頭陀ヶ平 (花と雪の木和田尾にハートの奇跡)

- GPS
- 08:26
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,218m
- 下り
- 1,201m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
尾根上の雪は、坂本谷分岐から上にたっぷり。 谷にも雪がびっしり。 |
写真
感想
春まだ浅い木和田尾に行ってきた。
花と雪狙いに、オプションでホワイトデー企画を追加。
ちょっと欲張りな計画だった。
まずは、清楚で可憐なセリバオウレンを見つける。
気を良くして、いそいそとフクジュソウのコバへ。
ところが、あらぬ事に黄色い妖精は見当らない。
かろうじて、片隅に咲くわずかばかりの群生を見つける。
ホッとした後は雪モード。
雪のたっぷり詰まった谷を登り上がる。
L202鉄塔下でトレースに合流。
いつになく雪の状態はいい。
谷は絶好のシリセードコースとなっている。
雪の状態に気分を良くし、このまま一気に頭陀の稜線に上がった。
稜線からは、伊吹と両白山が等間隔にきれいに並んで見えた。
御嶽と乗鞍は?と目を凝らすが、よく分からない。
モコモコとした雲にカムフラージュされ、山か雲か見分けがつかない状態だった。
霊仙は、滝雲のような雲に完全に飲み込まれている。
すぐそばの御池ですら、雲がまとわりついていて天気は悪そう。
でも、すぐ隣のここは信じられない程のいい天気。
快晴の空の下で、降り注ぐ春の陽光と雪の反射に春山を実感する。
乾いたヘリポートで食事をした後、ちょいと日向ぼっこ。
自然とあくびが出てくる。
風に冷たさを感じ始めた頃、思い出した。
ホワイトデー企画だ。
斜面にハートの軌跡を描きに行かなくっちゃ。
そう思うと、シリセードを交えながら予定の場所に向かった。
ところが、基点とするはずだった中電小屋が見あたらない!
素通りしてしまい、下り過ぎてしまった。
気を取り直して、ザックをデポし、描画をスタートする。
しかし、地形が思ったより険しく、なぜかgpsの反応もすこぶる鈍い。
軌道修正が思うように行かず、結果は散々。
ガタガタハートになってしまった。
楽しみにしていた谷のロングシリセードは、残念ながら出来なかった。
谷へ下るポイントまでは、かなり登り返さなければならず、
ザックを背負った時点で、もうその気力は無くなっていた。
こんな時は、無理しないで、このまま鉄塔巡視路を下った方がいいな。
そう自分に言い聞かせ、坂本谷分岐までの木和田尾最後の雪歩きを楽しみながら下山した。
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