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Yamareco

記録ID: 475514
全員に公開
沢登り
札幌近郊

無意根山・白水川〜薄別登山口

2014年07月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
oichanchan その他4人
GPS
13:48
距離
25.1km
登り
1,232m
下り
1,203m

コースタイム

5:05 白水川林道入口出発
5:40 林道終点(530m付近)
6:15 入渓(640m付近)
7:22 780m二股 7:35
7:40 790mゴルジュ 7:55
8:10 850m大滝 8:15
8:30 林道(940m付近) 8:50
9:30 1020m二股 9:40
10:05 1080m二股 10:10
10:43 源頭(1200m付近) 11:03
11:17 ヤブ漕ぎ開始(1260m付近)
12:15 刈分道跡発見(1290m付近)
13:50 明瞭な刈分道(1360m付近)
14:55 無意根山頂上(1460m) 15:15
16:35 無意根尻小屋 17:00
18:00 車デポ地
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
下山口の無意根山薄別登山口
2014年07月06日 04:40撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 4:40
下山口の無意根山薄別登山口
白水林道で羆の糞を発見
2014年07月06日 05:37撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 5:37
白水林道で羆の糞を発見
左岸の踏み跡をたどる
2014年07月06日 05:46撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 5:46
左岸の踏み跡をたどる
踏み跡から沢を眺める。この辺は滑床で快適な場所だが、沢を歩かず時間を稼ぐ。
2014年07月06日 05:57撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 5:57
踏み跡から沢を眺める。この辺は滑床で快適な場所だが、沢を歩かず時間を稼ぐ。
さらに左岸の踏み跡を進む。なかなか歩きやすい。
2014年07月06日 05:57撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 5:57
さらに左岸の踏み跡を進む。なかなか歩きやすい。
入渓地点
2014年07月06日 06:16撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 6:16
入渓地点
簡単に通過可能な小滝
2014年07月06日 06:39撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 6:39
簡単に通過可能な小滝
左岸に崩落斜面が出てくる
2014年07月06日 06:53撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 6:53
左岸に崩落斜面が出てくる
簡単に通過可能な小滝
2014年07月06日 06:58撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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簡単に通過可能な小滝
ゴルジュ手前の780m二股
2014年07月06日 07:28撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 7:28
ゴルジュ手前の780m二股
ゴルジュ。右岸をフリーで登るか、フィックスロープを使うかして通過する。
2014年07月07日 20:56撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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ゴルジュ。右岸をフリーで登るか、フィックスロープを使うかして通過する。
2014年07月06日 08:10撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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850m付近の大滝
2014年07月07日 20:53撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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850m付近の大滝
大滝上方から来た方向を振り返る
2014年07月06日 08:16撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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大滝上方から来た方向を振り返る
2014年07月06日 08:22撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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通称「土管」
2014年07月06日 08:31撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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通称「土管」
林道は流されていた
2014年07月06日 08:33撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 8:33
林道は流されていた
2014年07月06日 08:56撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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2014年07月06日 08:57撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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2014年07月06日 09:04撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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7/6 9:04
2014年07月06日 09:23撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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白いドーナツ
2014年07月06日 09:27撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
1
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白いドーナツ
キャンプ地跡
2014年07月06日 09:30撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 9:30
キャンプ地跡
1020m二股
2014年07月06日 09:31撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 9:31
1020m二股
2014年07月06日 10:01撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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1080m二股
2014年07月06日 10:04撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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1080m二股
もうすぐ源頭
2014年07月06日 10:42撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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もうすぐ源頭
源頭
2014年07月06日 10:43撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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源頭
源頭から無意根山山頂を望む
2014年07月07日 21:07撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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源頭から無意根山山頂を望む
雪渓を行く。後ろに見えるは中岳
2014年07月06日 11:11撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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雪渓を行く。後ろに見えるは中岳
雪渓を頂上方向に進めるだけ進む
2014年07月06日 11:13撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 11:13
雪渓を頂上方向に進めるだけ進む
刈分道らしき形跡を発見
2014年07月06日 12:13撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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刈分道らしき形跡を発見
刈分道らしき場所から来た方向を振り返る
2014年07月06日 12:17撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 12:17
刈分道らしき場所から来た方向を振り返る
僕の前に道は無い、僕の後ろにも道は無い・・・
2014年07月07日 21:12撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
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僕の前に道は無い、僕の後ろにも道は無い・・・
まだまだヤブ漕ぎ中だが、比較的歩きやすい場所
2014年07月06日 13:07撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 13:07
まだまだヤブ漕ぎ中だが、比較的歩きやすい場所
中岳を背景にヤブ漕ぎ仲間を撮る
2014年07月06日 13:16撮影 by  SO-02C, Sony Ericsson
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中岳を背景にヤブ漕ぎ仲間を撮る
間もなく頂上に到着
2014年07月06日 14:53撮影 by  CA8 , SANYO Electric Co.,Ltd.
7/6 14:53
間もなく頂上に到着
源頭〜頂上までのトラック
2014年07月09日 21:55撮影
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源頭〜頂上までのトラック

感想

白水川を遡り、無意根山に登る今回のルートは、2002年に登って以来12年振りであった。このルートは以前、所属する山岳会の新入会員に対する沢入門で使われていたルートであり、12年前も沢入門で行ったのであった。しかしその後、源頭から頂上まで続いていた刈分道は時とともに無くなり、今では沢入門はもちろんのこと、このルートから頂上を目指すことは殆ど無くなった。

今回このルートを選んだのは、刈分け道がどのようになって難易度が増したか自分の眼で確かめることと、GPSを使ったルートファインディングでどれだけ確実に頂上を目指せるかを確かめるためであった。

行動開始を5時としたので、前日から下山口である薄別登山口に前泊し、山行メンバーと酒を酌み交わしながら親睦を深め、次の日の登頂成功を祈念した。

行動当日は3時半に起床し、各自朝食をとり、4時半に当日参加のメンバー合流。あらかじめ森林管理署に入林申請し、林道のゲートの鍵の番号を教えてもらい、宝来沢林道の第二ゲートまで車を入れ下山のためにデポした。

5:05白水川林道入口出発。白水川林道は車が入れないのでここから歩きである。林道の途中で羆の糞を発見。当然のことながらここは羆の生息地である。5:40林道終点、誰かの焚き火跡がある。ここから入渓可能だが、先を急ぐため左岸に渡り、昔の踏み跡を辿る。この踏み跡は以外に歩きやすく、予定よりも短時間で通過できた。

6:15,640m付近から入渓。直登可能な小さな滝をいくつか超え、680〜690m付近のS字カーブを過ぎると左岸に白い崩落斜面が見えてくる。崩落斜面が終わる過ぎると780m二股、ここでゴルジュ通過に向けてしばし休憩。790mのゴルジュは残置ロープを使い「ゴボウ」で登る。


ただし30代の岩経験者の若者は新人にも関わらずフリーで登った。流石である。


さらに15分くらいで大滝到着。ここも快適に通過。

さらに15分くらいで通称「土管」と呼んでいる林道と交差するところ(940m付近)に到着。この林道も大雨等で崩壊していた。最近はここから林道を使って下山する人も多いが、我々はさらに先へ進んだ。この先も快適な滝がいくつかあり楽しむことができる。


途中、自然が造った白いドーナツを発見した。


1020m二股にはテン場跡があり、前日に誰かがキャンプした様子が伺えた。1080m二股は左も右も滝になっている。いつもだと楽な右股を登ってから左股に戻ったが、今回は左股を直登して通過した。



10:43源頭(1200m付近)に到着。この時期は雪渓が残っているので快適な場所である。目指す山頂も見えた。いよいよここからが今回の核心部である。刈分道は稜線のやや京極町寄りにあることを知っていた。以前なら源頭からさらに延びている沢形を詰めて刈分道を目指したが、今回は刈分道は無いに等しいと判断し、雪渓を無意根山側に進めるだけ進み、11:17ヤブ漕ぎに突入した。

ヤブ漕ぎ開始から約1時間後の12:15、刈分道らしい跡を発見し、ここから頂上へ向きを変え進んだ。しかし、刈分道跡はただのヤブと区別が付かなくなり、99%ヤブ漕ぎ状態。それでも何とか歩きやすいところを見つけて進み、ようやく13:50頃1360m付近で明瞭な刈分道を発見した。ここから先はハイ松が被っているものの腰まで程度の高さなのでさほど苦労をせず無意根山頂上に到着することができた。

下りは薄別コースを使ったが、いつの間にか通称「シャンツェ」から無意根尻小屋へ行く途中の登山道が付け替えられていることに気づいた。無意根尻小屋でしばし休憩し、18時に車デポ地に到着した。

今回、メンバーのひとりが、腰の調子が悪くペースが上がらなかったので、行動時間は約13時間となったが、メンバーの足並みが揃っていれば、11〜12時間くらいだったと思われる。

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