ニセイカウシュッペ山&アンギラス


- GPS
- 07:15
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,063m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:15
天候 | 晴れ 後 曇 一時 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
(13km未舗装が続きます、ラスト2kmくらいは洗堀されていて路面状況が悪くて車高の低いクルマは厳しいかも) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口〜ニセイカウシュッペ山は良く整備された登山道。序盤の30分の泥濘がひどい以外は超快適な道のりです。 ・ニセイカウシュッペ山〜アンギラスは草藪、急勾配、ルートが分かりにくい岩場、ハイマツラッセルなどいろいろと難所があります。特にアンギラスのピーク手前のハイマツラッセルは背丈を超えていてかなりエグい。。 |
写真
感想
(第11次北海道遠征)
8/10 0日目…所沢夕方発〜宮城県まで移動
8/11 1日目…岩井崎・龍泉洞・安家洞観光〜八戸港(フェリーで苫小牧港へ)
8/12 2日目…苫小牧上陸〜風不死岳&樽前岳登山
8/13 3日目…ニセイカウシュッペ山&アンギラス登山
8/14 4日目…北竜町ひまわりの里観光〜黄金山登山
8/15 5日目…函館港〜[フェリー]〜青森港〜所沢着
北海道遠征3日目(上陸2日目)は一気に道北へワープして北大雪のニセイカウシュッペ山へ。この山は登山口までが核心部と言ってもよいくらいアクセスのための林道が長く、13kmに渡って荒れ気味の未舗装林道を運転しないと登山口にたどり着くことができません。全線に渡って大荒れというわけではありませんが、ラスト2kmくらいは路面の洗堀が進んでいるので溝にタイヤが嵌ればスタックする恐れもあるのでかなり神経を使って運転しました😓
ニセイカウシュッペ山の登山道そのものは荒れた林道とは対照的にかなり歩きやすい部類で、序盤30分間の泥濘地獄さえ乗り越えてしまえば山頂までサクサクと歩いて行けます。急勾配も全くないので登りも下りも本当に快適です。
登山口から1時間くらいで森林限界を抜け、その先は展望も素晴らしいです。遠くに大雪山系や旭川の街を望み、近くでは小槍、大槍、アンギラスなど特徴的なランドマークが次々と展開していくので、変化する景色を楽しんでいるうちにあっという間に山頂に到着!
爽快な展望と道のりに完全にテンションは高まり、ニセイの頂上で景色を楽しんだ後はルンルン気分で次の軍艦山(アンギラス)の縦走路へと駆け出しましたがこれがとんでもない油断でした。ニセイとアンギラスの縦走路にはさっきまでの快適な登山道はどこにもありません。鞍部までは滑りやすい草藪+急勾配、アンギラスの本体部は地獄のようなハイマツラッセルと岩場の連続です…。
アンギラスは見た目が見た目なので岩場だらけなのは想定していましたが、まさかのハイマツ地獄に遭うのは本当に想定外😰
以前にもどこかで似たような体験をしたけど、何だったっけなぁ?などと記憶を探りながらアンギラスのピークを目指していましたが途中で思い出しました。そうそう、このハイマツラッセル、幌尻岳へ向かう時に北戸蔦別岳で味わったハイマツ地獄にそっくりです(笑)
そんなわけで、アンギラス君のハイマツ攻撃を喰らったおかげでピークに辿り着く頃にはHPすべて吸い取られてもうヘトヘト。当初は余裕があればさらに足を延ばして平山辺りまで縦走てやろうなどと考えていましたが、現実はアンギラスから一歩たりとも先へ進む気にはならず、ピークで1時間ほどゆっくり休憩して体力回復を図ってから撤収…😇
優しいニセイカウシュッペ山と手強いアンギラス君。
なかなか対照的なセットでとても心に残る山行になりました。
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