檜洞丸(西丹沢自然教室〜ゴーラ沢出合〜檜洞丸〜石棚山〜箒沢)

- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,183m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
広く使ってた方に少しずらしてもらってなんとか駐車できました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト=西丹沢自然教室 少し高度感のあるミシミシとしている橋、渡渉、細くて急な鞍部等あるので、本当に慣れている子供連れには楽しいかも知れませんが、初心者には厳しいコースかも知れません。 |
写真
感想
子供を連れて、少しチャレンジ要素の高い山に行きたいなと思い、檜洞丸を選択。登り初めてすぐに、後ろから来た男性に「結構きついですよ、ここ」と、忠告を受ける。「じぇじぇ(もう古い?)」と思いながらも足を進めると、少し高度感のある細い橋が現れ、渡るとミシミシと音をたてた。高所恐怖症を克服しつつある僕でも少し怖かったが、更に臆病者の次男(小4)は、四つん這いになって渡っていた。
そんな橋を何本か渡り、しばらくするとゴーラ沢出合に到着。インターネットで調べて渡渉があることは知っていたので、渡渉冠水注意報の出ている三男(5歳)の長靴を持ってきていた。妻と長靴に履き替えた三男が先に渡ったのだが、どうやら小学生でも難しそうだ。水面からでている石の間隔が広すぎるし、不安定なのだ。
そこで小学生2人は、登山靴と靴下を脱がせズボンをまくり上げて渡らせることにした。最初に次男が渡り始めた。しかし、「水が冷たい」と言い、裸足になったにも関わらず、水に入らずに不安定な石の上をフラフラと渡っていた。
その間に、僕は子供達の靴を対岸に投げることにした。さすがに登山靴2組を手に持って渡れない。
最初に次男の靴を投げた。対岸までは5メートルほど、「ボコッ、ボコッ」と、音を立てて対岸に着地した。満足げな僕とは対称に、先に渡った妻はそれを拾うこともなく、なんとなく冷ややかな目で見ている。「何してるんだ。この男は・・・」と。
さて、次は長男の靴。次男の靴と同様に投げたのだが、手からすっぽ抜ける感覚があった。「やばい!」と、思った瞬間「いたっ!」と次男の声が聞こえた。渡渉中の次男に投げた靴が直撃したのだ。
早く靴を拾い上げなければと、慌てて水面に目がいく。が、靴が見あたらない。次に次男に目がいき、謎が解決する。次男の脇腹に長男の登山靴が挟まっていたのだ。この広い河原で、あの狭い次男の脇腹に命中し、靴が濡れてこの先の道中が不穏なものになるのを防いだのだ。
これを「4・27ゴーラ沢の奇跡」と名付け、再チャレンジした。
「今度は慎重に・・・45度、45度・・・」と、心の中で呟きながら・・・、ほいっ!
「あ〜〜〜〜〜〜〜!」投げた靴が視界から消えた。慎重になりすぎて、上に上がりすぎてしまった。ゴルフでいうところの「テンプラ」だ。明らかに対岸に届かない。
ここから、靴が再び視界に入ってくるまでの間、本当にスローモーションになった。対岸の更に冷ややかになっている妻の顔が見えたのが印象的だ。
ところがである。対岸1メートル手前に落下した長男の靴は、靴としての正常位を維持して平らな石の上に落下したのだ。これは後に「4・27ゴーラ沢の奇跡・パート2」と、名付けられた。
2度のミスショットを経ても、全く濡れなかったミラクルシューズは再び長男の足にまとわれ、登山を再開した。
その後は、特筆すべき事はなかったが、急坂が多く、緊張する場面も多少あったので、変な筋肉を使ったらしく、5日間筋肉痛に悩まされたのは言うまでもない。
*あまり参考にならない話でスミマセン・・・。
Hiroyans












二度もの奇跡、驚愕です
それと、ご家族でこのコースもスゴイですね。お疲れさまでした。
こんなに長時間の行動は、私にはほとんどないので・・・
あれ?今気がつきました。コメント付いてるの(笑)7/26
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