広島南アルプス西縦走 鈴ヶ峰から高峠山まで


- GPS
- 06:14
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:13
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所なし |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
鈴ヶ峰団地そばのコインパーキングに車を置き、すぐに登山口へ向かった。
出発が予定より遅れたため、序盤は歩幅を大きく取り、息が上がらぬ程度の速足で鈴ヶ峰を登る。
山頂では雲が垂れ込める空の下、広島市街の街並みだけがくっきりと見えたが、瀬戸内の島々は輪郭すら確認できなかった。
長居はせず尾根道へ歩みを進める。
鈴ヶ峰から鬼ヶ城山に続く尾根道は勾配が緩く、足取りが自然と軽くなる。
道幅が安定している区間が多く、必要なら軽く駆けることもできる。
鬼ヶ城山の山頂に立つと眼前に海が広がり、曇天でも瀬戸内海の存在感は大きい。
ここで出会ったご婦人と短く言葉を交わし、次の行程へ向かう気力が高まった。
鬼ヶ城山を下り、草津沼田道路を慎重に横切って再び山道へ。
見越山・柚木城山へ続く急階段が始まり、一段一段を確かめながら登る。
登り切った樹林帯の静かな山頂で、正午過ぎに柚木城山へ到着。
握り飯二つで補給しながら、送電鉄塔の機械音や麓のショッピングセンターの放送を耳にし、山と街の距離の近さを実感する。
補給後の道は再び緩やかになり、大茶臼山の展望岩に至る。
振り返れば辿ってきた稜線が連なり、その向こうに広島市街が広がる。
立石城跡の立札を確認して山頂へ向かったが、濃い樹林に遮られて展望は得られず、そのまま畑峠へ下った。
畑峠の分岐では宗箇山方面を選択。
緩やかな下りの後に車道を少し歩き、再び山道に入り直す。
宗箇山の山頂には展望案内板が設置され、市街地の眺望が抜群だった。
最後に高峠山を踏み、己斐大迫団地へ向けて下山する。
住宅地に近づくにつれ道は整備が行き届き、歩く速度が自然と上がる。
団地入口のバス停で少し待つとバスが来たため乗車し、鈴ヶ峰の駐車場へ戻った。
行動時間は休憩を含め約六時間。
全体的に険しい岩場や鎖場はなく走れる区間も多いが、柚木城山周辺の急階段は濡れると滑りやすいので注意が必要だ。
市街を望む多彩な展望と公共交通機関を利用したアクセスの良さが際立つ、印象深い縦走路である。
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