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ハイキング
中国山地西部

蕎麦ヶ岳 - 小雪舞う『第23回春山開き』

2014年03月21日(金) [日帰り]
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GPS
01:29
距離
4.0km
登り
293m
下り
280m

コースタイム

【10:00】一貫野集会所広場にて、山開き神事・かずらカット【10:30】
【10:32】登山口出発
【11:06】稜線のコル
【11:10】蕎麦ヶ岳山頂を望めるピーク
【11:13】大内村境界の古い石杭のあるピーク
【11:19】蕎麦ヶ岳山頂【11:23】
【11:34】稜線のコル
【12:01】登山口到着

※地図のルートはGPSロガーの出力ではなく、手入力です。
天候 小雨〜晴れ〜曇り〜小雪〜みぞれ
目まぐるしく変わる、なんでもありの天気
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
山口市県庁前を【国道9号】で津和野方面へ。
『仁保入口交差点』を右折し【国道376号】を徳地方面へ。
道の駅『仁保の郷』の先、約700mを右折し【県道197号】
コース状況/
危険箇所等
駐車場は登山口に10台前後、その他、県道197号沿いに駐車可能スペースが何台分か。
登山ポストはありません。
登山口駐車場利用料とでもいいましょうか、集会所広場整備協力金という寄付箱があります。
一番近いお店は国道376号の道の駅『仁保の郷』でしょうか。

これといって危険個所はありません。
比較的なだらかに沢に沿って登って行く感じで、鞍部で南に向きを変えてから
少しだけ急な箇所を幾つか越える程度です。
今日は登山口駐車場は使えないので、県道197号沿いに用意された駐車スペースに停めます。
08時半には着いたので、登山口近くの良い場所に停めることが出来ました。
今日は登山口駐車場は使えないので、県道197号沿いに用意された駐車スペースに停めます。
08時半には着いたので、登山口近くの良い場所に停めることが出来ました。
登山口へ向かいます
登山口へ向かいます
立派な横断幕が掛かっていました
立派な横断幕が掛かっていました
木瓜の蕾でしょうか?
雨に濡れて綺麗です。
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木瓜の蕾でしょうか?
雨に濡れて綺麗です。
早く来た分、山開き神事が始まるまで長いです(笑
早く来た分、山開き神事が始まるまで長いです(笑
冷たい雨に打たれて、菜の花もぐったり
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冷たい雨に打たれて、菜の花もぐったり
赤い箱は集会所整備協力金入れです。
赤い箱は集会所整備協力金入れです。
登山者に振舞われる餅を、地元の方々が搗いて下さってます。
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登山者に振舞われる餅を、地元の方々が搗いて下さってます。
テープカットならぬ、蔓(かずら)カットの蔓
テープカットならぬ、蔓(かずら)カットの蔓
こんな太い蔓を毎年用意するのは大変でしょうね。
こんな太い蔓を毎年用意するのは大変でしょうね。
一貫野婦人会は蕎麦汁を準備中。
大きな鍋から湯気がもうもうと立ちのぼります。
一貫野婦人会は蕎麦汁を準備中。
大きな鍋から湯気がもうもうと立ちのぼります。
鍋の近くに寄ると暖かくて離れたくなくなります(笑
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鍋の近くに寄ると暖かくて離れたくなくなります(笑
まだ準備中なので、下山してから頂きます。
まだ準備中なので、下山してから頂きます。
そろそろ神事が執り行われるようです
そろそろ神事が執り行われるようです
あれ?
白いものが降ってきました(寒っ
あれ?
白いものが降ってきました(寒っ
山開き神事と恒例の蔓カットが無事に終わり、いよいよ登山開始です。
多くの方は既に登って行かれました。
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山開き神事と恒例の蔓カットが無事に終わり、いよいよ登山開始です。
多くの方は既に登って行かれました。
後を追うように行くと、渋滞してました(笑
後を追うように行くと、渋滞してました(笑
石積堰堤です。
角が無く、丸みを帯びた美しい造形です。
石積堰堤です。
角が無く、丸みを帯びた美しい造形です。
陽が射してキラキラ光る
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陽が射してキラキラ光る
雪が降ったかと思えば、青空が出る変な天気です。
雪が降ったかと思えば、青空が出る変な天気です。
歩きやすいよう泥濘に丸太が並べてありました。
地元の方々の心遣いに感謝感謝です。
歩きやすいよう泥濘に丸太が並べてありました。
地元の方々の心遣いに感謝感謝です。
この岩には何か名前があっても良さそうなんだけど、探しても名前は出て来ない。
なので、出べそ岩と名付けてみよう(ダメ
この岩には何か名前があっても良さそうなんだけど、探しても名前は出て来ない。
なので、出べそ岩と名付けてみよう(ダメ
稜線のコル到着。
ここで南へぐっと向きを変えます。
稜線のコル到着。
ここで南へぐっと向きを変えます。
小ピークを幾つか越えます
小ピークを幾つか越えます
次の小ピークで山頂が見えました
次の小ピークで山頂が見えました
旧大内村境界の小ピーク
旧大内村境界の小ピーク
辛うじて「大内村」と読める
辛うじて「大内村」と読める
山頂まであと少し
山頂まであと少し
登山口の辺りが見えた
登山口の辺りが見えた
山頂到着
みなさんお疲れ様〜
山頂到着
みなさんお疲れ様〜
山口市街地を望むも
曇ってて今一つ...
山口市街地を望むも
曇ってて今一つ...
記念に一枚撮って頂きました。
ありがとうございます。
記念に一枚撮って頂きました。
ありがとうございます。
山頂から望む真田ヶ岳
山頂から望む真田ヶ岳
無事下山
時間がないため、急いで蕎麦汁を頂きます。
無事下山
時間がないため、急いで蕎麦汁を頂きます。
大根、人参、里芋、白菜、蒟蒻、蕎麦団子など、具沢山な蕎麦汁(¥100-)で、お腹の中から温まりました。
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大根、人参、里芋、白菜、蒟蒻、蕎麦団子など、具沢山な蕎麦汁(¥100-)で、お腹の中から温まりました。
蕎麦団子
これも「蕎麦がき」というのかな?
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蕎麦団子
これも「蕎麦がき」というのかな?
何故か手元に蔓
搗き立ての餅を頂きましたよ〜
おにぎりは蕎麦汁と一緒に購入したもの。
搗き立ての餅を頂きましたよ〜
おにぎりは蕎麦汁と一緒に購入したもの。
こちらは山開き参加者(登山者)に振る舞われた、アンコ餅(1個入り)
包み紙が雨や雪で滲んだのはご愛嬌
こちらは山開き参加者(登山者)に振る舞われた、アンコ餅(1個入り)
包み紙が雨や雪で滲んだのはご愛嬌
こっちは「輝かしい功績?」に対して配られた、アンコ餅&ヨモギ餅です。
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こっちは「輝かしい功績?」に対して配られた、アンコ餅&ヨモギ餅です。

感想

毎年春分の日に開催されているという『蕎麦ヶ岳』の春山開きに参加してきました。
これまでも、地元情報誌などで何度か目にはしていた山開きの文字ですが、
なんとなく気が向かなかったり、休みが取れなかったりで参加の機会には恵まれず。
今回は休みも気持ちも上手いこと山開きへ向いており、ようやく初の参加となりました。

過去の様子をネットで色々と調べて見ると、毎年結構な人手があるらしく、
県道197号には路上駐車の長蛇の列が出来るという。
登山口まで遠くから歩くのは嫌なので、自宅を早めに出ることにした。
結果、一貫野地区に到着したのは08:30頃。
ほとんど車は止まっていない。
なので、登山口に近い白線の引かれた、ちゃんとした?駐車スペースに停めることが出来た。
※天候が優れなかったせいか、今年の参加者数は昨年ほどではなかった模様。

準備を整え、山開き会場に向かうと地元の方々が準備に追われている。
が、登山客はほとんど居ない。
何故だろうと思っていると、後から来た人たちがそのまま山へと入って行く。
なるほど。
混雑する前に登っておくということか。
私もそうしようかと思ったが、神事まであと1時間ちょっとしかなかったので、
じっと待って、神事の後で大勢で登ることにした。

そういえば、希望者は山開き神事の際に御祓いして頂けるそうで、申し込み用紙に名前を書いてたら、
地元の方から「良かったら蔓カットをやりませんか?」と、お声を掛けて頂いた。
蔓カットとは、山版のテープカットで、太さ10cm近くある蔓を山口市長をはじめとする来賓、
それから一般参加者の中から選ばれた男女1人づつが手鋸でカットするというもの。

神事は滞りなく終わり、来賓挨拶などに続いて、いよいよ蔓カット。
初参加でこの大役を仰せつかった私は少々ビビりながらも、太い蔓を上手く切り落とすことが出来た。
地元のTV局(YAB山口朝日放送)が取材に来てたので、もしかすると映っているのかも(汗
とりあえず、これで山開きは終了、大勢の登山客が蕎麦ヶ岳山頂を目指して歩きはじめる。

天気は晴れ間が見えたかと思うと小雪が降るなど、不安定な状況だったけど、
山に入ると然程気になることもなく、久しぶりの蕎麦ヶ岳への道をゆっくりゆっくりと歩く。
前回来たのは2011.11.10だったから、およそ2年半ぶりということになる。
通常登る時より、20分ほど多めの時間を要して山頂に到着。
眺めは天気が優れなかったため、今一つといった感じだったが、
近くの真田ヶ岳や白石山、大平山といった山々も見ることが出来た。

次の人に山頂の眺めを譲るように、蕎麦ヶ岳山頂を後にする。
さぁ、次のお楽しみは下山後の蕎麦汁だ。
ここであまり残された時間が無いことに気付く。
道の広くなった場所で何人かの方に道を譲ってもらい、登山口を目指す。
下山したら蕎麦汁&おにぎりを購入し、冷めないうちに頂いた。
冷めないうちにというか、時間を気にしてたせいで、熱々の大根で口の中を火傷した(笑
具材は豚汁のそれとほとんど同じで、麦味噌と蕎麦粉を混ぜで作ってるのでしょうか。
ホント、体の芯からポカポカ温まります。

そうそう、蕎麦の団子のようなものも入ってました。
明日は萩往還のワンデーウォーク参加なので、とても良い滋養がとれました。

今回初の『蕎麦ヶ岳春山開き』参加でしたが、とても楽しく過ごすことが出来ました。
一貫野地区、仁保地区の自治会、婦人会など、山開きにご尽力頂いた多くの方々に心から感謝いたします。
また来年も来れるといいなぁ。

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