大雪で新雪の赤坂山でまさかのラッセル
福井県
滋賀県
norun
その他1人 
体力度について
- GPS
- 08:12
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 740m
- 下り
- 710m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 8:11
| 天候 | 曇り時々雪 頂上は吹雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山ポストは温泉さらさの横、案内所の前にあります。 |
写真
鉄塔近くへの直登コース。パーティの方々は冬尾根を行かれ、私たちはもういっそ夏道でトラバースしようとしてみましたが、胸まで埋まりーの、斜面崩れで振り出しに戻りーの。なんかもうわけわからん状態で這い上がりました。一瞬ものすごくいい青空。（現実逃避の一枚）
8
感想
お正月の大雪から後、雨が降ったりしてはたして雪があるのかしらと思いながら向かった赤坂山。
雪がないどころかとんでもない大雪でした。
昨夜からの新雪がかなり降り積もったようで、時には胸まで踏み抜くくらいの深さ。
昨年2月はアイゼンのみ（東屋まではアイゼンもなし）だったのでそれくらいのつもりで来てる私たちはあきらか装備が足りません。(持ってもないし）
大丈夫かコレ、と思いつつも東屋で白谷方向から来られたパーティが先行しているのに追いつき、なんとか後を追いかけながら四苦八苦で登頂しました。
冬は尾根道を行くべき、と聞いてはいましたがここまで新雪が深いと
みんな崩れて尾根すら上がれないものなんですね。
時々自分たちだけで夏道をラッセルしてみました。どっちが良かったのかはよくわかりませんが
あまり雪山に慣れてない私たちには急がば回れで夏道の方がマシだったのかも。
鉄塔ピークからはお約束の強風です。氷の粒みたいな雪が真横から来て
サンドブラスターの中にいる気分でした。痛い。
ホワイトアウトだったし、正直自分たち二人だけだったらとっくに撤退してるだろうなとぼんやり思いながら
6人パーティを追いかけつつなんとか頂上に立ちましたが
もしかしたら少し判断能力が落ちてたのかもしれませんね。怖いなー。
速攻でUターンして帰ろうとしたらたった30分前のトレースが消えてます。
ホワイトアウトだし、目標物のない平原だし、さすがに血の気が引きました。
そういえば往きに遠目にお地蔵さんの位置を確認したことを思い出し
同じように見える場所まで何とか行ってみると、うっすらうっすらトレースの跡らしきものが…＼（：▽；）／やったー。生きて帰れる（わりとマジでそう思った）
お地蔵さんありがとう。
くだりは冬尾根を使いましたが、あまりに傾斜が急すぎて尻セードというか
もうリュージュで降りました。
登り5時間、下り2時間。はやいはやい…
なかなか滅多にない大雪新雪体験でした。
スノーシューの向き不向きやアイゼンが利く道利かない道、やっぱりスコップ必要かな、とかいろいろ勉強になりました。今日はワカンの方が良かったみたいです。
手袋は3枚必要ですね（:_;)あとホワイトアウトでは私の真っ赤なジャンパーが相方のいい目標になったそうです。ほー…
正直カテゴリは「雪山ハイキング」ではなく「雪山ピークハント」にしたいくらいの危険で大変な赤坂山でした。
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