常念岳-大天井岳往復(日帰り)

- GPS
- --:--
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,768m
コースタイム
7;00 烏帽子沢 烏帽子沢までは残雪は無く、通常のペースで歩行可能
9:00 常念小屋着 ゴールデンウイークに来た時は烏帽子沢から先はかなりの残雪があった が、今回は一ノ沢手前までほとんど残雪なし。また、前回は常念乗越まで沢筋のじ直 登であったが、今回は最終水場より夏道を登るようになっていた。但し、最終水場か ら先は、ほとんど雪道。雪がしまっており、ステップもしっかり切ってあるのでノー アイゼンで登る。
11:30 大天荘着 大天井方面へは登山道の情報が少ないため、とりあえず行けるところまで 行く方針でスタート。トーレスはほとんど残ってなかったが、縦走路の雪も少なく迷 うことなく大天荘にたどり着くことができた。途中までノーアイゼンで進んだが、傾 斜のきついトラーバースがあったので、そこでアイゼン装着。
14:30 常念小屋着
16:30 一ノ沢登山口着 夏場だと9時間のコースだが、残雪で1時間30分のオーバータイム。
| 過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
雪解けがかなり進んでおり、危険箇所はありません。 |
写真
感想
今シーズン常念岳には2回登っているので、本日は反対側の横通岳、大天井岳方面を目指す。昨シーズン5回程度訪れた私の最も好きなコースです。常に槍・穂の雄姿を見ながら歩くこのコースは、いつ来ても飽きることを知りません。ヤマレコを見ても今のところ、このコースの情報がほとんど無いため、とりあえずいけるところまで行って、だめなら引き返す方向でスタートしました。
ゴールデンウィークに来た時より、残雪エリアがかなり減っていました。前回は沢筋の雪渓を常念乗越まで登りましたが、今回は最終水場から夏道を登ります。最終水場から上は完全な雪道ですが、ステップがしっかり切ってあるのでアイゼン無しでも登れます。但し、雪の緩む午後の下りは、傾斜がきつく滑りやすいので注意が必要です。
横通方面への登りは、直ぐに雪道となります。トレースを頼りにルートをたどりますが、途中でトレースを見失う。そのましばらく歩くが、ハイマツの向こう側に雪の無い正規の登山道を見つけ、本来のコースに戻る。(帰路樹林帯のラスト100メートルほどが積雪のため正規の登山道が埋もれていることが分かる。)横通岳までの縦走路は、ほとんど雪が無く快調なペースで歩くことができる。横通岳から先の縦走路はやや雪が多くなりますが、道筋ははっきりしており、迷うことはありません。但し、トーレスはほとんど見当たりません。
途中までノーアイゼンでしたが、東天井岳方面手前の急斜面のトラバースで、念のためアイゼン装着、ストックをピッケルに持ち替える。その後は危険箇所は無いが、履き替えるのが面倒くさいのでそのままアイゼン着用。途中3本ポールが立っており、東天井岳方面のルートを表示していたが、距離は短いがトラバースの後かなり急な直登となっている。(帰路同じ場所で滑って、意図せぬ尻セード状態となる。)
最後の登りを終えると、大天井岳と大天井ヒュッテが姿を現す。常念乗越から先は誰にも会わなかったが、大天井岳も無人状態、トレースも全くありませんでした。カップラーメンを食べてから、大天井岳登頂、360度の素晴らしい眺めでした。但し、電池切れで写真撮影ができなかったのが残念。燕岳方面稜線の眺めが素晴らしかったので、来週は燕岳から大天井への日帰り登山にチャレンジすることに決定。
雪道ということもあり、夏道より1時間程度タイムオーバーしていたので、気合を入れて引き返す。帰路も常念乗越までは、誰とも出会わなかった。16時30分一ノ沢登山口到着、かなり汗をかいたので温泉に浸かりたかったが、用具のメンティナンスがあるためそのまま自宅に向かう。












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