六甲山(有馬三山・天狗岩南尾根)

- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 844m
- 下り
- 993m
コースタイム
9:45−妙見寺ー9:55
10:22−灰形山ー10:27
11:10−油槽谷山ー11:15
11:22−油槽谷峠ー11:23
12:26−極楽茶屋跡ー12:31
12:46−フードテラスー13:21
13:48−天狗岩南尾根下山口ー13:51
14:45−寒天橋ー14:55
渦森橋バス停着ー15:07
| 天候 | 晴れたり曇ったり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
感想
◆ 一昨日は、大阪でも雪がちらつく、遅い寒波の襲来があって、最高気温が8度と寒い日だったが、今日もその名残で、予報は4〜10度だ。風も強い。
今年は、昨年の台風以来、紅葉谷がややこしいので、魚屋道を登ることが多いが、そればかりでは面白くないので、今日は裏六甲の有馬三山にする。
◆ 有馬三山とは落葉山、灰形山、油槽谷山(「ゆふねたにやま」と読む。昔、温泉のゆふねを作るのに、油槽谷から木材を切り出したのでこの名が付いた)を指す。これと、油槽谷峠から極楽茶屋跡までの起伏の多い尾根を番匠屋畑尾根と言い、二つ合わせて裏六甲縦走路と言っている。
◆ 最初の落葉山の上には、妙見寺と言ふ日蓮宗の寺院がある。登山口は阪急バス案内所の向かい側を右に入ると、妙見寺参道と書いた石柱がある。コンクリートの石段と道が山頂まで続く。最初から170mを一気に登る。ここから山道になるが、寺院の30m位先の右側の藪の中に三角点(533m)がある。
◆ 道は次の灰形山に向かうが、一旦50m下る。石がゴロゴロした歩き難い道で、狭い岩稜が続く。コルから灰形山の登りになると、普通の登山道になるが、この縦走路の中で最も急な、高度差約140mの上りが待っている。
余り急で、木の根や幹を掴んで、まるで三点確保で登って行くことになる。
◆ 最後が油槽谷山だ。一旦灰形山から60m下り、240mを登る。灰形山よりほんの少し斜度は緩くなるが、その代わり標高が2倍位になるから、そのしんどさは灰形山の比ではない。
その上、尾根が平坦になったと思って、やっと着いたかと思っていると、まだ先にピークがある。二つ目のピークも山頂ではない。三つ目のピークが山頂だ。
◆ 次は、油槽谷峠だ。これもまた短いが、110mを、急坂を下って峠に着く。此処まで登山口から2時間。これで紅葉谷コースだったら、まだ油槽谷出合だ。有馬駅から40分の所だ。
そして、ここからも、極楽茶屋跡までピークが二つあり、時間的には今迄の半分だが、距離的には未だ半分が残っている。
◆ その途中に、P752 の三角点がある。次のピークがロープウェイの鉄塔だ。何時も下りが通った後に直ぐに上りが通るので、この直ぐ下が丁度中間点らしい。
そして、最後の登りが始まる。次第に急になり、丸木の階段が続く。やっとこさで尾根に上がると、坂も緩やかになり茶屋跡に着く。
南側の展望は全く無かった。まるでガスの中みたいだ。ガスか黄砂か分らない。
ガーデンテラスのフードテラスまでは、もう一山越えなくてはならない。
◆ 今日は風が強いと言ふ予報だったので、外で食べるのは寒いと思って、初めからその積りで巻き寿司だけを買って来た。フードテラスでは、搔き揚げ天ぷらうどんを注文する。此処のうどんもそれ程美味いと言ふ訳ではないが、一軒茶屋に比べるとうんと美味い。
遅い昼飯を食べてると、雪がちらついてきた。気温2〜3度だろう。
◆ 下りは何処にしようかと思ったが、今日は寒いし、午前中働き過ぎたし、早く下りたいと思って天狗岩に行って、南尾根を下る事にする。
天狗岩へは、南にゴルフ場と同じ道を途中まで進み、車道を横断して西側の歩道に入る所を、横断せずに、車道をそのまま進むと、道は左に曲がって下って行き、元オリエンタルホテル(今は廃屋)の前に出るので、その下の三叉路を左に曲がる。
やがて、右手にロープウェイの鉄塔がある所から、右(南)に入る道が天狗岩南尾根道だ。
◆ 鉄塔の向こうを一寸登ると、天狗岩と言われる大きな岩があり、六甲山の中でも最も展望が良い所に出る。
しかし、今日は近くは見えたが、遠く大阪湾や西の方は全く見えなかった。多分黄砂の所為だと思われる。
東に、東お多福山とその長い尾根がよく見えた。その手前の芦屋ゴルフ場。その左手には西お多福山。その上に最高峰のアンテナ。後ろには、さっき下りてきた凌雲台。右手(西)には麻耶山。
◆ 天狗岩南尾根、この尾根は真っ直ぐ南に、短いのに約480mを一気に下るので傾斜が急で、その殆どが丸木の階段だ。下りだしてから気が付いた。もっとのんびり下れる道にすれば良かったと。
最後の方は、膝に来て足が攣るのではと心配したが、こけないようにゆっくり、気をつけて下る。しかし、確かに早い。下山口から、西山谷の入り口の寒天橋まで一時間だ。
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mesner











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