これから先、どうも天候が不順のようだ。晴れるのは10日くらいということなので、両神山に行ってみることにした。昔、日向大谷から登ったような気がするのだが、ほぼ記憶が無い。今回は、その後できた白井差新道がやや時間が短縮されるし、歩き易いらしいので、そちらから登ってみる。ただし、許可を得て予約制(一人1000円)なので、前の金曜に電話しておいた。前日9日は午後から雨だったが、10日はほぼ晴れの予想である。花園ICから南下したので、日向大谷への道を見送り、白井差への道に入る。キャンプ場が複数あるが、その辺りから道は狭い。特に最後のキャンプ場を過ぎると狭い。舗装はされている。山中さん宅に着くと、地図を貸してくれて、コースの詳しい説明、特に、帰りに頂上付近の道標の所で、ロープをくぐってコースに入るように注意を受ける。最初は林道をそのまま進み、切れたところで山道に入る。直ぐに沢沿いの道となる。少し行くと、昇竜の滝となる。道から分かれると滝の近くまで行くことができる。きれいな滝である。左斜面をジグザグに登り滝の上に出て、道は進む。やや平坦な大又を過ぎると、道は沢沿いになるが、木の橋などが整備されていて歩き易い。深いV字状の谷の底を進み、広くなると、オオドリ河原となる。ここからブナ平までが、一回目の急登である。新緑がきれいな樹林の尾根を登る。ブナ平で登りは緩くなるが、梵天尾根に近づくために、また、急登となる。しかし、道がジグザグに斜行して付けられているので、歩き易い。梵天尾根をトラバースする様になり、最後に少し登ると、尾根の分岐点に着く。尾根の分岐点からは100m程で、日向大谷からの道と合う。そこまでの間と山頂周辺にはアカヤシオの花が咲いている。そこから山頂までは岩の登りはあるが、上り下りし易い岩なので、直ぐに両神山山頂に到着する。幸い晴れていて、山の間から富士山が見える。富士山の手前は奥秩父だろうか。左の方には雲取山が見える。反対側の北には浅間山の姿も見えた。帰路は同じ道を下る。(これ、コース利用の条件の一つ)頂上直下の道標の所から、ロープをくぐって、白井差新道に入って下る。このコースは、先ず、道の付け方が最高。大きな段差も無く、ジグザグを切っているので、登りも下りも歩き易い。コースの整備も利用者のことを考えて丁寧である。山中さんに感謝である。白井差新道、道が良かったので、順調に歩くことができた。新緑と渓谷、山頂の眺望を楽しむことができた。白井差コースで出会った方は、ツアーの方を除いて15名位だろうか。今日は結構、賑わっていた。
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