思わされます。
尾根道798m辺りに東京FM 86.6MHz 檜原中継局・80.0MHz 親局予備送信所があり、周囲に遮るものがなく素晴らしい眺望が広がっています。
2/13 12:31
尾根道798m辺りに東京FM 86.6MHz 檜原中継局・80.0MHz 親局予備送信所があり、周囲に遮るものがなく素晴らしい眺望が広がっています。
この辺は岩場にザレや落ち葉が絡む激下りの場所だそうで、ロープが設置してあるのが救いです。
先程の激下りと比較すると割となだらかな植林地帯に差し掛かりました。
植林地帯を抜け、砂防堤防左側の踏み後を進みフェンス脇を下ります。
元郷バス停に到着しました。バス停即登山口とは最高にアクセスの良い所で、ここからは檜原街道を歩くので道路脇でチェーンスパイクを取り外させて頂きました。
2/13 15:37
元郷バス停に到着しました。バス停即登山口とは最高にアクセスの良い所で、ここからは檜原街道を歩くので道路脇でチェーンスパイクを取り外させて頂きました。
檜原村役場前を通過します。役場の上に設置されているマークは檜原の「ひ」なんでしょうかね。
先程まで歩ていた臼杵山方面です。ここから見るとまた一段と高く見えます。
ここの交差点を右折して都道205号線、通称「水根本宿線」を進みます。
払沢の滝へは「檜原とうふ ちとせ屋」のY字路を入って行きます。帰りにちとせ屋にて「お豆腐」と「うの花ドーナッツ」を買って帰ろうと計画していましたが、残念ながら2分前に閉まってしまったようです。
2/13 16:02
払沢の滝へは「檜原とうふ ちとせ屋」のY字路を入って行きます。帰りにちとせ屋にて「お豆腐」と「うの花ドーナッツ」を買って帰ろうと計画していましたが、残念ながら2分前に閉まってしまったようです。
払沢の滝へと向かう遊歩道の途中、崖に張り付くように昭和初期の様式を思わせる建物が建っています。お馴染みの「旧郵便局」の建物で、現在は木工製品を中心に手作りの雑貨を扱うお店です。
2/13 16:08
払沢の滝へと向かう遊歩道の途中、崖に張り付くように昭和初期の様式を思わせる建物が建っています。お馴染みの「旧郵便局」の建物で、現在は木工製品を中心に手作りの雑貨を扱うお店です。
進んでいくと「忠助淵（ちゅうすけぶち）」との説明看板がありました。
見下ろすと沢に小さな滝があり、滝壺に当たるところが深い淵となっています。肉眼では深い淵も良く見えましたが写真では分かり難かったです。
2/13 16:11
見下ろすと沢に小さな滝があり、滝壺に当たるところが深い淵となっています。肉眼では深い淵も良く見えましたが写真では分かり難かったです。
檜原村観光協会の発表では、午前8時の時点で気温はマイナス2℃、氷結率30％との事でやや残念な氷結状態でした。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
軍手
タオル
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図（地形図）
コンパス
携帯電話(GPS)
予備バッテリー
時計
ホイッスル
ストック
チェーンスパイク
懐中電気（ヘッドライト）
レジャーシート
包帯
保険証
ブドウ糖
携帯ボンベ
携帯バーナー
ライター
やかん
マグカップ
|
|---|---|
| 共同装備 |
折畳みゲージ
予備のハーネス
マナー袋
水飲み
おやつ
犬用ケープ
|
感想
今週のハイキングは何処に行こうかと迷っていた所、「払沢の滝の氷瀑」との情報を耳にしたので急遽払沢の滝に行く事にしました。
しかし、駐車場から払沢の滝までは距離的にハイキングとは云えない程度なので周辺コースを探していると、十里木から払沢の滝へ向う尾根道コースを見つけました。
中年ゆるゆる初心者ハイカーはもう少し短いコースを考えていたので「荷田子登山口」がら取付き「元郷登山口」に降りるルートを見つけこのルートにトライする事としました。
当日は、払沢の滝の氷瀑を期待して寒い日である事を望んで出発したのですが、雪の事など全く考えておらず高度が増すにつれ残雪も深くなる現実にビックリしたハイキングで、例え標高が800m位の山であれ、慣れない初心者にとってはあなどれないハイキングでした。
途中からは登ってきた登山道を戻る事も視野に入れながらのハイキングでしたが、幸い今年になってネットで購入したチェーンスパイクをバックに忍ばせていたため予定していたルートを制覇する事ができました。
本来の目的である払沢の滝の氷瀑は少々残念な結果でしたが、考えてもいない残雪登山の初経験は大変有意義なハイキングとなりました。
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