記録ID: 5133625
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山滑走
北陸
極楽坂山 ラッセル&ゲレ滑走
2023年01月29日(日) [日帰り]


体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:31
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 784m
- 下り
- 779m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:31
距離 10.1km
登り 785m
下り 781m
天候 | 曇時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪されていて感謝。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・自宅を出るときは気温-2℃。山に入ってからどんどん気温が下がる。 立山町に入ってから除雪はやはりしっかりされていた。 天候が良さそうで早くから車がスキー場方面に上がっていく。 大山歴史民俗資料館の駐車場に一番乗り。 ・スタート地点:標高420m 気温-6℃ 曇空だが青空がのぞく。 前日に新雪が積もったようだ。資料館の裏から杉林に取り付く。林の中は雪が少なく助かる。大分薄いトレースがある。 すぐに林道に乗り上げるが、そのまま杉林に入る。 尾根にでた後は尾根伝いでそのまま登っていく。標高500m辺りはブナも出てきて雪深くなる。 新雪ラッセルとなっていく。太陽の日差しが差し込むが指先は冷たい。 標高520mを超えるとやや平坦になる。赤坂平というらしい。 ほぼフラットなブナ林の中をラッセルで進んでいくと林道に出た。 トレースが確認できたのでそれを追う。 林道を少し進んで右手の杉林を登っていく。 林の中は小枝が出ているが雪が少なく快適。標高を稼ぐ。 標高600mを超えると次第に杉林の上部に。 杉林の最上部を過ぎると尾根は狭くなりブナに変わる。 ここは雪が深く深雪キックターンの連続で標高650mまでアルバイト。 ドカ雪気味で大変でした。 この辺で進路は東へ。ただし、深雪ラッセルは変わらず。 新雪が載った木の枝が行く手を遮る。また、上部からの雪の爆弾も絶えない。 風が吹くと新雪が落ちてきて大変でした。 淡いトレースを参考に進むが深い雪のラッセルが続く。 標高750mでようやく夏道に出る。ブナが中心なので雪深い。 ここまでが第一の課題。 夏道も雪が深く膝下ラッセル。キックターンを交える。 ただし、杉林が交互に現れるので、林の中を積極的に歩くと雪が少なく助かった。 標高850mからも杉林の中で標高を稼いでP894を通過。 ここから標高950mの金山ゲレンデトップまで急な坂となる。 ここは深雪のキックターンで確実に進む。 錆びたリフト設備が見えるとポコに乗り上げ。 尖山から大辻山の稜線や富山平野の眺めが良い。 後ろに鉢伏山が木立越しに見える。 ここから平坦だがラッセルは続く。 やがてスキー場からのスノーボードのトレースが付いていたので、 トレースを使いラッセルから解放される。 スキー場の境界を超えるとスノーボードの滑った跡が多数あり高速道路。 ひと登りで極楽山山頂。今日はスキー場のエキスパートコースを滑る予定だ。 併設のリフトは止まったままだ。 おにぎりを頬張り滑走準備。雲がかかり出し天候悪化の兆し。 ボーダーやスキーヤーがグループで滑っていく。 途中で休んでいる人はいないので、やはり上級コースだ。 ゲレンデはボードの滑走によりパウダーは少なくなだらかなコブが連続。 それでも急勾配で薄い新雪が載ってい箇所があり、ポンでも滑走できるものだ。 満足感もなく、こんなものかと思いながら一気に滑って林道に合流。 足がパンパンになる。休日はダメですね。 今日はまだまだ終わらない。後半戦に備えてお湯でカップ麺を速攻で作り腹に納める。 シールを付けて亀谷林道を進む。暫くはトレースありで助かりました。 リフトの反対側の広めの斜面に取り付いていた。 どこまで広いかは下からは分からなかったが、勉強になる。 ここから先はトレース無しでまたまた単独ラッセル。 黙々とラッセルして金山ゲレンデ下部に到達。やはり若木が大きくなり藪になっている。ただ、西側から上に広い斜面が付いているが上で藪に覆われている。 金山ゲレンデは若木の藪で滑るのは大変な感じがする。 当初の計画通り、夏道の登山口までラッセル。 林道ショートカットか標高750mまでラッセルか? 上のトレース合流は枝処理が結構ありそうなのと、 登山口の尾根の西の斜面は、冬に初めて見たがブナの疎林が続いていた。 まずはここを滑り林道ショートカットしよう。 斜面に飛び込んだがすぐにV字谷形状となり、その縁をトラバース気味に進むしかなかった。谷間は雪でパックされていたが危険なので回避しながら林道に出た。 林道が出た地点はほぼフラットで雪がこんもり。負荷になるので再びシールを付けてラッセルとなった。距離で400mほど歩いてようやく登りのトレースに合流。 トレースはスノーシューが歩いて行ったようで段差で見事に凹凸が出来ていた。 ここでシールを剥いで滑走だ。ブナの平坦区間から杉林をこなして滑り込む。 北斜面で雪が生きていて軽く助かりました。 あとはトレースボブスレーでゴール。 |
写真
撮影機器:
感想
先日の寒波襲以降、ある程度の積雪があり、平地でも脇道は除雪が間に合っていない、雪の状態も不安定だろう。
こうした背景があるので、近場で除雪がしっかりされる立山山麓方面からピックアップ、極楽坂山に行くことにした。
この山は通常ではピストンするコースが定番だが、今回は極楽坂山の山頂からスキー場のエキスパートコースを滑走して、亀谷林道で戻る周回ルートにしてみた。
山頂までの登りは深雪に藪、落雪に苦労したもののそれほど体力は削がれなかった。
ゲレンデ滑走は思ったほど悪い状況でもなく何とか足が売れずに無難に滑走。
このコースでの滑りはあまりにも味気ないので二度目はないだろう。
亀谷林道ではBCスキーのトレースがあったので利用させてもらう。
夏道の登山口まで延々とラッセルが続いたが集中力は切れなかった。
登山口から林道ショートカットで滑り込むが呆気なく終了。平坦路でまたまたシール走行でラッセル。
ようやく見慣れた風景が見え、トレースに到着。後はトレースボブスレーで自動運転。足裏だけ疲労感が残り、心地よい気分で終了。
ちょっと変わったコース取りもたまにはいいだろう。
久しぶりの単独ラッセル、天候にも恵まれ良い体力作りになりました。
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